青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

二重思考。

2013年01月04日 19時01分55秒 | 青裸々日記。
東京駅(東京都千代田区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 「成功法則」のアドバイスには2通りあります。
 一つは、「成功することだけを考え、失敗については意識しない」という、
 いわゆるイケイケドンドンを勧めるもの。
 そして、もう一つは「失敗の要因を逐一潰しましょう」という、
 慎重に危機管理を勧めるもの。

 これらはいずれも、「成功」と「失敗」のどちらかを強く意識しなさい!…というものですが、
 果たして、どちらが正しいのでしょうか!?


 結論から言えば、どちらも正しいのです。
 もっと言えば、意識は「成功」と「失敗」のどちらに偏りすぎても危ないのです。
 これ、なんとなく、分かりますよね。

 たとえば、いくら「成功のイメージを…」とて、
 ずぶの素人にいきなり電車の運転をさせても、正しく運転するのは、まず難しいですよね。
 やっぱり、訓練や勉強は必要なわけです。

 それでは、今度は、訓練や勉強を積んだ人に電車の運転をさせたとします。
 でも、本人が失敗を恐れてオロオロするばかりだったら…、
 やっぱり、上手くは立ちいかないと思うんです。


 この2つ、例としては極端な話かもしれません。
 しかし、成功も失敗も、どちらも起こりえる以上、
 どちらかに目をつぶるのは、あまり得策とは言えないこと、お分かりなったでしょうか。



 人間、自分に目をつぶっただけ、どこか不安定になるものです。
 嫌なこと、目を背けたいことを深刻に考えるのは、きついかもしれない。
 でも、どんなにネガティブな気持ちでも、本当は、たまに意識しておいたほうがいいのです。
 なぜなら、いくら頭でごまかそうが、自分に嘘はつけないからです。


 不安なんて、勝手に沸いてくるもので、いくら悟りを開いたところで、不安はなくなりません。
 さりとて、希望もない世界を生きるのも難しいでしょう。



 だからこそ。

 不安も希望も、両方自分の胸の内にあるんだと、まずはしっかり認めることです
 不安だけとか、希望だけとか、どちらかだけを見て歩みを進めるのは、
 わざわざ片目をつむって歩くのと同じで、歩みそのものが安定しなくなります

 だからこそ、あるがままの感情をそのまま許し、認めることが、
 何をするにも肝要なのです



 不安と希望は、必ずゴチャゴチャになって心に存在しているもの。
 その全てを、たまには認めてみませんか。

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