のんびり起業を目指す日々

好きなことを勉強しながら、のんびりとお惣菜屋さん開業をめざす毎日です。

何故起業なのか、改めて思い返した

2017-01-06 05:21:55 | 日記

皆様おはようございます。

 

流石に、ここ数日は冷え込むようになって来ました。 体調には気を付けたいです。

 

 1月3日の読売新聞に、アメリカの政治哲学者、マイケルサンデル氏のインタビューが掲載されていた。

これからの民主主義について書かれていた。

この中で、人々の生活がカネで勘定されている、とか、行き過ぎた資本主義への警鐘が書かれていた。

 

 さて、私は、何故起業するのか。

もともとは、自分の思うような店を持ちたいというありふれた感覚だった。

 そして、その資金をためている最中、東日本大震災が起こる。

当時の自分の仕事はライフラインの一部で、日々の仕事はそれまでよりも社会的責任の重いものに変わった。

その荷物であるガソリンが各地で不足し、運んでもすぐ無くなってしまう時期もあった。

その時は、しばらくは起業などと自分勝手なことをしている社会状況じゃ無くなったと思った。

地震の時は、ガソリンの出荷基地にいた。海もすぐ近くだった。

揺れているときは、この後ろくなことにはならないと思った。

でも、火事も、津波も来なかった。

けれど、東北を中心とした甚大な被害。

やるせなく思っていて、数か月後、仕事が落ち着きつつあったので、休みの日にボランティアに行くようになった。

 

 この時期の経験で、経済社会のもろさと、反面、そういう状況で力を尽くす人たちの姿をたくさん見た。 その後も、災害は絶たないが、同様の考えを強くした。

ここで、小さくても、社会に望まれるものができるのならば、事業をしても良いのではないかという考えに変わった。

お金は、有能な道具だが、使い道次第では世の中を好ましくない方向へ進めることもあるかもしれない。

お金の使い方も少しは考えるようになった。

すべてとはいかないが、できるだけ良いところに行くように。

 

 資本主義社会は、競争が働いて、そこで勝ち残った優れたものが効率よく付加価値を生み社会に還元するという仕組み。

それが、100%ただしい良い仕組みなのかは、詳しくないし良くわからない。

けれど、起業したら、良いスポーツチームのようにフェアに激しく戦わないとその競争に勝てないと思う。 特にながいめでみたら。

私の私見だけれど、本当に接客業でこのお店の店主は本物だな、と思った人は関東ならば郊外にいる。

東京では、見たことがない。

お金はどっちが稼いでると言ったら、どうなのだろう。

実際はわからないけれど、まさにカネの物差しでは測れない部分である。

私はどっちを尊敬するかというと本物の方の方だし、そうなりたい。

 

 起業までにできること、100%の準備をするというのはなかなか難しい。

でも、あるサッカー選手のように、いつかワールドカップに優勝するくらいの気持ちで、コツコツと自分を磨き続けていくしかない。

 

冒頭に書いた新聞記事で、行き過ぎた資本主義という表現があったけれど、日本は以前ほどではないけれど、欧米に比べるとまだ平等に近い社会なのだと思う。

そんな、好きな大切な国で、ミジンコほどだけれど貢献できたらと思います。

 

それでは皆様、良い1日を。