ETV特集「あとにつづくものを信じて走れ」

　生前の井上ひさし氏へのインタビューと、彼を取り巻く色々な人へのインタビュー、そして、小林多喜二についてのことなどが語られ、井上ひさし氏の思い、心情がよく伝わる番組だった。そして、小林多喜二の死体の写真が番組で放送されたのには少し驚いた。

　しかし、「あとにつづくものを信じて走れ」とはなかなか良い言葉だ。

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　ETV特集 6/6(日) 22:00 ～ 23:00　NHK教育

井上ひさしさんからのメッセージ▽残された肉声と証言で探る最後の戯曲“組曲虐殺”への思い
ETV特集◇4月9日に75歳で亡くなった劇作家で作家の井上ひさしさん。"現代の戯作者"と呼ばれた井上さんは、戦争に巻き込まれる人々の悲しい運命など、シリアスなテーマを喜劇の中で描き続けた。その井上さんの最後の戯曲が小林多喜二の人生を描いた「組曲虐殺」。長年準備を重ねたこの作品を、肺がんに侵されながらも書き上げた時井上さんは家族に、これができたから死んでもいいと語ったという。なぜ井上さんは同作品ができたから死んでもいいと思えたのか。同作品に込めた井上さんのさまざまな思いを、長年舞台を共にした演出家や俳優、家族、NHKに残された井上さんの肉声から明らかにする。

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