皆様おはようございます。
今朝も引き続き良い天気です。
新聞での天気予報ではなんと、予想最高気温30度に。
いつも間にやらという感じがします。
さて、今朝は食べ物と命のお話です。
私は、食べ物の仕事にかかわっていますが、魚にしろ、鶏にしろ絞めたりしてから調理することはありません。
若いころ働いていた回転ずしでも、当時のその会社では、冷凍の柵、真空パックの半身等を調理しました。
生きた魚が送られて来たことはありませんでした。
プライベートでもそういう調理をすることはなく、生きたものを殺して調理するのは実は苦手です。
先日、東北の太平洋沿岸でよく食べられる北寄貝の炊き込みご飯を作ろうと、貝を買ってきました。
そしてそれは、生きているものでした。
水管のあたりにナイフを入れて殻を外していくのですが、貝は嫌がって殻を閉じます。
かわいそうな気持ちも起きるのですが、ナイフで貝の殻の両側にナイフを入れるとすんなり殻が開きました。
適且に処理して、お米と炊きあげました。
ほんのりと貝のうまみがお米にしみこんで、貝の身をかみしめると甘みが広がります。
美味しくいただきました。
いい年をして言うのは何ですが、自分でこうしてとどめを刺して作ると、ありがたく無理しても全部しっかり食べなくてはと思います。
私は、子供のころからそういう経験はないので、やはりかわいそうとはいっても、小さいころからこういう経験をしていても良かったのかなと思います。
どんな食材でも、命をいただいているのですものね。
こんな齢になってからもそう思う。おかしな時代だなともちょっと思いました。
今日は、北寄貝にとどめを刺した話でした。
それでは、皆様1日がんばりましょう!
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