2010年12月にダイヤモンド社から発行されたものだ。2007年から2010年にかけてのインタビューとテープをもとに構成されたらしい。著者の思想性とは別にして、1922年生まれの人間が自分の人生を語りながら、佛教全般を語りつくす。博識ですなあ。老齢にして知識欲衰えず。当然、キリスト教にも触れてくる。最初にでてくる「マルクス主義はキリスト教の一種じゃないかと私は思うんです。~」は卓見だ。日蓮宗と創価学会との関係も語っている。図書館に行くと本屋とは違う書籍に出会える。また、値段見て買うか買わないか迷う必要がないのがよい。