北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

タイ物語

2019-07-31 18:07:22 | 観光

妹が定年退職

 

姉も私もフリーランスの我が姉妹の中では、初の退職金をもらう定年。しかも、一つの職場で勤め上げた。まさに昭和の鑑。休みが取れないので海外旅行もほとんど行ったことがない。

 

なんだかうれしくなっちゃって、海外でゆっくりしてもらおうとタイ旅行をプレゼント。

 
といっても、HISの初夢フェア最終日に残っていたのが、それだったということだけど。

バンコックは、ともに初めてなので、じゃ、日本からツアーを予約しておこう。

 
初日は市内観光。

二日目は、アユタヤ観光。

三日目は、水上マーケット。

ま、王道ね。

 
HIS初夢フェア、空港からホテルまでの送迎付きで7万円程度。しかも、10連休の前半にかかるのに。 
 
ちょっとだけ連休前に出発したおかげか、上海経由でタイに行く人がいないのか、送迎は貸切。
ガイドさんが、タイでの注意事項を説明してくれる。

 

「タクシーは、ぼられるからメーターのあるものしか乗っちゃダメね」

「トゥクトゥク(バイクが引っ張る屋根付きリヤカーみたいな乗り物)は、最初にちゃんと値段交渉しないとこれもぼられるね。200バーツって言って降りるときに一人200バーツ取られたりするからね」

「こんにちは、おはよう、こんばんは はすべてサワリカ。女性はね」(そうか、触りか?と覚えよう)

「ありがとうは、ホープンカ」(そうか、ホープね)

 
どの国に行っても、挨拶とありがとうだけは覚えることにしている私。

 

到着便が遅れて、ホテルに着いたのが深夜4時。
そして、最初のツアーがホテルに迎えに来るのが6時30分。

 
タイのツアーがこんなに早起きだとは知らなかった。

 
だって、所要時間6時間ですよ。

 
日本の常識では、10時〜16時でしょ。

 
ということで、ほとんど寝ないで、朝食、そして、市内ツアー。

休暇とは思えないハードさ。

 
 

気温37度。
 
暑い! 
 
ツアーの途中でガイドさんが2回も水のボトルを支給してくれた。ホープンカ
 
バンコック市内観光は、早い話が大きな寺院と王宮巡り。

 
95%が仏教の国。お坊さんも大変多い。


 

 
お参りには、ハスの蕾を備えるらしくて、こんな風に売っている。
 

 
こんな石像が立っていて、味のある顔をしている。
これは、門番なのか?お坊さんなのか??
 
 



小銭を一山買って、ずらっと並んでいるツボに一つずつ入れていく。
遊び感覚のお賽銭。
つい、買っちゃったわよ。
 

 
有名な涅槃像。
なまめかしい寝姿。そして、お顔。
全身を写すためには、足から撮影。
 

  
50メートルぐらいあるので、足の指紋のアップ。

 
最近日本人に人気があるのは

映え・・・ポイントのこのエメラルドの寺院。

 
 

 
 

ハスの花もこんなに綺麗。 

 
ジャスミンで作った花輪もお供えにするので、あちこちで売っている。

 


タイ人は、すごく、器用で、繊細。
この彫刻もすごいでしょ。

どこかの欄間だけど・・・

 
 

 
すでに、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、眠さと暑さで、どの寺院を訪れたのか名前すら覚えていない。ごめんなさい。

  

緑の映え寺院は、建て増ししていて、ぐるりと回ると、こんな建築資材が山積み。

人は全くいない。

大理石?御影石??

 
日本だったら盗まれそう・・・

ランチは、日本人でも安心できそうな川べりの小ぎれいなレストランで、貸切状態。
  

そんな観光客はよそに、21世紀をそれなりに生きるタイの猫。

 

 
レストランの風通しのいい椅子の下。
あんたが一番賢いよ。


帰りは、中心地のショッピングセンターで降ろしてもらい、買い物。

  
こういうスーパーでの現地らしさのチラ見は大好き。
 

 これは、ドリアンね。
 ガイドさんは、一番好きなフルーツといっていた。

 
 
妹との旅行は、買い物にかける時間が長いのが・・・しかし、今回は、彼女のための旅行だから・・・

 
荷物を持ったらここは、トゥクトゥク乗りたいですよね。タイなんだから。

超臆病者の妹は、「怖いからいや」と尻込みするが、

そこは姉の権力。強引に。

「200バーツ」という運転手さんに「100バーツ」と値切るとOK。

走り出してすぐに「150バーツ」と値上げしてきた。

きた、きた〜

「じゃ、降りる!止めて!!」
日本の怖いもの知らずのおばさん力120%発揮!!

 
次のトゥクトゥクを100バーツでゲットして無事ホテルに帰宅。

  
「ホープンカ」とにこやかに挨拶をして下車。

 

生暖かいバンコクの風を浴びながら荷台でバンコクの街並みを楽しみました。

 
そんなに必死で値切ったけど、100バーツって、350円ぐらい。
日本のタクシーに比べれば、すごく安い。


 夜は、こちらも評判の高いシャングリラホテルのディナークルーズ。

タクシーを怖がる妹。
じゃ、地下鉄とモノレールで。

地下鉄の窓口で、
「失礼ですけど年齢は?」

「は?」
「60歳以上は半額です」

ラッキー。
しかし、パスポートも見せずに60歳以上と疑われないというのは、喜んでいいのか???
 
 

乗り継いだモノレールの切符売り場でも

「60歳超えています」と自主申告。

「は?」
「パスポートみせましょうか?」

「は?」

「だから、シニア割引」

「あ、モノレールはシニア割引ありません」

聞かれもしないのに、窓口で年齢を言った、変な外国人のおばさんになってしまった。

公共交通機関のルールは統一してほしい!!
 

「食べられないものを食べなくて済むから」との妹の希望でバイキング形式。

 
私は、テーブルに運ばれるコースの方が楽でいいんだけどなあ。

 
これは、なかなか美味しかった。

日本のお寿司もあり、タイ料理もあり、ヨーロッパ風もあり・・・

さすが、シャングリラ。

 
シャングリラホテルの中を通って帰るときも、HIS初夢フェアの中でも格安のホテルを選んだ我々とは違い、優雅な施設。

プールサイドもこんな感じ。

 
大人になったら、シャングリラに泊まろう!と決心して・・・通過。
 
でも、タイ在住のお友達が言うには、オリエンタルホテルがダントツとのこと。
よ〜し。大人になったら、オリエンタルホテルに泊まるぞ〜〜

 
そして、シャングリラホテルからタクシー
タクシー交渉は、ちょっと力が入る。
「ここのホテルまでいくら?」
「200バーツ」
「メーター付いてる?」

確認して乗車。

でも、メーターをセットしない。

「メーターをつけて!」

「だから、メーターをつけてください」

と強い交渉の末、運転手さん苦笑いしながらメーターセット。

 
で、ホテル到着したら・・・・な、なんと・・・メーターは

45バーツ。

なにが200バーツじゃっ!!!!危ない、危ない!!!!

当然45バーツだけ払って降りました。でも「ホープンカ」は、忘れません。

 
妹の怒ること怒ること!!

でもね、しつこいようだけど、100バーツでも350円だから・・・

 

ハードで長い1日の終了。
   

二日目、世界遺産アユタヤ。

え〜、集合時間7時!!
しかも、今回は、集合場所に行かなくてはならない。
 
きちんと朝食を食べたい妹に付き合って、5時起き。 

 
7時前に集合場所に行っても、誰もいない。

そのうちバスが来たが、結局出発は8時。
じゃ、8時集合って言ってくださいよ・・・

アユタヤツアー。
 
ガイドブックには載っていない大きな公園にまずより。
 


広すぎるのでゴルフ用のカートを借りる。
 
「日本人なら免許証見せなくても大丈夫」と信頼はあつい。



そして、世界遺産。
 
 

有名な遺跡。
何回もの水没で、崩れ落ちた石像を巻き込んで根がこんなに成長。

遺跡の古さを感じさせる。

 

 
裏に回ると壁に沿って座禅姿の石像が並び

その上の段には、しゃがんだ日本の女性客が並び

過去と現在を一枚に納めた我ながら名作です。

 

 
有名な涅槃

 

  
お気に入りの角度はこちら
 

 
はい、お気付きのとおり、暑さと寝不足で、名前を覚えていません。


そして、帰り道はランチクルーズを食べながらバンコックへ。
料理は、シャングリラの完勝です。
 
しかし、これは、なかなかオススメのコースです。

 

そして、夜は、タイ在住の友達とディナー。
 
ホテルに迎えに来てくれた。

なんと、運転手付き。

 
タイに赴任している日本人は、ほとんど運転手付きらしい・・・

ま、確かにタイで運転するのは、かなり覚悟がいる。

かなりの家庭がメイド付きらしい・・・


出張の多い彼女は、不在時には、ご主人のためにアイロンをかける人を雇っているとか。 

 
わたしも海外生活通算6年ぐらいしたけど、そんな優雅な思い出はないぞ! 

 
 
連れて行ってもらったのは素敵なチャイニーズ。

おすすめは、この甘い卵の入ったデザートパン

 
 
サプライズの
退職おめでとうプレートまで
 
なぜかマンゴプリンに赤い梅のソース。
またそれが、合う


  
その後は優雅に夜の観光

 


 
観光客がほとんどいない昼間とは全く違うライトアップされた
ワットポー。
 
もちろん、お抱え運転手さんのご案内で。
 
そして最終日は、水上マーケット。

 

その後、友達のおすすめParis Miki
 
眼鏡屋ではありません。ケーキ屋。
しかも一等地の。
 


 
この宝石のような美しいケーキ
  

 
バンコク、あなどれない!!

 
あちこちで
「ホープンカー(ありがとう)」を連発。

感謝の中で帰国。
 
で、ちゃんと調べたら

タイ語のありがとうは
「コップクンカ」
 
まったくちがうじゃん!
 
世界中、気持ちだけで言葉は伝わるものね〜〜
ということを再認識したのでした。