Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

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若手が勝利を呼び込む(新潟戦)

2006-08-01 20:41:46 | 横浜Fマリノス
前々節から前節と絶望の淵から這い上がってこれるか?という
一戦において、スタメンにサプライズがあった。
それは坂田のいきなりのスタメン。

そして功治、上野もスタメンに名を連ね、この試合への岡田監督の
決意が感じられる。

●スタメン
GK 達也
DF 栗原、松田、河合
MF 隼磨、上野、マグロン、功治、ドゥトラ
FW 坂田、マルケス

SUB
哲也、那須、平野、吉田、ジロー、大島、ドラゴン

いきなりスタメンの坂田を筆頭に、功治、上野などが豊富な運動量と、
良い連動を見せて、得点の匂いのする攻撃。
ただ20分ぐらいまで攻勢が続くも、決定機をものにできない。
そして、30分ぐらいになってくると膠着状態に陥り、歯痒い状態に。
「決められる時に決めないと、後で辛い状況に・・・」という、一節が
頭を過ぎる。
しかし時間は着々と進み、このまま前半終了になってしまうのか?
という42分。

ドゥトラが、右足で打ったシュートが敵に当たり、敵GKの逆を突きゴール。
狙っても入らない時は入らないが、偶然敵に当たって入ってしまう事が
あるのもまたサッカーの面白い所。

1 - 0

そして前半終了。

「決めきれないマリノス」という呪縛から解放され、安堵のひととき。

そして後半が始まる。
前半は終始攻勢だったマリノスだが、新潟も反撃に出てくる。
さすがに新潟も1点のビハインドでは攻撃に出てくる。
ところが、これを押し返した、49分。
マグロンのミドルがゴールへ。これをGKが弾き、ラインすれすれを
転がる。
そこへ諦めないマルケスが走り、ゴール前にいる功治へラストパス。
功治は足に当てるだけのゴール。

2 - 0

最後に惜しいチャンス、決めなければいけないチャンスが
何度かあった。
そんな中、交代も行われていく。

74分
坂田→ジロー

86分
功治→吉田

89分
マルケス→大島

3得点目を奪えたかもしれない。
しかし、終始運動量と集中力を切らさずに走りきった選手全員が、
この快勝を呼び起こした。
岡田監督にしても、いきなりスタメンに据えた坂田には不安もあったと思う。
功治も少しずつ出場を増やしていきたかったのではと思う。
しかしそこを勇気を出して、スタメンとし、活躍に導いたのは良かったと思う。
若い世代の頑張りが、とても印象強く残った試合だった。

世代交代にはどのチームも悩む。
マリノスとて例外ではない。
30歳を前にした世代だけでなく、20歳前半の選手達も頑張ってこそ、
これからの連勝へと繋げる筈。
それをまた応援していきたいと思う。
次は、セルティック戦を挟んで、首位フロンターレ戦。
神奈川ダービー、昨年2敗、負けられない戦いだ。