北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

日本人と英語

2009-08-17 19:01:22 | 観光
帰ってまいりました。
15度のニュージーランドから猛暑の日本へ。

地震の影響も何もなく、
留守宅を心配した実家の親が新幹線を使って様子を見に来てくれましたが
破壊的に荒れていたのは、平素の生活のせいで地震のせいではなかったと
意味深長なコメントを伝えてくれました。

画像がアップできないのは、
カメラ撮影をこどもにまかせていたからで
しかも子供はパソコンとのコネクターを持っていなかったからで
しかも私の面白いと思う絵は子供の目にはあまりきょうみなかったからで・・・

というわけで、旅ブログは文字だけでごめんなさい。

今回、ニュージーランド在住の娘が
「日本人っておもしろいんだよ。How are you?
と聞かれると100% I'm fine, thank you.と答える。
中には、そのあとand you?と付ける人もいる。
教科書通り」
との考察を述べた。

しかも、オーストラリアやニュージーランドでは、店でも
どこでも必ず
「How are you?」と聞いてくる。
ま、いらっしゃいませの感覚ですね。

す、すると純粋な日本人として日本での英語教育を受けた身としては
反射的に
「I'm fine, thank you」と答えているのだよ。

娘に指摘されてから、急に答えにくくなってしまった私。

現地の人は、OK, Thanks. とか Good Thank you.とかもう少し砕けた感じの
返し方をしている。

しかも、しかもだね。ツアーに参加した時の現地人ドライバーが運転中に
私と交わした雑談の中で、
「日本人は、みんな英語を話せない。5%だね。話せるのは。
言うのは一言だけFine。後は、ずっと黙っている」
などというものだから、考え込んでしまった。

何しろ、かのドライバーいわく
「中国人は95%話せる」のだそうだ。

能力が中国人や他のアジア人より劣っているとは思わない。
筆記テストだったら彼らよりずっと高い点数がとれるのではないかという
確信すらある。

なのに、なぜ、話せない?

学校教育も変わってきていると思うのに。

ワーキングホリデーなどでオーストラリアに行く日本人も多いのだそうだ。
でも、日本人は3ヶ月経っても話せるようにはならないね、と追い打ちをかけるドライバー。
だって、日本語でばかりはなしているもの・・・だそうだ。

かすかに感じられる馬鹿にした口調にむっとしたわたしは
日本人代表の気分で
「私たちが、シャイな国民だからなのよ」
と言っておいた。
「あなたの日本語よりは、私たちの英語の方がずっとましだと思うけどね」
という言葉を飲み込んで。

英語を話せるというだけで、偉いようなそぶりをする在外日本人(たまにいる)も
鼻もちならないが、文法なんか気にしないで完璧な英語でなくていいから
勇気を出してコミュニケーションとってみようぜ・・・と言いたい日本人にも
たくさんあった。

ま、わたしも
通りすがりの牧場にたくさんいたカンガルーをみて
「あのカンガルーは野生なの?」と聞いて
かのドライバーに
「野生じゃないカンガルーはいないよ。動物園にいるぐらいさ」
と笑われた無知なやつですけどね。