庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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F1 スペインGP

2019年05月26日 18時13分37秒 | F1
……の前に。
F1のレジェンド、ニキ・ラウダ氏のご冥福をお祈りいたします。
映画『RUSH』でも描かれた不死身っぷりを考えると、まだ亡くなったことが信じられません。間もなく決勝が始まるモナコGPでも、当たり前のようにメルセデスのパドックにいるような気がして仕方有りませんが、それはF1ファン、F1関係者が皆思っていることかも知れません。

さてスペインGP。メルセデスがなんと開幕から怒濤の5戦連続1、2フィニッシュ。もうこれは手が付けられませんねえ。決勝を見ていても、フェラーリやレッドブルにつけいる隙があるとも思えませんし、トラブルや天候の急変、貰い事故でも無い限り、当面はこのまま行ってしまいそうです。
そうなるとメルセデスチーム内の勝負となりますが、今回のポールはボッタス。ボッタスが序盤からレースをリードしてくれれば、それはそれで面白い展開になるかなと思ったのですが、レースは一周目、それもターン1で決まってしまった感じです。
クラッチに違和感を覚えるボッタスはスタートで出遅れ二番手スタートのハミルトンに先行を許し、三番手スタートのベッテルにも並ばれたままターン1へ。一つ間違えばクラッシュという局面でベッテルはフルブレーキングで後退。四番手スタートのフェルスタッペンに先を越される事に。ボッタスも二番手に落ち、トップに立ったハミルトンがそのままフィニッシュまで快走という結果に(;´Д`)。
なにげにこのターン1の乱戦にフェルスタッペンが、今までのように遮二無二に突っ込んでいかなかったのは注目点。去年までならチャンスと見て無理矢理飛び込んでいきクラッシュ、リタイアしないまでもクルマにダメージを受けてそのまま下位に沈むパターンが多かったような気がしますが、今回はちょっと後でチャンスを伺い三番手に浮上。そのまま三位フィニッシュ出来たのは成長と見るべきなのかな。一周目ターン1に関しては制したのはハミルトンですが、フェルスタッペンも漁夫の利でフェラーリを食いましたね。何となく四位が定位置化していたレッドブルですが、これで開幕戦以来の表彰台。ガスリーは6位、トロロッソのクビアトは9位でしたが、アルボンは終盤のダブルピットインでミスがあり11位とホンダ勢全車ポイントゲットを惜しい所で逃してしまいましたねえ。この辺のつまらないミスを潰していかないと上位を伺うことは出来ませんね。

最後は退任の決まってるダイムラーCEOツェッチェ氏のトレードマーク、立派なカイゼル髭を全員でつけて記念撮影したメルセデスチーム。もうすっかり勝者の余裕ですなあ。

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