Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

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○次の時大事な事(ゼロックス)

2005-02-28 23:54:17 | 横浜Fマリノス
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今年、サポーターソングでこんな歌ができた。
横浜Fマリノス、トリコロールの勇者よ、俺等と戦おう、アジアを勝ち取ろう。

昨季、A3で城南一和に惨敗を喫し、ACLでも運がないまま得失点差でグループリーグ敗退。
Jリーグは制覇した、しかしアジア制覇には壁があった。
今年、A3では三位だったが誰が出ても闘志を見せ、ハードタックルにも屈しなかった。
昨年と同じ轍は踏まない事を、一人一人が意識し、自主トレを行い、キャンプインをしたという
背景があった。
確実に昨年より、所属選手みんなが逞しくなった。

そして今年もJリーグ開幕を告げるゼロックスがあった。
新加入のFマリノスの大島とヴェルディのワシントンはお互いにゴール前で待ち構え新チーム
での信頼を得ようと得点を狙う。
ポジションは、お互いに3-5-2
若くて有望なサイドの選手、マリノスの右の隼磨とヴェルディの左の相馬のせめぎ合い。
どこか対称的な両チーム。
前半はお互いの攻撃と守備がバランスよく入れ替わるのも必然の様に感じさせる。
そして、どこかゴールの予感がしない試合展開。分厚い攻め、完全な崩しという場面は少なかった。どちらもサイドから中央からよく攻撃を仕掛けてはいたのだが。
チームカラーは全く違うが、どこか似ていた。

この前半でマリノス側で気になったのは、奥と上野にプレッシャーをかけられた時に、
パスの出し所がなく奪われている場面。
それと、ワシントンに対する処理である。佑二が止められないFWをどうやって止めるか。
最終ラインのチェックとカバーなどが頻繁に混乱していた。
後半、お互いの中盤でのプレッシャーが緩くなり、流れのある攻撃が何度も見られた。
一失点するものの、大橋の活躍により、2得点。栗原は今年一皮むける予感があるが、大橋の敵を
手玉に取る様なあの冷静さはとても大事だ。
しかし、残念ながらここでもう一つ、大事な事がある。
後半終了間際に失点をしてしまった事だ。
榎本達也のフィードボールが敵に渡ってしまい、それに混乱したまま、防ぎきれずに追いつかれて
しまった事だ。
得点後、何故か落ち着かずに攻めようとしている。得点が87分だった事を考えれば、そんな必要
はない。しかしどこかパスに落ち着きがなく、マリノスのGKのミスと、これに対応できずに
混乱したままワシントンにチャンスをいかされてしまった。
そしてどこかおかしいGKはPK戦になっても、シュートを打たれる前に動いてしまったりして
落ち着きはついに取り戻せなかった。

岡田監督は奥大介がいなかったからとコメントしたそうだ。
しかし、ピッチには遠藤も上野も佑二もいた。皆、それぞれに経験豊富と言える。
「決めた、これで勝てる!」ではなく「決めた、後はまたじっくり。」で勝利というものは
得られると知っている筈。

マリノスサポーターは、今年こそ絶対にアジアを勝ち取ろうと歌を作った。
ゼロックス敗退は仕方ない。
問題は、次の開幕戦で大事な所で、「じっくり」いけるかどうかである。
さぁ!開幕戦。開門はなんとキックオフ4時間前らしい。
サポーターとしても盛り上げて、そして大事にじっくり精一杯応援したい。