北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

夏のエーランド島はスウェーデン皇室の避暑地

2023-08-19 10:49:57 | イギリス

スウェーデン王室は、夏をバルト海エーランド島で過ごす。

ソリデン宮殿というのが島にある。

 

ヴィクトリア王女は7月14日が誕生日。

毎年、島で盛大に誕生会を開く。
Victria's dayと呼ばれている

今年で46歳。

スウェーデン王室では、ヴィクトリア王女が第一子として生まれた時に、

これまで男性直系の継承だった王位を女性も継承できる様に法律を変えた。

その後、フィリップ王子も誕生したが、ヴィクトリア王女が第一継承者。

 

彼女の子供も最初に生まれたのがエステル王女だったから、

この可愛らしいお嬢さんが、次の次の国王になるというわけ。

 

日本の皇室も直系男子にこだわりすぎることないと思うけどなあ。



 


まもなく夏至 これぞ北欧の白夜

2023-06-15 18:09:47 | イギリス

北部スウェーデンでは、この時期、「沈まない太陽」をみることができる。

 

今、北部を旅行中の親友から届いた画像

 

Saxnäs(サクナス)の沈まない夕陽。



ここまで下がるとまた登っていく太陽。



白夜の国ならではの光景。



私が住んでいたスコーネは南部だったので、完全に沈まない太陽を見ることがなかったなあ。



今年の夏至は来週。21日だ。

 

スウェーデンの最も美しい季節。

 


イングリッシュアフタヌーンティーにかかせないもの

2023-06-09 19:36:28 | イギリス

イギリスに行ったら外せないのはアフタヌーンティーでしょ!

と、Barnsley house hotelに予約を入れる。

Barnsleyは、ウィリアム・モリスが、イギリスで一番美しい村と称したバイブリーから車で数分の隣町。

素敵な庭園を見ながらのアフタヌーンティーは絶対おすすめ。

ところが・・・

満席!!ぎゃ〜

以前は、当日でも取れたのになあ。

 

そうだ、予約客が帰ったあとの入れかえのタイミングで行けば、当日でも入れるかも・・・

 

この姑息な計画で現地へ特攻!

 

交渉したら、アフタヌーンティーは、待ってもダメだけど、テラスで飲み物だけならOKよ。

 

と言われて、テラス席へ。

 

実は、アフタヌーンティーの予約者は、建物の中限定で、テラス席では用意できないとのことなので、これはこれで、ラッキー



建物の中では、優雅な3段のお皿でくつろいでいる人で満席。

そして、中央には、盛り付けられる前のケーキが飾られている。




もしかして、おかわりができたの???


Barnsley house hotelのもてなしは大変良くて、席が取れないと言われた時も、

「庭をゆっくり見ていってね」

ありがとう。


これがホテルの建物の庭側

テーブルがいくつかあるでしょ。

ここで、お茶させてもらいました。



庭の一部






庭の向こうの道を渡ると別の門があって、そこからは果樹園


自家製の野菜と果物で料理を出してくれる。

 

 

ってことで、ここでは、たっぷり出してくれたコーヒーを空きっ腹に三倍も飲んで、ゆっくり庭を楽しみバンブリーに戻る。

 

バンブリーにはこれまた有名なカフェとホテル「スワン」がある。

じゃ、そこでランチにしよう。

 


「ランチメニューは」

「ランチタイムは過ぎていて、今の時間はアフタヌーンティーしかないよ」

「あら、それはラッキー」

紆余曲折の上、ありつけたのがトップ画像。

 

イギリスのアフタヌーンティーに欠かせないもの

スコーンとクロテッドクリーム

きゅうりのサンドイッチ

サーモンのサンドイッチ

それにスイーツも足してもらって、

コーヒー三杯のあとだけに、スコーンは食べきれず。

ということでミッションコンプリート。


でも、一番美味しかったのは、知人の庭で、昔話をしながら、おひさま燦々のアフタヌーンティ。

三段のお皿じゃなかったけど。



あのソファーとテーブルは、どうみても庭用じゃなかったから、二人でせっせと家の中から運んでくれたんだろうなあ。



車道の上を川が横切る

2023-06-07 20:48:08 | イギリス

コッツウォルズ、アッパースローターの教会裏の道は、川と交差している。

イギリスの田舎では、しばしばこんなところに出会う。

 

子供たちが小さい頃は、水飛沫を上げながら通過するのを声を上げて喜んだので、何回も行ったり来たりした。

 

今回の旅は大人だけだけど、私ははしゃいじゃったね。



ボートンオンザウォーターにも街のはずれにこんな道があった。

乗馬する時に馬が水を飲みやすいと言う配慮もあるようだ。

 

大雨になったら通行止めになっちゃうこと間違いなしの道だね。


イギリスで最も美しい3つのデパート

2023-06-06 21:58:16 | イギリス

イギリス話がつづいてごめんなさい。
もうしばらくお付き合いくださいませ。

   ******


田舎者だからロンドンは疲れる。でも、ギリってのがあってね、

 

リバティとフォトナム&メイソンに行きました。

 

聞くところによるとこの二つに加えてハロッズを入れるとイギリスで最も美しい3大百貨店なのだそうだ。

 

確かに美しい。

 

トップ画像はリバティ。

 

チューダー調のこの建物は、シェークスピアの物語を彷彿とさせる。

 

そして、これが、フォトナム&メイソン。

 

紅茶で有名よね。

 

なぜか、孔雀のデコレーション。




この画像 Samuel Regan-Asanteさんが撮影しました。

 

そして、ハロッズ。これは大きすぎて、疲れ果てるので行きませんでした。

 

Steven Lodisさんの写真

確かに美しい。



でもね、一流のデパートだと思うけど、店員は三流のホスピタリティ。

フォトナム&メイソンでは、並んでいたのに順番を飛ばされ苦情を言うと

「私は一人で対応しているの!つべこべ言わずに列の最後に並び直せ」

と言われイギリス人を優先されました。

 

一流で働く意識が、傲慢な応対になっているのが残念。

えっ??!!まさか、日本人が舐められてる??

えっ?えっ??!!まさか、中途半端な英語しか喋れない私が舐められた???



と、こう言うことがあると・・・やっぱりロンドンより田舎はいいなあ〜とまたまた思うのです。

 

 


ベーカー街

2023-06-04 15:58:42 | イギリス

イギリス最後の日は、夕方の飛行機だったので、ちょっとだけロンドン観光。マダムタッソーの蝋人形館に行ってみた。

チャップリンとツーショット、スピルバーグと肩組んで、ビートルズと一緒にアビーロードも渡ったりして・・・

でも、展示されている半分ぐらいは知らない人。

スポーツ選手もミュージシャンも俳優も・・・
しかも、以前行った時よりずっと進化していて、3D映像のヒーローストーリーとか、座ったままロンドンの歴史を辿るアトラクションとか・・・ディスニーランド化してた。


その上、狭い場所にいっぱい詰め込んであるので、移動が階段。登ったり降りたり・・・
老姉妹にはきつかったわ〜

マダムタッソーはベーカー街にある。


だから、駅の壁画がホームズ。

 

地上では、ホームズの像に迎えられてシャーロキアンの私は、胸踊りました。

 

右下が妙に削られているのは、私が立っていたから・・・



ベーカー街と聞くだけで、アドレナリン出るもの。


Lords of the manor ホテル

2023-06-01 01:42:24 | イギリス

コッツウォルズのマナーハウス。以前コッツウォルズで夏を過ごした時、満室で泊まることができなかったので、いつかは、と思っていたアッパースローターのマナーハウス。

ここからロウアースローターまでパブリックフットパス(私有地だけど散歩してもいいよ〜という田舎道)を歩く。
 
こんな景色の中を20分ぐらいぶらぶらと



そして、ロウアースローター唯一のホテルに着く。



で、庭で一杯。


ああ、幸せ。ここでも、キャッシュはダメ。

「おつりがない」

という。

でも、キャッシュ以外全部ホテルに置いてきてしまったので、お釣りが出ない価格の飲み物を頼む。

キャッシュレス化、なれないわ。


イギリスのキャッシュレス化についていけない

2023-05-29 07:13:45 | イギリス

チェルシーフラワーショーのチケットが手に入ったので思いついてイギリスに来ています。

数年ぶりのイギリスでは、戸惑うことばかり。

まず、ローカルバスはオイスターカードというプレイペイドカードを事前に買っておかなければ乗れない。

タッチ式のクレジットカードは、大丈夫。


いまだにサインでクレジットカードを使っている同行者は、あわててオイスターカードを買いに行きました。



画像はフラワーショー会場に行く途中の一般家庭?の庭のデコレーション。

マイフェアレディが花で作られていました。

さすがイギリス一のフラワーショー、地元が盛り上げるわ〜

別角度からはこんな感じ



ノーカーデー

2022-09-25 09:13:38 | イギリス

ルンドのノーカーデー。

町の中心地には車が入れません。


画像では見にくいですが、
この、車立ち入り禁止の内側に
障害者用の駐車場はちゃんと
用意してありました。

そして、中心地では、普段はない
貸し自転車屋が何軒もでていました。


エリザベス女王、お疲れ様でした

2022-09-11 11:51:47 | イギリス

エリザベス女王の死を悼んで。

数年、イギリスに住んでいたこともあり、エリザベス女王の訃報は、ショックだった。

イギリスの紙幣、コイン、切手・・・生活のいたるところでエリザベス女王を見かけた。

 

住みはじめたばかりの頃、

「日本の皇室は、雲の上の存在な感じがするけど、イギリス王室は、とても国民に近いよね」

とイギリス人の友達に言うと

「でも、スーパーで会うことはないけどね」

と笑っていた。

 

自分の財産がない日本の皇室と違って、ロイヤルファミリーはお金持ち。

 

しかも国民に愛されている。

 

「世界で最後まで残る5人の国王は?」と言うジョークの答えは

「英国王とトランプの4枚の王様」

 

王室廃止論が上がった時も、イギリス人の多くは

「でも、選挙したら女王が間違いなく首相になるよ」

と言っていた。

 

王だった叔父が恋愛の結果、廃位して、エリザベス女王の父親(弟)が、急に王位をつぐことになった。

エリザベス女王が後に、

「王位を継ぐ教育を受けてなかった父は、とても苦労をして、そのために早く死ぬことになった。叔父の無責任な行為のせいだ」

と言うようなことを言っていた(書いていた)記憶がある。

 

ニュースで繰り返し報道されているように、エリザベス女王は21歳ですでに、王位を継ぐ決意と心構えができていた。

そして、70年間、女王はこうあるべきという彼女の理想を貫き通したように私には見える。

 

庶民には計り知れない、いろいろ大変なことや面倒なことや辛いことがあったと思うけれど・・・

でも、女王の言動は、いつも、イギリス人のみならず世界中の多くの人の指針となった。

 

初めて来日した時、私の住む市でも、デパートで来日記念のイベントが行われた。

学生だった私は、アルバイトでジョニーウォーカーの赤いドレスを着て、イギリスの物産を販売した。

会場には、エンドレスでビートルズが流れていた。

 

思春期の私には、その格好は恥ずかしくて、心の中で知り合いが来ないといいなあと願っていた。

今なら、喜んで着ちゃうのに・・・

 

そして、真面目な学生だった私はそれまで大いなる偏見を持っていたビートルズを大好きになった。

 

スコットランドのショートブレッドや、紅茶や、スコッチを売りながら、行ったこともないイギリスが身近な国になった。

 

いやいや、イギリスは、それまでにも、シャーロックホームズやアガサクリスティで、私にとっては憧れの国だった。

 

その10数年後にイギリスに住むことになるとは、その時は思いもしなかった。

 

エリザベス女王は、わたしにとって大英帝国とほぼ同義語の価値を持つ。

あんなに王冠や王笏の似合う女王はいない。

 

「(王冠は)首の骨が折れそうに重い」

とチャーミングに笑っていた女王も大好きだ。

物理的にも心理的にもとっても重かったと思う。

想像でしかないけれど。

 

お疲れ様でした。ご冥福を祈ります。