メンタルクリニックに通院した際、各種パンフレットの中に「うつのおしゃべり会」いうものがありました。
社会福祉協議会の一室でうつ病またはその家族・経験者などが集まってざっくばらんに話す場を設けていますよ、というものです。
うつ病に関して自分は、薬は飲んではいるものの、一般的に症状として挙げられているようなことはほとんどなく
順調な日常生活を送っていると、自分では思っています。
ただ、イライラしたり、それがたまると感情のコントロールが出来なくなるということがあるので
もう一歩、もう一歩、踏み出したい心境なんですよね。
主催者はボランティアの一個人で、うつ病経験者の男性。50代後半かと思われますが、
ゆったりと皆さんの話を、相槌をうちながら聞いています。
私も初めて参加ということもあり産後から現在までの概要と今の気持ちを話しました。
(もちろん、皆が会話しているのを聴いているだけでもOKなのですが。)
なんてことはない、ただ、それだけの会なんですが、
こういう会が、もっと早くにあったらよかったなあ。
いや、私が気づかなかっただけかもしれないんですけどね。
そしてこの後、予想していなかった話題が飛び込んできたのです。
会の終わりに、私よりは年上かと思われる女性が私にこういいました。
「私ね、弟が、白血病だったんです。
すでに自分はうつに陥っていて、寛解した弟は体に良いからと気功をはじめて、
姉さんも、もうすこしよくなったら一緒にやろうと誘ってくれて、
それから私も少しずつ良くなって・・・。そんなことを思い出しました・・・。」
帰り道も駅までご一緒すると、
私が部屋に入ってきたとき、パッと明るい感じがしたんですって。
そんな印象もあったものだから、弟のことを思い出させてもらえてよかった、
と、話しだしたのです。
話の流れから聞き取ってどうやら弟さんは亡くなられているようでした。
弟はそういう病気なのにうつ病の自分をいつも気に留めてくれていた。
それが嬉しかったんだろうし、彼女の大切な思い出なのだろうなと思いました。
社会福祉協議会の一室でうつ病またはその家族・経験者などが集まってざっくばらんに話す場を設けていますよ、というものです。
うつ病に関して自分は、薬は飲んではいるものの、一般的に症状として挙げられているようなことはほとんどなく
順調な日常生活を送っていると、自分では思っています。
ただ、イライラしたり、それがたまると感情のコントロールが出来なくなるということがあるので
もう一歩、もう一歩、踏み出したい心境なんですよね。
主催者はボランティアの一個人で、うつ病経験者の男性。50代後半かと思われますが、
ゆったりと皆さんの話を、相槌をうちながら聞いています。
私も初めて参加ということもあり産後から現在までの概要と今の気持ちを話しました。
(もちろん、皆が会話しているのを聴いているだけでもOKなのですが。)
なんてことはない、ただ、それだけの会なんですが、
こういう会が、もっと早くにあったらよかったなあ。
いや、私が気づかなかっただけかもしれないんですけどね。
そしてこの後、予想していなかった話題が飛び込んできたのです。
会の終わりに、私よりは年上かと思われる女性が私にこういいました。
「私ね、弟が、白血病だったんです。
すでに自分はうつに陥っていて、寛解した弟は体に良いからと気功をはじめて、
姉さんも、もうすこしよくなったら一緒にやろうと誘ってくれて、
それから私も少しずつ良くなって・・・。そんなことを思い出しました・・・。」
帰り道も駅までご一緒すると、
私が部屋に入ってきたとき、パッと明るい感じがしたんですって。
そんな印象もあったものだから、弟のことを思い出させてもらえてよかった、
と、話しだしたのです。
話の流れから聞き取ってどうやら弟さんは亡くなられているようでした。
弟はそういう病気なのにうつ病の自分をいつも気に留めてくれていた。
それが嬉しかったんだろうし、彼女の大切な思い出なのだろうなと思いました。