北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

「らこむ」奮闘記

2019-05-21 14:25:07 | エッセイ

 3月に1回目をオープンしたカフェ「らこむ」。月1回のペースで開こうと、4月15日、5月12日と開催。

  
 

 1回目は、プレオープンで、フィエスブックで告知した以外には、浜松の幼馴染に声をかけた程度。幟をたてておいたら、通りすがりの客も来てくれて、嬉しいやらびっくりやら、大変やらの話は、前回のブログでも書いた。

  
 

 パートナーシェフも「楽しかった」と言ってくれ、調子に乗って4月に2回目開催。

 
 さらに調子に乗って、書道家の友達に頼んで看板の文字も書いてもらう。

彼の師匠の武田双雲先生の字を見本におくって、「もっと自由に遊んでください」と無理な注文をしたら、それに答えて送ってくれたのが、これ。

 
 

  
 彫り師の桑原さんに「かまぼこ彫」というのにしてもらった。完全に、看板負けしているが、すごいのができあがった。うれしい。

  
 

 全く宣伝しないとお客様も来ないよね。80枚ぐらいチラシを作り、知り合いに配った。ま、半分、押し売りね。

 残った60枚を前日、近所にポスティング。

 
 

 す、すると、11時開店時には数名が開店待ち。開店と同時に客が殺到(って感じ、実は、厨房にいるとよくわからないが、次々と入る注文)。

  
 

 この日は、夫がTOEICの試験日だというので、横浜に住む娘を拝み倒して来てもらった。彼女は、居酒屋経験があるので、夫よりは使えるだろう。

 

 開店15分ぐらいで、オススメの「梅しそ巻き」完売!カレーはナンも選べるのだが、これが、オープントースターで4分かかる。3人も注文されると12分。

  
 

 レストランで何が不愉快かって、一緒に行ったのに他のメンバーが食べ終わっても自分の注文がまだ来ないこと。

「カレーまだですかぁ」

  
 

「すみませ〜ん」

 
 

あげくのはてに、

  
 

「カレーも、もうない」

  
 

「3人組だから、なんとか3人分はだしてくれないと」とフロアの娘の厳しい注文。二人分のカレーを3人に分ける。

 
 

「コーヒーは無料サービスにして」

  
 

受けた注文が完売でメニュー変更を依頼続出。

  
 

さらにご飯が終わり。

 

 
「注文とった分だけなんとかして」と鬼の娘の声!

  
 

スーパーまで走って行って、「サトウのご飯」。ありえない。

「コーヒーは無料サービス!!」

 
 

15時までのランチタイムのはずが13時に完売!

  
 

最後は、ご飯を食べに来た人にケーキで我慢してもらうという始末。

  
 

嵐のような2時間。

  
 

娘が、「私がいなかったら、店回っていなかったよ」と威張る。

  
 

なにしろ謝り倒してくれて、大きなクレームもなく終了。ふう〜〜

  
 

幟を2本にして、チラシを60枚まいた効果がこんなにあるなんて・・・

  
  

 

 

そして反省点を改善して、オープントースターを使う料理をやめて、5月12日3回目。
 
 前日にチラシも50枚ぐらいポスティング、そして、ホームページなんかも作っちゃった。
今時珍しい、手作り感満載の、ほのぼのとしたサイト(自分で言うな!!) 

 
 今回は、ランチのあと、オカリナコンサートも予定。

 
 こちらも予約で満席。っていっても、半分親戚ですが。なにしろ、オカリナ奏者は山梨の姉。プロの奏者であることは間違いない。アマゾンでCDも販売している。

  

  
 

 朝、練習も兼ねて店に来ていた姉。オープンしたら一回帰るつもりが、開店待ちの列。怒涛の開店。怒涛の注文。で、手伝わざるを得ない。

 
 3回目にして行列のできるレストランになってしまった。

  
 

 今回も、オカリナコンサートもあるので、横浜の娘に拝み倒した上に彼女の韓国旅行の飛行機代をサービスして来てもらう。

  
 

 娘、注文聞きと会計。息子、ドリンクサービス。パートナーシェフと私、必死の調理。姉、洗い物。

  
 

 そこに、北海道のYちゃんと、東京のTちゃんが来店。500円定食を食べに数万円の交通費をかけて、来てくれた。本当は申し訳なくて断りたいところだけど、どうせ来てくれるならコンサート付きの今日は、まだまし。

  
 

 さらに、名古屋のTちゃんが登場。それについては、全くサプライズで、ここで会うはずのない人がいる驚きで絶句していると、Tちゃん、にっこりわらって「名古屋のTです」って、名乗ってくれた。もちろん知っています!でも、なぜここに?

 
「洗濯が終わったから、ふらっと来てみた」

 
おいおい、名古屋ですよね。ふらっと来る距離じゃないですよ。しかも、わざわざ、新幹線とタクシー乗り継いで・・・。

 

 
行列ができるだけでなく、遠方から客がくるレストランになってしまった!!

 

 
みなさん、ほんと、頭おかしいですよ〜〜。しかも、手土産持参で・・・こんなお花までもらってしまった。

 

 
でも、感動しました。ありがとうございます。

 
ご恩はわすれません。

 
大人になったら、必ずお返しします。(いつのことやねん!)

  
 

そして、今回も、 

なんと

 
 再び13時、完売!!
  

パートナーシェフもおばんざい増量で準備してくれたのに・・・
大人気。 (パートナーシェフの副菜で、持ってます「らこむ」は)

  
 

めまぐるしい2時間、ふぅ〜〜

  
 

しかし、ゆったり過ごしてもらうカフェを開くはずだったのが、なぜか、安い定食屋になってしまった・・・・

  
 

課題は山積みなれど、改善しながら、懲りずに続けます。

懲りずに来てください。

  
 
 

 

あ、そうそう、今回は娘だけでなく姉までも「私がいないと回らない」と口を揃える。

少なくとも、働く人が貢献度を実感し、モチベーションが上がる店であることは確かです。

  
 

 

次回はランチタイムのみ6月9日です。