皆様おはようございます。
昨日は、無事ボランティア活動を終えて帰ってくることができました。
昨日は、午前中に2件の依頼者の方の草刈が終了し、午後にはもう一軒の方のお宅でお手伝いができました。
平日で参加者は10名ほどでした。みな何回か活動に参加している方々です。初めて会う方々ばかりでしたが、志が同じなので現場につけばスムーズに仕事が終わっていきます。3年前に参加したときは1日かかっていた広さの草刈が1時間で終わりました。後々振り返ってみるとずいぶん早くなったなとおもいます。
午後の依頼者の方のお宅は、住民の方が丁度家財の片付けをしていました。1時間ほどである程度の荷物が片付き、一休みして話を聞くことができました。
昔の小高の話しや現況について聞くことができました。昔の小高は、魚がおいしくて、山菜も取れて、ゲンジボタルも飛んでいて、とてもいいところだったと教えていただきました。それが除草剤を使うようになって生態系が変わり、発電所ができて砂浜がテトラポットに変わり、、、等話してくださいました。以前からだんだんと変わっていっていたのですね。
復興の状況も来年4月を目標に進められていますが、除染や大工さん等業者の不足で順番待ちの状態になっていて、どこまで進められるかという現状のようです。
そしてやはり、若い方は移った土地で仕事があったり育児のため戻ってこない方が多いそうです。
厳しい状況が続いています。一方で復興に向けて頑張っているところもみました。除染などの作業は業者の方がしていることが多いです。そんな中、農家の方々と思われるあつまりが農地に20台くらいの軽トラックで乗り付けて草刈りをしていました。自分たちの力でということですね。勇気の出る光景でした。
JRの常磐線も線路の下の砂利を新しいものに入れ替えていました。こういった光景も先々開通しますよ、ということを感じ取ることができます。
思うように復興が進んでいない中で、いくつか希望を見出すことができた1日でした。
最後に依頼をくださった皆様、昨日はありがとうございました。また、お手伝いできることがあったらさせていただきたいと思います。
今日は、昨日の南相馬市小高のボランティアについてお話ししました。
それでは、皆様お気をつけてお出かけください。
小高の空はいつも広くて青い、それは昔から変わっていないでしょう。
午前中一緒に活動した方が作った小銭入れ。購入資金はセンターの活動資金になります。 ひとつ買ってきました。