のんびり起業を目指す日々

好きなことを勉強しながら、のんびりとお惣菜屋さん開業をめざす毎日です。

再開した常磐線を使って

2020-03-26 04:45:00 | 日記
皆様おはようございます。

先日は仙台経由で、南相馬に行きました。

自分の活動する関東でも、自粛が求められる中で人の活動が縮小され、経済が動かなくなっている今の状態。
これは震災後、街の経済に問題を抱えてきた、南相馬の様子にも重なって見えたからです。
現地への交通は車か公共交通か迷っていたのですが、高速バスが安くなっていたのでバスと鉄道で行くことにしました。
高速バスは密閉空間になるので心配でしたが、せき込む人も無く、そのあたりのエチケットも自主的に守られているように感じ、少し安心して移動できました。

8時に小高駅に着き、ボランティアセンターへ。
活動はベテランさんばかりのグループで、自分はスキルがないので伐採した杉等を小型トラックに積み込んでいました。
南相馬に来始めた7年くらい前に比べると、馬力が落ちてしまったなと感じることもありましたが、それでも必死にやっていると、何か起業に進み始めたころの昔の気持ちも思い出すようでした。
ボランティアセンターも新型コロナの影響で、月末からしばらくの間お休みになるとのことでしたので、こうして活動させて頂けるのは、不思議とタイミングが合ったのだなと思いました。

活動の後は、お菓子屋さんやいつも買い物をする魚屋さん、そして再開したホームセンターで買い物をしていきました。

お菓子屋さん「松月堂」では、いくつかバラでお菓子を買ってみました。
東京のデパートなどでは、お店ごとに商品の種類はある程度絞って売られていることが多いですが、福島のお菓子屋さんは種類が幅広くそろっていて迷ってしまいます。






買った中の一つはこれ、「福島ロボットテストフィールド」という、ドローンなどのロボットのテスト施設のロゴ入り商品です。






お菓子としては、柔らかい生地にお餅がはさまれているのですが、これがモモの香りがほんのり香る程よい酸味のおもちで、ちょっとかわった美味しさでした。
松月堂さんは、看板商品の「浮城」など、今回買わなかった美味しいお菓子もあるので、次回は予算を増やして買いあさりたいと思いました。

買い物を終え駅に近づくと、この3月から復活した仙台発着のひたち号が来ました。





お客さんは、帰りに乗ったいわき発のひたち号より、乗っているように見えました。
残念ながら、特急は小高駅には停車せず、いわきまで各駅で行き、そこから特急利用です。
電車の中では、疲れがどっと出ていつの間にか眠ってしまった時間もあったのですが、品川まで昔買ったカーネギー名言集の文庫本をずっと読んでいました。
3冊セットになっていた中で、唯一読んでいなかったこの本。
名言の嵐を浴びるのもどうなのかなと思いましたが、こういうご時世ですから、励まされることもあり、反省することもあり、考えさせることもあり、今後に向けてはよかったと思います。

東京の状況も日々厳しくなりつつありますが、気持ちの持ち方が変わって、人生としても大事な判断が必要な時期になりそうです。

それでは、自粛の中にも良い一日になりますように。