北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

ラーソン人形(姉妹)

2007-02-24 08:18:46 | エッセイ
またまた、時間調整エッセイ。
でも、ラーソン人形は姉妹でしまい(さむっ!!)です。


ラーソン人形似の娘のおふろ(ウェッブ名)の6歳話、第三弾。
彼女が6歳の時の保育園ノートからです。


先日、娘とけんかになりました。
けっこう一人前の目でにらむので、母の面子にかけても負けてはおれんと、思いっきり怖い顔をしてにらみあい。
夫の援護を受けて彼のひざにもぐりこんだ娘が
心からの叫び声で、私に向かって

「ごりら~~~~」

と叫んだ時には、思わず大笑いしてしまいました。

ごりらはないだろチンパンジーと心の中で思いました。

って、6歳児とマジにけんかをしている私っていったい・・・
あの頃は、わたしも、コドモだったのね・・・

今はすっかりオトナになった私に、愛のクリックを

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ラーソン人形

2007-02-19 16:20:52 | エッセイ

スウェーデンコーナーにある人形のひとつ。
カールラーソン(スウェーデン読みだとラーション)という有名な画家の絵の雰囲気をもっているので、通称こう呼ばれています。
表情が気に入って,いくつも買ってきました。
大きさは20センチぐらい。

実は、娘の「おふろ(ネットネーム)」にちょっと似ています。
そのおふろの保育園時代(6歳)の連絡ノートが昨日でてきました。
今、見ると笑える。
例えば、

「お風呂に入るとき、おふろを見たら、幼児から少女体型に変わってきていました。思わず『おふろちゃん、お腹がすっきりしてきたね』というとすかさず帰ってきたお言葉。『お母さん、仲間がいなくなっちゃったね』」

こういうの、せんだんは双葉より芳しっていうのだろうか、三つ子の魂百までもっていうんだろうか。
生意気さはこの頃からだったのね・・・と再認識です。


この失礼な娘を、他の人にも紹介しようかなという人は
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いつものお願い・・・

2007-02-16 14:18:01 | エッセイ
日程調整のため、今日もエッセイです。すんまへん。

ビジネスマナーで使われるフレーズにクッション言葉というのがある。
「恐れ入りますが」「申し訳ございませんが」「お手数ですが」などの一言を添えて、次に来る否定的な内容をソフトに伝える言葉だ。

しばらく前に新幹線に乗っていて、「おやっ」と思ったのは車内放送でこう言っていたからだ。
「いつものお願いで大変恐縮ですが、携帯電話はデッキでのご利用をお願いいたします。」
聞きなれているフレーズには、最初の部分がない。
この一言があるだけで、決まり文句がぐっと親身に血が通ったものに聞こえてくる。
さらにその車掌さんは、
「夜も遅くなってまいりました。寝過ごして、お乗り過ごしのないようご注意ください」
とさらに乗客を気遣ってくれる。
仕事帰りの疲れた気分に、ちょっとした爽やかな空気を送ってくれた。

ここ最近、都内の山手線などでも
「いつものお願いで大変恐縮ですが、優先席付近での携帯電話は、電源をお切りいただくようお願いいたします」
と、聞かれるようになった。
もしかすると、新しいマニュアルになってきているのかもしれない。
そうなると、最初の軽い驚きはもう味わえない。

さて、外国暮らしの後、気になりはじめることのいくつかがある。
例えば、街中の看板の醜悪さ、猥雑さ。
電線や電信柱のわずらわしさ・・・など

わたしが、特に気になるのは、駅の案内アナウンスのうるささ。
仕事柄、新幹線をよく利用するのだが、新幹線改札口には駅員が立ってエンドレスで
「切符が戻ってまいります。おとり忘れのないようにご注意ください」
と怒鳴っている。
とり忘れて、駅出口で困る客が多いのかもしれないが、慣れている身にはおせっかいな騒音にしか聞こえない。

最近、最寄の新幹線駅ではエレベーター設置工事のため階段下が囲まれて工事スペースができている。
その工事場所の前で、一日中、
「エレベーター設置工事のため、足元が狭くなっております。お気をつけください」
と叫び続けているバイトがいる。
見れば分かる工事スペースにその案内のためだけに人を雇うのが、わたしには無駄に見えて仕方がない。しかも、うるさい。

叫び続けていると、いつしかそれがBGMのようになってしまって、本来の注意喚起効果が薄れているようにも見える。
とり忘れの切符があったときだけ、あぶなっかしい乗降客がいたときだけ、さっと寄って手を差し伸べるようなそんなサービスにはならないものだろうか。

それとも、これって、雇用促進事業の一環?

それならJRさん。
窓口の駅員が少なくて、切符を買いたい人の列が延々と続き、予定の列車を30分以上も遅らせなくてはならない「緑の窓口」の人員を増やしてよ。

いつものお願いで大変恐縮ですが、クリックお願いいたします。

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時の栖(すみか)

2007-02-13 16:36:12 | エッセイ

現在の我が家がある静岡県には、御殿場高原ビールという地ビールがあります。
そこは、米久というハムやソーセージの企業がオーナーです。
御殿場高原には、ブケ東海と時の栖というホテルをはじめロッジやレストラン、グランドなどを揃えた観光施設があります。
それも米久がオーナーです。(もし、勘違いだったらごめんなさい。その程度なんです、私の知識)

来たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
なぜ、今日これをテーマにしたかというと企業努力がすごいなぁと感心しているからです。

御殿場高原と名前は観光地っぽいですが、実は、この施設、普通の村落の中にあり確かに富士山や富士周辺の観光地への足がかりにはなるかもしれませんが、ロケーションとしては、かなり条件の悪いところに立っています。
最寄の御殿場線の駅からも歩ける距離ではありません。
だいたい、御殿場線の本数も典型的なローカル線。
一番近い新幹線は三島駅ですが、車で40分ぐらいかかります。

東名は、裾野インターと御殿場インターの間ぐらい。こちらもすごく便利というわけにはいきません。

でも、がんばって集客しています。
収支状況は関係者ではないので分かりませんが、時の栖の予約は休日、休日前は満室。土日はレストランも1時間ぐらいの待ち時間がかかります。

素人の私から見た企業努力として次のようなことが挙げられます。

1.グランドを整備、安い宿泊施設を併設する事でスポーツ団体の利用を積極的に受け入れている。
2.冬場のオフシーズンに敷地内を半端ではないイルミネーションで飾り、観光客を誘致している。しかも、見学は無料。
3.格安の一泊2食付パック(10000円程度)で、夕食は、敷地内数箇所のレストランを利用し、3800円以内で収まった場合には、返金してくれる(現在の金額は違っているかも)。
4.充実した温泉施設があり、日帰り入浴も大歓迎。誰でも利用できる「気楽坊」という温泉のほかに、20歳以上でないと利用できない侘びをねらった「茶目湯殿」がある。
5.売店では観光土産ではなく、ハム、ソーセージ、チーズ、輸入食材をはじめとする少し高価な、しかし、絶対に無駄にならない食品を扱っている。
6.敷地内は、せせらぎを引き込み四季折々の風景を自然に近い形で楽しめる。

あ、書いているうちに、「時の栖」の宣伝みたいになってきた。

私が、企業努力として評価しているのは、次のいくつかの理由からです。
1.ターゲットが明確である。ファミリーやスポーツ団体などに的を絞って高級感を狙っていない。リピートしやすい価格である。
2.顧客の視点に立って考えている。
 例えば、2食付の金額は、食べない人飲まない人には不公平感がある。しかし、その場合は返金されるシステム。
 どこに行っても代わり映えのしない観光地土産は、無難ではあるが、もらった人にも喜ばれない。ふだんスーパーだったら買わないような少し高いがでも絶対に喜ばれるような品揃え。
 ゆっくりくつろぎたいと思ってきたのに、大浴場は子供がうるさくて落ち着かないという不満のある大人客だけのための温泉施設。

 損して得とれの精神が感じられるのだ。
 ロケーションが悪いのなら、そこだけを目指して来たくなる様な施設にすればいいという意気込みがある。
 そして来てもらう事からは、お金を取らず、レストランや温泉や土産の質でお客様が自主的にお金を使ってもらうようにする。(って、もし、わたしの思い込みだったら、ごめんなさい)

 なぜ、こんな事を書いたかというと、静岡は今、県内初の空港の建設が進んでいる。
本四架橋や、うみほたるの建設と同じで、絶対にありえない利用者数を想定して作っている。東京にも名古屋にも便利な静岡で、黒字の空港になるはずがない。
そうした施設を作る事が即利権や利益につながる力があって、強引に推し進められているとしか思えない。
しかも、それは、もう止めるに止められないところまで来てしまっている。

だとしたら、できるのはひとつ。
その場所に来る事を目的としてもらえるような施設にすることだ。
飛行機に乗るためにくるのではなく、「今日は暇だから、静岡空港に行ってみようか」と思われるような施設だ。

もちろんそのためには更なる予算が必要だ。
しかも、今の考えの人達が、そのまま考えたのでは、それは、更なる予算の無駄遣いになってしまう可能性が高い。

ぜひ、利権がらみの人達ではない静岡空港を成功させたいと思う有志にまかせてみないか。静岡県!!
そして、そういう人達が考えれば、思っているよりずっと安い予算で、日本中にもしかしたら世界中に自慢ができる素敵な施設になると思うよ。

 というわけで、私は、空港賛成派でも反対派でも活動家でもないけれど、また、無駄な施設ができて、その維持費に膨大な税金が使われて、そして、気がついたら夕張市(ごめんなさい。夕張のみなさん)になるのは嫌だし、それは、住民の責任でもあるよなと思っているものだから、ちょっと今日は、大上段なものの言い方をしてみました。

 そういう有志を集められないんだったら、米久に一任って、奥の手もあるよ~
 

で、今日もスウェーデンに関係ないじゃんって怒らないで・・・
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梅の思い出

2007-02-12 11:01:11 | エッセイ

実は、6年前のこの頃は、スポーツ休暇でスキーに行っていたのでホームページの更新が一週間ぐらい滞っていました。
このままさっさと進むと、日付のずれが大きくなるので、ここらでちょっと時間調整。
6年間のタイムラグは、何かと影響が大きいのです。

実は家族は連休を利用してスキーに行っています。
仕事に差し支えるので、スキー場に行っても滑らない私は、事情もあり今年初めて留守番することになりました。(一体何の仕事をしているのだ!?と思った??)

子供も夫もいない三日間。いいわぁ~~
久しぶりに掃除をするエネルギーやプライベートの本を読むエネルギーに満ち溢れています。

ふと見ると、庭の梅が膨らんで・・・梅は私が一番好きな花です。(写メールなので画像悪くてごめんなさい)

梅の香りが好きというのもありますが、咲いたあの表情がかわいい。
受験浪人を重ねていた頃(とほほ・・・の記憶)、発表を待つ時期にすでに大学生になった幼馴染が気を利かせて鎌倉へ散歩に誘ってくれました。
受験から発表まで、彼女の下宿で居候していたからです。
鶴が岡八幡宮の梅の花を見て、彼女が言ったのは
「ポップコーンみたい」

気分が晴れないでいたわたしにも、梅の花は夜中にポンッと音を立ててはじけ咲くのかもしれないと想像するとちょっと笑いたくなったのでした。

ま、その後引いた八幡宮のおみくじで数少ない「凶」をひきあてて、また、ゆううつになったんですけどね。
そして、その年の受験も失敗したのでした(とほほ・・・の記憶)。

でも、負け惜しみなんだけど、そうしたいろいろな経験があるから、今、青空に枝を張る梅の花を見てしみじみできるし、仕事や育児でも「勝ちばっかりがいいわけでもないだろう」と思えるし、迂回したために知り合う事ができた多くの人や、多くの体験に感謝できるし・・・(って、○がない文章は、やめろ!!)

とまあ、いいことずくめなんです。

今、受験やその他の困難に立ち向かっている方、(ま、そういう人はこのブログ見に来ないで、もっと有意義な検索をしてるだろうけど・・あ、来てくださった方が無意味な時間を過ごすタイプの人だと言っているわけじゃ・・・ああ、弁解するほど墓穴掘るなあ・・・・・・・・・)その困難な時を、ぜひ、楽しんでくださいな。

Pecoおばさんが、断言しますよ。
「それが無駄になることは絶対、無い!」って。

もう、精一杯がんばっただろうから、それ以上がんばらなくていいから、その状況を楽しんでみてくださいな。

梅の花の咲く音が聞こえるかも・・・





まったくスウェーデンとは関係ないじゃんという方
ごめんなさい。でもクリックよろしく

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