この写真は1983年3月に奥様と二人でハワイを訪れた際、宿泊先のハイアット・リージェンシーからワイキキ・ビーチを撮ったものであります。約30年前の写真ですネ! 今とあまり変わっていないように見えますが、よーく目を凝らしてみると「アレッ?」と気になることがあります。
まず、ビーチ沿いに駐車している車の列ですネ。海水浴客のものと思われますが、今なら即レッカー移動&罰金でしょうネ。カラカウア通りがガラーーーンとしているのもチョイと気になります。信号待ちをしている車がある訳では無し、要は交通量が今と違ってエラク少なかったのでしょうネ。車と言えば30年前に走っていたのは馬鹿でかいアメ車ばかりでした。しかも日本では考えられないようなオンボロ車を平気で走らせていましたネ。奥様の親戚のオバーチャンもシボレーかなんかのオンボロのセダンでホテルまで迎えに来てくれました。
次に、海に目をやるとサーフィンをしている人が見当たりません。念のため、沖の方が写っている写真も確認しましたが、やっぱり見当たりません。今ではワイキキ・ビーチにレンタル用のボードがデーーーンと山のように積んでありますが、当時のサーファーはワイキキやクヒオのビーチには目もくれずに、ひたすらノースショアを目指したのでしょうネ?
30年前と変っていないものもありました。それは、海の中です。一昨年も今回も海に入りましたが、何もしないでジーーーッと立っていると小さな魚が群れをなして周りを囲んでくれるのです。何だか30年前を思い出してホッとしました。