一時退院その１-働いて、癒されて

家に帰る前、散らかってるだろうなあ、片付けるのちょっとめんくさ～と思ってたけど、


玄関に積もり積もった落ち葉→はく

床の間にたまった大量のほこり→ふく

各所に散乱する鉛筆類、紙くず、アイスの棒、丸まった靴下→ひろう

引き出しにこぼれたままの大量の黒ゴマ→つかんですてる

あちこちのごみ箱を集めて回って45L3袋分→だす


不思議なもんで、見つければ見つけたなりに体は動くんですね。

しかも

ミユちゃんの腕・足にポツンポツンと腫れものが。耳も切れてる。

こちらも見つければ見つけたなりに、皮膚科へと足は向き・・・。

行きは半休の主人が送ってくれたので、帰りだけゆっくり歩いて帰りました。


いつもと違う裏の道を通ったら、

いつもの道より高い位置にあって、

いつもはあまり見えなかった、お寺の五重の塔がよく見えました。

五重の塔の横には、薄い色の、まんまるお月さま。

夕暮れ前の空に木々の緑や目前のとうもろこし畑と重なって、

涼しい風もそよそよ吹いて、とってもとってもきれいでした。

「ママ、こっちのみちきてよかったね、"うつくしい"ものがみれたね」

ミユちゃん、そんな言葉、いつから使うようになったの？

うつくしい風景と成長した娘に癒された午後でした。

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