6人部屋・初めての無菌室♪

写真の作品は、個室にいる間、私と子供たちで折って飾ってました

今度の6人部屋は無菌室になっていて、
ドアと部屋の境目はビニールがかかってて
なるべく明け閉めを少なくするようにと言われてマス。

今の私は、トイレ・洗面・廊下まではOKだけど
ロビーに出るのはダメ。

大人の面会は入室OKだけど子供は絶対ダメ。

入るときは、手洗い・消毒を必ずしないとダメ。

濡れたタオル等を部屋で乾かすのはダメ。

生花、ドライフラワーの持ち込みはダメ。

千羽鶴を飾るのもダメ。

ダメな事が多いですな～
でも6人で皆が感染のないようにするためには仕方がないね。

千羽鶴ダメってのはホコリがたまるからなのか
大勢で折るからなのかわからないけど、
念のため、我が家の作品展も終了…
家で飾ってもらうことにしました

個室では大評判だったのにな～ちと残念

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Dr. 交代 ＆ 若い介護士さんの思い出

今日から研修医の担当Dr.が異動で、
(２ヶ月毎に各科をまわる)
上地みたいな(主人はもこみちと表現)Dr. から
ドラマ「美丘」で彼氏役だった人(のような雰囲気の)に変わりました…
上地よりはフレンドリーな感じです(^з^)-☆フレンドリー万歳

研修医ってことは、26、7才位だよね。
新人看護師さんは、今22って言ってたなぁ。
みんなきびきびと、真剣に働いてて
自分のその頃を思い出すと頭が下がります

勤め先の老人ホームの20代職員達も同様で、
80・90は当たり前位のご年配方の、

着替えを手伝い、食事を並べ介助し、おしりを拭いてやり、

男子もお茶をいれ、食器を洗い、洗濯をし、

利用者さんが笑顔になると、自分も嬉しそうにニッコリ笑う。

プロだからあたりまえと言ってしまえば話にならないが、
20代の頃の私だったらまず勤まらなかっただろう。

12年も母親仲間同士でしか交流のなかった私には
若い世代の人達と共に働く事が、とてもとても新鮮で、
介護職を頑張れた一つの要因だったと思う。


──老人ホーム研修で２ヶ月になる頃の話──

ちょうどクリスマスの日に出勤だったんだ。

前日はピアノ発表会があって、
他にも毎日何かしら用があって、疲れてしまい、
それでも頑張って出勤し、お茶入れをしていた私に、
カウンターキッチンから顔を覗きこんで
「メリークリスマス」
といつも私に無愛想なS 君が声をかけてくれた。
その時の彼のニコッとした、やんちゃそうな表情を、
半年たった今でも、覚えてる。

…メリークリスマス──なんて挨拶する事
もすっかり忘れてたから、
びっくりして、嬉しくて、涙でたけど、
かくそうとしてあわてて
「ありがとー…」とか言っちゃったんだよね。

──懐かしい思い出。

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記録２(入院から約１ヶ月)

【採血データ】

●抗がん剤終了・約3週間後→4週間後
WBC→0.3→0.6
SEGMNT→0.0→26.0(%)
RBC→2.60→2.29
HGB→8.2→6.9
PLT →1.6→5.4
MYEL-B→0.0→0.0
レチクロ→1.2→3.4
CRP→1.14→4.18(口内炎腫れだした)

や～っとこさ数値が上がりだした♪
因みに今日も採血あって
WBC→久々の！ 1.0
HGB→ 輸血なし！ 8.3
PLT →一昨日の2倍！ 10.0
好中球→495…今日のはいつもと書き方
違うため比較が？だけど上がってる

まだ油断大敵だけど良かった～

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明日は引っ越し

今日はさらに良い知らせ♪

大部屋が、一つ空いたって!
「どうしますか？」
もっちろ～ん行くに決まっているじゃないですか♪
6人部屋なので、差額ゼロですよ、「０」

ちょうど主人が来てたので、
いらなくなった本やお見舞いの品を持ちかえってもらいました。

今までちょうど１ヶ月…
豪華な一人旅気分を味わわせていただきました…
特別室よ、さよーなら～

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口内炎にアズノール？？？

朝起きると、口の中があんまり痛くない。
いつもはまずそこが一番ツライとこなんだけど
舌もしびれてないし、口内炎の腫れと赤みがひいている。喉も軽い。

朝食も、カロナールなしでおいしく頂いた♪
何でこんな急に？

咽頭痛用にと数日前出してもらったアズノール。
初めてだったのですが、これ、うがいしやすいね
イソ○ンと違って色も薄いし。

なんで１日朝・昼・晩と気になるとき
アズノールでうがいしてたんですよ。

そのせいかな～　不思議だ…


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病院の窓から

♪おおやま～、たんざわ～、そーらあ～おぉく～
みどぉり～あたらしーい～、ふたばの～なかま～♪

この歌を知っている人は私と小学校が同じです
私の卒業した小学校は病院からわりと近く。
この写真は大山・丹沢山地で、
私の病室がある７階ロビーから撮ってみたのですが…

隣の工事の棒で山が隠れちゃってるね
方角としては富士山もあるんだけど、見えないんだって…( ´△｀)ザンネン

すぐとなりの駐車場を潰して病院を立て替えているのです。
旧棟は築40年、新棟が完成したら壊すんだって、
ちとさみしいなぁ。

小学校といえば、クラスの人気者だったSくん。
直腸がんを克服して、脳内出血もあって、
それでも前を向いて力強く生きている。

「働くということで誰かの役に立つんだ、という充実感を感じている」

という彼も、
入院中ベッドの上で、排便障害に苦しんだトイレのなかで、
身体の不自由さを嘆き、日常生活を送ること、
働くことを切望していたという。

この事を知ったのが２年ちょっと前だけど、
今は独立して全国で活躍しているようだ。

私も今はベッドの上、
登山に例えれば険しい登り道。
あきらめずに前に進めばいつかは頂上に立つ――
下山の方がもっと難しいかもしれない

しかしまずは、頂上で澄んだ空気を吸い、
素晴らしい眺めをこの目で見てこなければ。


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なんだかだるいなぁ

また朝がやってきました。

毎晩毎晩、必ず変な夢を見ます。
まったくよくわからない展開で話が進み、
夢の中で、「これは夢だ！」って気付くのに、
夢の中で目覚めて「やっぱり現実だ、どうしよう」って
考えて、ほとほと困り果てて、やっと目覚める…

だいたいこんなパターンです。

そして、大抵は口を開けて寝ているので
口の中はカラカラ、口内炎と喉が１日の中で一番ツライ時間。

あ、今気付いた。マスクして寝ればいいんだ

昨日もそうだったけど、だるくて、頭重くて
熱あるのかな？と測っても37.0止まり。

貧血かなぁ、金曜日、ギリギリ合格ラインで
輸血なかったから。

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パンにはやっぱり♪

晴れやかな土曜日の朝でぇ～す。
朝食は毎日パンを選択して、お気に入りのピーナツバターを塗り
ちょっとずつ、ちぎって口内炎を飛び越えて奥のほうで味わいます

病院の朝食につくのはジャムとマーガリン。
あんまり好みでないので、
給食についてくるような個包装使いきりを探して見つけたのが、

【マービー　低カロリーピーナツクリーム】

これが、美味しいんですよ。程よく甘さ控え目で〓

給食でよく出る四角いやつは15グラム、これは10グラム。
だから食べ過ぎないしその分カロリーダウン。

他にも、ブルーベリージャム&バター風クリーム
ってのと、チョコ&クリームってのも買いましたが、ちょっと甘いかな。


そしてこれ…ご飯食に必ずつく【梅びしお】
…梅はちょっと苦手なんで、パパにあげちゃいます

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時々 ふと 考えること

朝、起きたら、口内炎が真っ赤に腫れてて、
舌全体がしびれるように痛かった。

喉もちょっと痛い
歯もちょっと痛い
ハゲ隠しで巻いてるバンダナも、額が痒くて気になる…

…ため息、ほおづえ、窓をぼんやりながめ…そして

―――最近、時々ふと考える―――

寛解して退院しても、治癒にまで至るのか

治癒しても、再発するかもしれない

骨髄移植しても、体に合うのかわからない

人に大変な思いをさせるくらいなら移植なしで、
いけるとこまで行って、それが寿命だと思いたい

でも

そうしたらあと何年生きられる？

子供たちの成長を

……小学校の卒業式　ピアノ発表会　空手の試合
　　　　中学の制服姿　高校受験　その先の将来への歩み……

みんなみんな見届けたい

――がんも自分の体から出来たものであるから、受け入れ、
がんと付き合う術を見つけて生きる事を考えて
そして元気になって帰って来て――

そんな言葉をくれた人がいて、すごく嬉しかったけど

私が本当に心からそう思えるようになるには
まだまだ、時間がかかりそうだ…


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記録(入院から３週間)

●緊急入院翌日(抗がん剤開始前日)
WBC→0. 9
RBC→1. 81
HGB→6.0
PLT →2. 8
MYEL-B→34%

●キロサイド7日間・イダマイシン3日間　投与
(むかつき・食欲不振・排尿超頻回昼夜問わず)

●抗がん剤終了翌日
WBC→0.1
RBC→2.45
HGB→8.0
PLT →3.3
MYEL-B→測定不能
(むかつき次第に治まる・口内炎発生、肥大化・
下痢続く・微熱傾向・倦怠感
　　→一週間程で回復したがその頃より脱毛開始)

●抗がん剤終了から約２週間後
WBC→0.3
(リンパ球96%単球2%)
RBC→2.5
HGB→7.8
PLT →2.3
MYEL-B→0.0%
(口内炎、再び腫れ痛み強・脱毛前頭部ほぼ全部)



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ニューヘアスタイル

午前中にシャワーを浴びた。

予想どおりに、髪がゴッソリ抜けた。
シャワーで流せば流すほど抜けて両手いっぱいくらいかな～(;_;)/~~~

乾かすと、額の上半分以上はハゲになっちゃってる！
横と後ろに薄く残ってるくらいだ。

抗がん剤開始がちょうど三週間前、
抜けてきたなと思い始めたのが一週間前。
このまま行けば明日の夕方にはなくなっちゃうねぇ

つい30分前は薄毛のおばさん位だったけど
今やもう波平級だよ
他の副作用が軽いから、脱毛も薄毛ていどかなと思ったんだけどね～(-_-)

ハゲた所って確かにコワイぶつけたらすぐ切れそう。
早速、楽天で帽子をチェック〓
買い物できるとなると女は燃えますな～！
決めるのに二時間近くかかっちゃった。

とりあえずバンダナ巻いてしのいでおります。


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今日も変わりなく

ここんとこ5日間ほど体調がよい。
口内炎がまたちょっと腫れてるけど、ふらつきも倦怠感もない。
熱が今日は36.5度とか36.2度とかかなり絶好調な感じ。

これだけ絶好調だと、退院して外来で輸血しながら通っちゃダメですかぁ？
という気分にもなるというもの。

看護師さんにそう話を振ると、
「ご自分では感じなくても、今、(血球の数値)下がりきってますから、油断しないで下さいね」
・・・はい、そうでした…そうですよねf(^^;

昨日も、生理が多い日のせいか、前夜、輸血したばかりなのに
「顔が白い」と看護師に指摘され、するとまもなく
先生がやってきて、あっかんべー、って両目下げられるなり
「あ、白い。」
と言って立ち去った。と、思ったら採血セット持って来てブスッ
「先生、ちょっとあっかんべーしてみて」とお願いして見てみると、
赤い。確かに赤い。私のと全然違う。
結果、ギリギリ合格だったんだけど夜間の出血に備えてってことで、輸血になっちゃったのでした

シャワーも、以前、今日は無理ですね、というので体調良いのになぜ？と聞いたら
白血球が少ないという点では清潔第一なので毎日でも浴びた方がいいけど、
赤血球・血小板の場合はシャワーで急に血圧が上がって脳内出血でも起こしたりしたら、もう致命的だよね(*_*)

そう、何かあってからでは遅いってやつですね…
きっと家にいたらどうしても家事労働せざるを得ないからねぇ主婦は…〓

でもいつまでも個室になんてムリ〓退院もムリ〓
なら別の科でもいいから大部屋お願いしますって
ダメもとで頼んでみたんだけど、

「血液内科はみんな入院が長いし空かないんですよ、
他の科ってことも無くはないけどね、それは後から血液内科に移動させたいが出来ない場合の事なのでね。
うーん…容体によっても優先順位があるので…」

ですよね〓
周りの大学病院が縮小・廃止傾向なのは回転率が悪いからなんかな…

一生懸命考えてくれた先生に感謝です


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ひとのちから

「さしみママさん、Sさんとおっしゃる方がご面会ですがお通ししてよろしいですか？」

インタホンの声に私は思わず飛び起きた。

「はい！わかります、お願いします!!」

勤め先の特養の主任の女性が面会に来てくれた。

グシャグシャだった掛け布団を、
特養の利用者さんのベッドで
そうしているように見映えよく直した。
(離床時はたたむように指導されているのだ)

10日過ぎくらい前にお見舞いに行っても大丈夫か、
という電話が自宅にあったと聞いてたが
それきりだったので、

……もう来ないのかな、忙しいもんね、仕方ないか…

という寂しい気持ちになってしまい、それが、

⇒入って半年のぺーぺーで、
⇒どんくさくて覚えわるくて
⇒しかも病気なんで休ませてくれ～
⇒これじゃ雇う方も困ってるんだろうな～
⇒治ったからって再発の可能性もあるし
⇒きっと迷惑だろうな～(;_;)/~~~(泣)

ってとこまで自分の中で膨らんでいたから
貴重な公休日に、午後は用事もあるというのに、
お菓子やジュースをたくさん持って、
遠い所来てくれた。本当に嬉しかった。

「白血病のこと事、みんなしてネットで調べてたんだよ。やっぱり無理してたのね」
「やっとこれからって時だったのに残念」
「もちろん治癒したらまた来て、
　再発するかもなんてそんなのいいから」

あったかい言葉をたくさんもらった。

病状のことや、今の利用者さんの近況、
雑談もたくさんした。

人の力は大きい。

彼女１人の訪問で、何気ない会話で、

こんなに気持ちが明るくなるなんて…

絶対治して、またチャレンジする。

頑張る

　　　　　　　　　(５月２２日記す)

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サーちゃんにエール

今日は2週間ぶりに子供たちが来る・・・・
・・・はずだったんだけど・・・

サーちゃんだけ、頭痛でダメみたい。
いちばん頑張ってるお姉ちゃんに、いろいろ話をしたかったのにな。

自分のお弁当も自分で作って、夕飯もパパと協力してやってくれて
冷凍食品出しっぱなしで学校行っちゃったとか
豆腐ハンバーグがぐじゃぐじゃとかもあったけど、

ミユちゃんがピアノに遅れないよう時間を見ててくれたり
ミユちゃんがなくした先生からの大事なお手紙探し当ててくれたり
ミユちゃんが運動会のポンポン、未完成のまま放ってあったのを発見してくれたり
ミユちゃんが上履きも体操着も持たずに堂々と登校してるのをフォローしてくれたり
ミユちゃんが意味不明な発言を発するたびにおもしろおかしく教えてくれたり

新小学1年生のミユちゃんが、母親なしで朝から晩まで頑張れるのは、
やっぱりサーちゃんの存在が大きいと思う。

もちろんショーボーもパパもおじいちゃんも、いっぱい助けてくれてる。

12年間（もうすぐ13年か）少しずつ増えていったママ友達もみんな気にかけてくれてる。

でもやっぱり、サーちゃんの存在は大きい。

がんばれ、がんばれ、中学も、部活も、勉強も！
あと8年（いや7年と2カ月か）でもう大人のなかまいり。

がんばれ、がんばれ、きっと素敵な大人になれるよ

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ひまひま

「ヒマだな～…」

不謹慎にも体調がよいのでつい思ってしまった。

白血球が上がってくるまでまだ時間があるとの事…
他の患者さんもこんな感じなのかな？

個室で１人、ひたすらパソコンとにらめっこしていた。

小笠原で旦那さんとガイドツアーをしている友達のブログ。
ひさびさに見てみたら、森林ガイドとか上級救命士とかすごい極めてる。
そうだ、治ったら、彼女を頼って父島行きたいな…

小学校の同級生は直腸ガンを克服してるんたけど、
何々、今日はライブだって。趣味のドラムまで再開したんたね。

この前の高校の同窓会、幹事のＫくんから写真が届いていたけど、
入院の日だったんで全然見れていなかった。
開いてみたら、70人もいたのに一人一人顔がわかるように撮ってくれてる。
懐かしい、でもちょっと年齢を重ねたいい顔が並んでる。

みんな頑張ってるな～。私も早く治して、また働きたいな

家事や家族も大事だけど
色々悩んで、考えて、決めた介護の仕事。

出会った利用者さんたちみんな個性豊かで、お世話は本当に大変だけど、
苦には感じなかった。楽しかった。

治ったら、またおいで、と責任者は言ってくれたけど、
再発するかもしれない人間を雇ってくれるのかな？

何でこんな元気になったのに、終わりじゃないんだろ？

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