のんびり起業を目指す日々

好きなことを勉強しながら、のんびりとお惣菜屋さん開業をめざす毎日です。

ローメンの日

2019-06-04 05:14:00 | レシピ
皆様、おはようございます。
皆様は「ローメン」をご存知でしょうか?
 
 
 
今日は6月4日、(6む4し)との語呂合わせで「ローメンの日」だそうです。
中華めんを深蒸しにして、焼きそばのような汁無し麺のような感じにした、長野県の南信地方のご当地料理です。
 
 
ローメンには今から20年くらい前に嵌り、自分でも試行錯誤して自家製ローメンを試作していたのですが、その頃はなかなか安定して作成することはできませんでした。
最近仕事中にふと、あれってメイラード反応だろから、あと水分の飛ばし方があれだからあんな風にして、こんな風にしたらうまくできるんじゃないかとアイデアが降りました。
あっているかはわかりませんが、いくらか安定感が上がったのでご紹介いたします。
 
 
中華めんは中太麺を選びます。
原材料に卵が入っているものが色づきやすいようでおすすめです。
 
 
 
最初は蒸し器にて蒸します。
下に麺が落ちないようクッキングシートを敷き、少し水を振り火にかけます。
沸騰してから、10分位。焼きそば麺くらいの色になったらOKです。
 
 
 
これをオーブンの焼き網に移し、スチームオーブンで120度に予熱し40分かけます。
その途中、20分くらいで色付き加減を見て、色ついてかたくなっていたら裏返し、また最後までスチームオーブンにかけます。
この辺は機械によっても多少違いがあると思いますので、様子を見ながら合った時間を見つけてみてください。
下のような感じになればOKです。
 
 
 
 
次にローメンを調理していきます。
材料(1人前)は
 
 
ラム肉 100G
キャベツ 4分の1玉
 
 
りんご 4分の1個
ウスターソース 大さじ2
 
 
しお、こしょう
 
 
食前にお好みでウスターソース、酢、ごま油、七味唐辛子、おろしにんにく
 
 
そしてもちろんローメン1玉です。
 
 
 
 
塩コショウをふったラムを最初に炒め、しっかり火を通したらキャベツを3CM位に色紙切り(四角く)切ったものを加えます。
ある程度キャベツに火が入ったら、ウスターソース大さじ2とりんご4分の1をすりおろして加えます。
りんごは隠し味で本場のあるお店風になりますが、なくても良いです。
そして水150ccとローメンを入れ蒸し焼きにします。
好みの硬さに仕上げて出来上がりです。
(ラーメンと違って麺がのびにくいです)
 
 
 
 
お皿に盛ったら、薬味におろしニンニクと唐辛子、ごま油や酢、ウスターソースを好みで足して召し上がってください。
油そばみたいと思った方もいらっしゃるかと思いますが、その油そばの原型との説明を聞いたりすることもあります。
 
 
 
 
B級グルメの大会で優勝したこともあるそうなこの「ローメン」ですが、なかなか全国区にはならないようです。
そこがまた、何とも言えなく愛おしいところです。
 
 
メイラード反応?と水分を抜かれることにより、唯一無二のぼそっとした麺の食感と香り、そしてすこし癖のある羊肉とニンニク、酢等とのからみは何とも言えない魅力です。
そしてウスターソースが不思議とあっているんですよね。
 
 
食べたことがある人は心がさぞ伊那路に飛ぶことでしょう。
今年は家にこもっている私も、天竜川にそそぐ街中の急流の音が聞こえてくるようでした。
 
 
それでは皆様、良い1日を。