湘南ファイブ通信

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海老根市政の交代求め藤沢市民が「藤沢市政を考える市民の会」を結成―10月27日― 

2011-10-29 11:18:18 | 環境問題
海老根市政の交代求め
藤沢市民が「藤沢市政を考える市民の会」を結成 ―10月27日―




10月27日、市民の声を聞かずに独断専行を進める海老根藤沢市政に対し、来年2月の市長選挙で、市長の交代を求め、藤沢市民が「藤沢市政を考える市民の会」を結成した。
集会には多数の市民が参加し、規約、役員を決め、市長候補問題、政策素案などについて論議した。同会代表には、小林麻須男氏 (090-6317-5547) が選出された、
市長候補については、海老根市政を代えるための、幅広い共同候補を持とうと訴えている。
同会では、11月中に共同候補を決め、12月には市長選勝利決起集会を持ちたいとしている。
政策問題について、35項目にわたる「海老根市政のここを代えよう 市民の会の対案」というパンフレットを作成し、素案、討議資料として、市民の皆さんの追加、補足、修正意見などを求めている。
集会の討議の中で、白紙撤回となった江の島水族館跡地買収問題も報告され、海老根市長の後援会会長の会社による土地転がし、6ヶ月も前に作られかのように見せかける「計画書作成期日偽造問題」などが発覚した経過も報告された。参加者からは、こうした海老根市長の市民の意見を聞かない独断専行のやり方に対し、市役所や市民会館建て替え問題も含め、厳しい意見が続出した。
結成集会で採択されたアピールは、下記のとおり。


「藤沢市政を考える市民の会」アッピール 
     ―海老根市政を代えるための、幅広い共同戦線を呼びかけているー
 


市民のみなさん。市民活動に参加のみなさん。藤沢では、様々な市民運動、要求運動が取り組まれておりますが、現在の海老根市長の下では、なかなか市民要求の実現は進みません。来年2月には市長選があります。子どもたち、子育て世代、働く市民各層から老人まで、多くの市民の望む良識ある藤沢を取り戻すため、私たちは「藤沢市政を考える市民の会」を結成致しました。、みんなで力を合わせ、市民の声が、市政に反映される市長を実現することを訴えます。
藤沢市長の職務は、税金、保険料等を徴収し、2000億の規模の予算編成と執行の権利と責任を有し、及び適正な財政運営(債務状況の改善、市債発行残、債務負担行為、債務保証、その他)、更に市職員3500人(その他、2500人教職員、外郭団体職員、パート3000人)の人事権をもち、7000億以上の公有資産の維持、改善、新設等を管理し、市民の代表である市議会の承認をえて40万市民の健康と安全・安心、個人及び事業者の幸福の追求を保障する責務を有しています。

このような強力な市長権限、及びそれにふさわしい市長像という観点から、この4年間の海老根市政を見るならば、その基本姿勢・資質に重大な問題があると言わなければなりません。
何が問題か、より本質的な事は、上述の市長職務とあるべき市長像と現海老根市政の甚だしい逸脱です。偽善に満ちた市民参加の藤沢未来図、地域経営会議など、松下政経塾思想の導入、「バーベキュー事件などの破廉恥な行動などは、その典型的現れです。市長が、一定の財源の中で何を重点にするかの基本認識に基づいて行政業務の効率化を図ることは、統括責任者の当然の職務ですが、一般市民にとって最も切実な事に、傾斜配分するか」と言う基本認識・手法の適正さの面で重大な欠陥を有しているといわなければなりません。

さらに、年間の海老根市政の下で、小学6年生までの医療費無料化は実現されましたが、国民健康保険料、介護保険料、下水道料金の引き上げや公民館やスポーツ施設の有料化、さらに市民不在の「事業仕分け」によって、多くの福祉事業が次々と廃止や削減においこまれております。      
先の市長選で海老根市長が公約したごみ有料化の負担軽減などは実施されず、また、マニフェストで環境都市を宣言しながら、武田薬品研究所誘致では公害防止を目的とした住民協定を反故にし、危険な研究所排水、バイオ・実験動物排水を市の下水処理場に受け入れ、江ノ島・湘南海岸を汚染にさらさせようとしています。
中学校教科書問題では、教育委員を替え、多くの市民、教育現場の反対を押し切り、戦争賛美の育鵬社版の日本史と公民教科書を採用させました。平和問題では、反核平和を口にしながら戦争賛美の軍国主義的な考えを押しつけるという危険な2面性を持っています。
また、市民が望まない村岡新駅問題を蒸し返す一方、我国に甚大な被害をもたらした原発問題については、消極的対応です。市として脱原発の方針を明確にし、再生可能な自然エネルギー推進都市を目指す必要があると考えます。

このような意味で、市政全般の見直しが必要なのであり、このまま海老根市政を継続させてはならないと考えます。見せかけの人気取り政策、パフォーマンスに終始する海老根市政に対し、市民の声が直接市政に反映される市長を実現させるために、幅広い市民の共同戦線を作り上げることを訴えます。    同会のホームページ  http://fujisawa.deca.jp/

             <同会発行の政策パンフレット表紙>

藤沢市民、来年の市長選で、海老根市長の交代を求め、「市民の会」結成へ ―藤沢バーベキュー事件その4―

2011-10-18 20:41:44 | 環境問題

藤沢市民、来年の市長選で
海老根市長の交代を求め、「市民の会」結成へ
        ―藤沢バーベキュー事件その4―



10月12日、藤沢市民は、違法な火災探知機取り外してバーベキュー等を行った海老根市長の退陣を求め「藤沢市政を考える市民の会」の結成を呼びかける訴えを発表した。
呼びかけ文は、海老根市政の   
①、市民不在の形式と名称だけの「市民自治」、「地域経営会議」
②、恥かしくも全国に知れ渡った火災探知機取り外し「バーべキュー事件 」
③、100条委員会に付託された 不透明な「善行土地の高価買い取り事件」
④、市公有財産の不適切な処理、市民不在の無原則な民活 1400億円にも達する一部
民間企業と結託した市役所、市民会館等の大型施設の建て替え計画
⑤、市民の集まる行事にはこまめに出かけパホーマンスを振りまきながら、役所内では、
職員のやる気をなくす高圧的、ワンマン市政
を批判し、「市民の声が、市政に反映される市長を実現しよう」、「良識の街・藤沢市にふさわしくない海老根市長の独善市政を代えよう」と訴えている。  

  結成集会の日程、場所は下記のとおり。
   開催日時 10月27日(木)18時30分より~
   場所   藤沢市民会館第1展示ホール

藤沢市では、来年2月市長選挙が行われるが、4ヶ月後に迫った市長選を前に、海老根市長を代えようと市長選に出馬しようという政治家は現れていない。こうした中で市民が立ち上がり、市長を代えようという動きが始まったものである。同会は、他団体との協議、調整を進め、適切な候補者を推薦し、海老根市政に反対する幅広い市民の共同戦線を作り上げたいとしている。
そして、違法な火災報知器取り外しバーベキュー事件など、4年間のあきれ果てた海老根市政の現状を見るにつけても、次期市長選ではなんとしても「市民の声が市政に反映される市長」、「良識ある市長」を実現させなければならない、「藤沢市政を考える市民の会」結成集会に、多くの市民のみなさんのご参加を、と呼びかけている。

(呼びかけの全文は、同会ホームページhttp://fujisawa.deca.jp/)



<バーベキュー事件の会場となった藤沢市の職員会館、食堂、火災報知器>








「広報ふじさわ」に掲載された海老根藤沢市長の責任逃れのお詫び文 ー藤沢市焼き肉パーティー事件―

2011-10-13 10:08:58 | 環境問題
藤沢市火災報知器取り外し焼き肉パーティー事件―その3―
    「広報ふじさわ」に掲載された海老根市長の責任逃れのお詫び文



10月10日付けの「広報ふじさわ」に、海老根藤沢市長の違法な火災報知器取り外し焼き肉パーティーのお詫び記事が出された。以下、海老根市長のお詫び文の問題点について、分析してみた。(下記お詫び文参照)

まず、今回の事件を「一時的な火災報知器の不適切な取り扱い」と表現し、消防法に違反する違法な火災報知器取り外しであった事を認めようとしていない所に問題がある。次いで、「職員が消防法に抵触することを確認せず・・脱着した」と表現し、火災報知器の取り外しが違法だと言うことを知らなかったかのように述べているが、これまで4回も同様の焼き肉パーティーが行われ、市の消防長まで出席しながら、知らなかった等という言い逃れは許されない。さらに、今回の事件は、たまたまそこ居合わせた職員が外した訳では無く、市長直轄の企画部から管財部に1週間も前に申し入れたがあっておこなわれたものであり、突発的事件などでは無い。問題は、海老根市長自身が現場におり、自ら藤沢炒麺を焼き、煙がもうもうと立ちこめている中にいながら、火災報知器が鳴らないことを異常とも思わなかったことは、市長自ら火災報知器取り外しを事前に承知していたと言うことである。「市長の給料を1ヶ月3割カット」、「関係職員も処分」、「二度とこのようなことが無いように・・全職員に周知、指導を図る」としているが、今回の事件の最高の責任者が、関係職員では無く、海老根市長自らにあるとの認識が、極めて薄いお詫び文章になっている。。

歴史と伝統のある藤沢市職員が、しかも市の幹部がずらりと顔をそろえている中で、火災報知器取り外しが、違法で無い等と思っている職員が一人もいないハズは無い。分かっていても黙っていたと言うのが今回の事件である。結局、今回の事件は、海老根市長になってから進められている、市長の意に沿う職員に対してはこうしたパーティーをやり厚遇する一方、違った意見を言う職員に対しては恫喝するといった、海老根市長の自由にものが言えない高圧的職場管理の結果に他ならない。違法を違法と言える良識ある藤沢市役所を取り戻すには、海老根市長のような、職員に対し小威張りし、意に沿う取り巻き職員を厚遇するような市長そのものを替える以外にないのではないか。(k)


<「広報ふじさわ」に掲載された海老根市長のお詫び文>


海老根藤沢市長に対する甘い処分、違法な火災報知器取り外しバーベキュー事件

2011-10-06 06:26:13 | 環境問題

海老根藤沢市長に対する甘い処分、違法な火災報知器取り外しバーベキュー事件


藤沢市議会は、海老根市長に対し、減給1ヶ月 10分の3の甘い処分

10月4日、藤沢市議会は、海老根藤沢市長の火災報知器取り外しバーベキュー事件の処分として市から提案されていた給与1ヶ月×30%減額条例を可決した。賛成したのは、自民、公明、さつき会、みんなの党の一部の17名、こんな甘い処分ではダメと反対したのは自由松風会、共産、アクティブ藤沢、民主・社民・ネット、みんなの党の15名、棄権3名(民主・社民・ネット、みんなの党の一部)と言うもの。海老根市長自らが、給与減額条例を提案したものだが、減額と言ってもたかだか30万円、この程度の処分で海老根市長の違法行為を免罪しようとする甘い処分賛成会派の市議会議員の見識が疑われる、

市長が起こした違法行為は、給与減額程度の処分で済まされる問題では無い

今回の違法な火災報知器取り外しは、海老根市長の市政になってから始めた経営戦略会議の職員政策イノベーション制度の表彰式の行事の一環として行われたバーベキューパーティーで起こった事件である。しかも、海老根市長は、これまでも、自らの政策に協力的な職員にたいする表彰、慰労会等を4回もやり、都度、火災報知器の取り外しを行っていたという事である。今回も、市長はじめ副市長、経営戦略会議のメンバーがほぼ全員が出席し、慰労したとのことである。しかもこれまで、火災報知器の設置を推進す部署の消防長まで慰労会に出席していたという。このような、市長を中心とする経営戦略会議の公式行事(下記報告文書参照)に於ける違法行為(しかもそれが常習的に行われてきた違法行為)が、この程度の軽微な処分で済まされるべき問題では無い。

海老根市長に問われているのは、部下に対する管理責任だけで無く、自分自身の責任問題

今回の火災報知器取り外しバーベキューパーティーは、部下が勝手にやった訳では無く、海老根市長が首謀者であり、海老根市長自らが焼きそばを作り煙を出した実行犯である。
議会での報告によると、煙を感知した2階の火災報知器が作動し、2階の職員が止めるよう注意しても「君も一杯飲めや」と言ってバーベキューパーティー止めなかったのは海老根市長自身との事である。海老根市長自身の責任が問われているのに、部下の管理不行き届き程度の処分で済まされる問題では無い。この結果、藤沢市の不祥事が全国に報道され藤沢市の信用が失墜したばかりか、市長の不法行為がゆるされるなら、俺にも市役所で焼き肉パーティーをやらせろ」とのメールが行き交ったり、各家庭での火災報知器設置義務の意義が薄められたり、子供の教育に悪影響を及ぼす事態となったのである。
このような大事件を引き起こした海老根市長に、今、問われているのは、部下に対する管理責任だけで無く、自らの道義責任、市民に対する政治責任である。

海老根市長は、辞任もしくは来年の市長選不出馬で、市民に対する謝罪と政治責任を果せ!

政治家の道義的、政治的責任の取り方は、減給程度で済まされるべきでは無く、辞任もしくは来年の市長選不出馬で、自らの不祥事に対する道義的責任、市民に対する政治責任を果たすべきである。藤沢市には、これまでも酒気帯び運転で職を辞した議員もおり、市長だけが、軽微な処分ですますことは許されない。議会の最終日に、減給処分で事を終わらせようとしても、市民はそれを許さないだろう。