『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第八話

名瀬さんというと、妙に親しみがあるのは、やはり『仮面ライダーキバ』の名脇役名護さんを思い出す名前だからでしょうか（＾＾；。名護さんは公式グッズで「７５３（なごさん）Ｔシャツ」が発売されましたが、名瀬さんも是非「７０３（なぜさん）」ネクタイでも発売して欲しいところです。

さて鉄華団のイサリビは男所帯に女二人。一方タービンズのハンマーヘッドは名瀬さんハーレムと乗員の性別構成が極端な両船。しかし名瀬さん「オレ以外は女ばかり」と言ってましたが、あの赤ちゃんたちもみんな女の子なんですかね（＾＾；。「お兄ちゃんがいなくて寂しいね」とあやしてましたし。もっとも名瀬さんは「男、女、子供」と区別してるタイプのようですな。多分、名瀬さんから見たらアトラはもちろんクーデリア、そして鉄華団の連中も「子供」なんでしょうな。その中で唯一、オルガだけは男と見込んだかも知れません。
マルバ社長はタコ部屋送りか。ちょっと雪乃丞のおやっさんの反応が知りたかったところです。もっともあの予告編もどこまで公式設定なのか分かりませんな。

オルガはギャラルホルンの追跡を逃れるため、一時テイワズの傘下に入るしたわけか。この辺の展開は完全に任侠映画、ギャング映画の乗りですな。鉄華団はばらばらになるわけにはいかないというオルガですが、巨大組織の末端ともなると、そうそうわがままも言っていられない。どこかの時点でテイワズとも袂を分かつ形になるかも知れません。
クーデリアもいずれ地球側と交渉となると、マフィア同然の組織から支援を受けていたとなると、色々と面倒くさそうですからねえ。
テイワズの親分（敢えてそう書く（＾＾；）がどういう人なのかにもよりますが、そうなると名瀬さん一家の死亡フラグがびんびんですな(;´Д`)。それはそうと「タービンズ」はやはり「タービン一家」と意訳した方がいいでしょうねえ（＾＾；。

しかしあれですな。三話くらいまでは、火星はもっと政情が混乱してして、ちょっと街を離れると『北斗の拳』ばりにモヒカンがひゃっはーしてるような無政府状態なのかと思っていたのですが、ここまで見てみると意外と安定しているようです。そうなるとオルガが一番隊の隊長を殺しちゃったのはどんなものなのですかね。しかも残りの一番隊は退職金渡して解雇、自由にしちゃいましたし。火星の警察、公安組織がどうなってるのか分かりませんが、口止め料代わりの退職金を使い果たした旧一番隊の人間が、当局に駆け込んで告発したら、ＣＧＳから正式譲渡された資産が凍結されるかも知れません。

クーデリアの件について名瀬さんが言いかけたことは何だったんでしょうな。
クーデリアは後妻の子だと思っていたのですが、実は前妻の娘でその人が実はギャラルホルン創設に関わる血縁だったりするのでしょうか。故に御輿として担ぐにはもってこいの人材なんですかね。そうなると気になるのが予告編に出てきた謎の金髪女性。あの女性がクーデリアの母なんでしょうか。
ヘタレの父とは違い、クーデリアは母の性格を強く引いているのかも知れません。

次回は兄弟の盃を交わすようで（＾＾；。しかしあの家紋は（笑）。そういえば家紋というのは日本とヨーロッパにしかない風習だと新聞で読んだ覚えがあります。

それにしてもこの作品、相変わらず重力の描写、設定が今ひとつよく分かりませんな。オルガとマルバ前社長のシーンを見てると、銃のストラップやネクタイが下がったりと重力はある様子。また可燃性のガス弾を撃ち込みそれが広がっていき、さらに下方向に滞留してる描写がありますが、その中を鉄華団はほぼ無重力状態で進んでいきます。ガス弾の場合、圧縮していた状態から一度拡散していき、もともとあった空気との摩擦で拡散する運動エネルギーが収まると、あとはそこから広がらないと思うのですが。
人工重力が発生可能で、通路にはごく弱い重力が掛けられてるのかも知れませんが、そうなると今度はＭＳハンガーがほぼ無重力状態なのが謎になりますねえ（＾＾；。
まぁ余り本編には関係ないんですが（＾＾；。