フツー目覚めどきに見る(やけにリアルで鮮明な)夢、ってのは
(1)突拍子もない場面&支離滅裂な登場人物 と
(2)どこか、現実の価値観を引きずったままの自分の「自我」
がコミュニケートする「単発ドラマ」のカタチを採りますよね。
さらに(2)は当然、「昨晩、眠りに就く時点の自分」の現実の価値観であり、それは人生の履歴でもあるワケです。たとえば45歳のオトコが見る夢のなかの自分は、人間じゃない超然としたモノに化けたとしても、現実の45年間を生きた知見でもって、そのバーチャルな夢のなかを捉え、サバイバルしているのが通例です。
わたし自身、齢50歳を迎えても、そーゆう夢ばかり多種多様に見てきました。
・・・が。
さらに1年が過ぎ、2年が過ぎようとする今、わたしの見る夢に明らかな「異変」が起きつつあります^^;
つまり。
夢のなかでハッキリと、「記憶後退」が起き始めたのであります。「後退」ったって、たとえば3日前に食べた夕食メニューが思い出せないとか、そんな卑近なレベルの話ではありません。
毎晩毎晩、わたしは16歳~24歳くらいの「かつて経験した人生の舞台」に逆行し、当時の同級生やら同僚らとナニ食わぬ顔で暮らしている!?のです。
(現時点では)おとといが一番「時間を逆行」していて、高校1年生に戻っちゃいました。高校のころ自分は水泳オンチだった(100m、200mと苦にせず泳げるよーになったのは、バブル時代に通ったスポーツジムのプール。当時からは十数年もあとでした)ので、明日の火曜日、第二時限の体育の時間にやる水泳の進級試験が気になってしかたない。
あれっ? マズいぞ。そーいえばオレ、海パン持ってたっけ!? っけ^^; と、そこだけ35年後の自分の感性が生きてるんですが。
「海パンの所有感」以外は全部、高校生のオレに戻ってるんですよ。35年分の記憶が見事に飛んでるから、まさか本当は自分の年齢が50歳を過ぎてるなんて、「夢にも思って」ない!!!^^;;
いやも。すっげー、焦りまくりましたよ。
つか、火曜日の二時限目が体育だなんて、現実の自分はまったく忘却してて思い出せないし^^; そんな昔の細かい記憶、いったいアタマのどこに保存されてんだろ。
目覚めに戻る奔流のなかで、わたしは「自分が実は高校生ではなく、もう50を越えた中年オヤジである」という現実を把握するまで、3~4分の苦悶がありました。言うまでもなく、天空のどこからか自分の「35年分の履歴データ」が、怒涛のごとく脳裏にリロードされたから、であります。
毎朝の目覚めが、「生命の神秘」でもナンでもなく、単なる機械的な「人体システムの再起動」なんだな・・・と、あれほど生理的に実感できた朝もありませんでした。
逆に言えば今、鏡に映る「50を過ぎた中年オヤジ」が、本当に、「真のオレ」たる外観なんだろうか?という率直な疑念も、ここ数日で(現実と同等なリアリティを伴って)湧き起っている自分が、いるのです。今という絶対時が本当に「西暦2012年」であるかも大いに怪しいし、「自分」とやらが宇宙の、どこに存在しているのか? あるいは、いないのか?・・・という漠たる不思議の念を含めて、そう覚える自分がいます。
(1)突拍子もない場面&支離滅裂な登場人物 と
(2)どこか、現実の価値観を引きずったままの自分の「自我」
がコミュニケートする「単発ドラマ」のカタチを採りますよね。
さらに(2)は当然、「昨晩、眠りに就く時点の自分」の現実の価値観であり、それは人生の履歴でもあるワケです。たとえば45歳のオトコが見る夢のなかの自分は、人間じゃない超然としたモノに化けたとしても、現実の45年間を生きた知見でもって、そのバーチャルな夢のなかを捉え、サバイバルしているのが通例です。
わたし自身、齢50歳を迎えても、そーゆう夢ばかり多種多様に見てきました。
・・・が。
さらに1年が過ぎ、2年が過ぎようとする今、わたしの見る夢に明らかな「異変」が起きつつあります^^;
つまり。
夢のなかでハッキリと、「記憶後退」が起き始めたのであります。「後退」ったって、たとえば3日前に食べた夕食メニューが思い出せないとか、そんな卑近なレベルの話ではありません。
毎晩毎晩、わたしは16歳~24歳くらいの「かつて経験した人生の舞台」に逆行し、当時の同級生やら同僚らとナニ食わぬ顔で暮らしている!?のです。
(現時点では)おとといが一番「時間を逆行」していて、高校1年生に戻っちゃいました。高校のころ自分は水泳オンチだった(100m、200mと苦にせず泳げるよーになったのは、バブル時代に通ったスポーツジムのプール。当時からは十数年もあとでした)ので、明日の火曜日、第二時限の体育の時間にやる水泳の進級試験が気になってしかたない。
あれっ? マズいぞ。そーいえばオレ、海パン持ってたっけ!? っけ^^; と、そこだけ35年後の自分の感性が生きてるんですが。
「海パンの所有感」以外は全部、高校生のオレに戻ってるんですよ。35年分の記憶が見事に飛んでるから、まさか本当は自分の年齢が50歳を過ぎてるなんて、「夢にも思って」ない!!!^^;;
いやも。すっげー、焦りまくりましたよ。
つか、火曜日の二時限目が体育だなんて、現実の自分はまったく忘却してて思い出せないし^^; そんな昔の細かい記憶、いったいアタマのどこに保存されてんだろ。
目覚めに戻る奔流のなかで、わたしは「自分が実は高校生ではなく、もう50を越えた中年オヤジである」という現実を把握するまで、3~4分の苦悶がありました。言うまでもなく、天空のどこからか自分の「35年分の履歴データ」が、怒涛のごとく脳裏にリロードされたから、であります。
毎朝の目覚めが、「生命の神秘」でもナンでもなく、単なる機械的な「人体システムの再起動」なんだな・・・と、あれほど生理的に実感できた朝もありませんでした。
逆に言えば今、鏡に映る「50を過ぎた中年オヤジ」が、本当に、「真のオレ」たる外観なんだろうか?という率直な疑念も、ここ数日で(現実と同等なリアリティを伴って)湧き起っている自分が、いるのです。今という絶対時が本当に「西暦2012年」であるかも大いに怪しいし、「自分」とやらが宇宙の、どこに存在しているのか? あるいは、いないのか?・・・という漠たる不思議の念を含めて、そう覚える自分がいます。