対談の相手は、大江健三郎、金芝河、富岡多恵子、赤瀬川源平、多田道太郎、片岡義男、奈良美智、横尾忠則、福島瑞穂、西島建男、加藤典洋・赤坂憲雄、室謙二、橋本治である。どのお方も一筋縄ではいかない人であるが、それなりの面白い対談になっており、とにかく色々な知識が自然な会話の中で流れていく。これが不思議であり、鶴見の強さかなあ。存在感は30年経っても変わらないようで。余り好きではない人だが、参りますなあ。最初の大江との対談を読むと、大江のスタンスが実感としてよく分かります。大江が好きなスピノザのことも出てきてます。
心理学と哲学のあわいに探る臨床の知、と言う副題が付いている。色々と鷲田氏が河合先生に話しを聞くような感じになっている。鷲田氏が年下だし仕方ないかなあ。しかし、対談形式は面白い。本音が出てくるのでね。河合隼雄氏の話はパターンが決まっているが、それなりに臨床経験からの逸話が興味深い。彼に心理療法を受けた人の経験は余り世間では表に出ないので、河合ユングがどの位、有効なのか分からない。「有効」などという言葉自体が必要ないのがユング派なのかもしれない。面白いなあと思ったのは「魂」の話にふれて、鷲田氏が、ミッシェル・セールを引用し、「皮膚と皮膚が合わさるところに魂がある」との話をして、魂の地図を描いたのが「刺青」である。プリミティブな社会の刺青であるという。皮膚と皮膚のふれあいであるセックスであるから、魂を求めながら、何をしていいかわからないものがセックスをする!と河合が言うのだが面白いですね。
俳優の岡田真澄さんが死去 映画、舞台で活躍の二枚目 (共同通信) - goo ニュース
先日、田村高広氏が亡くなられた。父親が阪妻、阪東妻三郎であり、弟が田村正和、田村亮である。彼は1928年生まれだったから、77歳だったのかな。岡田真澄は70歳だからかなり年下になりますか。岡田真澄といえば、E・H・エリックを思い出しますね。実の兄貴でしたが、マルチタレントの草分けでした。エリックの次女が岡田美里ですなあ。
ところで、岡田真澄といえば「ヨネヤマ・ママコ」を知っておられますか?
先日、田村高広氏が亡くなられた。父親が阪妻、阪東妻三郎であり、弟が田村正和、田村亮である。彼は1928年生まれだったから、77歳だったのかな。岡田真澄は70歳だからかなり年下になりますか。岡田真澄といえば、E・H・エリックを思い出しますね。実の兄貴でしたが、マルチタレントの草分けでした。エリックの次女が岡田美里ですなあ。
ところで、岡田真澄といえば「ヨネヤマ・ママコ」を知っておられますか?
帰宅すると、カーチャンを連れて長男の嫁さんが来ておりました。最近は抱き慣れで、縦に抱いて歩かなければ許してくれません。座ると泣くんです。あれは不思議です。丁度笑ったのでカメラを向けたらフリーズします。トホホ