
いや中露の「お釜式 帰還船」じゃなく、アポロ式の宇宙カプセルが海洋に着水して人類を生還させる……な~んて歴史的なイベントは「もう何十年と」行われてなかったから。アポロ世代の自分にはワクワクどきどき。午前2時間からのLIVE配信に真っ向クギ付け❕ でした。
しかも、NASA官製じゃない「民間プロジェクト」としての有人宇宙飛行カプセルの復活。ただの懐古趣味、年寄り冥利とは断じて違う、「進歩」の可視化されてるとこが"未来してて"タマらんっ🎵
Part1 軌道降下に向け周回中

この時点では、スペースX社特設ブースでナビゲートする実況解説アンカー男女も余裕綽々。
時折、SNSから投げかけられる素朴な質問に分かりやすく回答する『何でもネット相談室』を差し挟みつつ、のんびりした展開。
Part2 最終噴射/降下・再突入フェーズへ

この段階になると、」画面のメインは管制室の長映し1本。船内の様子はチラとしか映らない。
ただ、船長と管制官の交信はワリと頻繁目になり、その分、アンカーたちが「どういう作業中か」を映像に代わってコトバの表現力で説明している。英語がネイティブに聴き取れれば、オモシロいんだろなあ💧
Part3 再突入、スプラッシュダウン(着水)❕

これ↑ 予期してなくてスゴかったね。周辺上空に待機してた航空機からの「超望遠」追尾映像。
真っ暗な成層圏高層を突入中の、炎が消えて減速パラシュート開く前後のカプセルが、もう(豆粒ほどの白点ではあるが)実写LIVEで捕捉できちゃってた。
着水用の大パラシュートが開いたころには通信もフツーに回復してて、船長が「残り300メートル」とか細かく伝えてきてるのにもオドロき。
以下↓ は、海上待機組の側から捉えた着水&回収映像。





が実は。。。ホントにオモシロくなったのは ここから❕❔


着水から回収船に(カプセルが)載せられるまでは、ものの15分くらいだったろうか。
さすが、予行にも予行を重ねた職人の早ワザである。何せ、取材ヘリとかさえ飛んでくる時間を与えないまま、回収船は現場海域を離れ帰途に着く。
しかし、分からんもんだ。実は、ここからが長かった。カプセル内の空気サンプリングと解析評価が❔再テストとか繰り返したようで、なかなかハッチを開けられない。要員のひとりがハッチの前でアンロック・レバー付近に腕をかけたまま、凍ったように10分、20分と座り込んで動かない。カプセルの前では要員が入れ代わり立ち代わり……目まぐるしく行き交って、何やら叫んでは道具を取って来させてる。
普通の素人感覚で眺めてたら、「予期せぬトラブルで騒然としてる」ようにしか見えん。ネット実況だから、ここへ至って「ナニごとか」的なチャット投稿がドドドっと💧 殺到し始めた。まさかまさか、ハッチを開ける段になって野次馬のコーフンが頂点に⚡達する展開になろーとはwww
こういう映像を目の前にしてしょーもない市民の抱くイマジネーションは、国籍や年齢を問わず似たよーなもんであるらしい。殺到したチャット・コメの、上位3種を↓ ご紹介しとこう。

いやはや💧 テメ―ら、真面目にやれ❕ と故・いかりや長介氏がツッコミそうな、無責任で言いたい放題の「茶々の嵐」だったコト、ご想像いただけたろうか。
結局、やっとのことでハッチが開けられ船員の"ボブ"ことロバート・ベンケン飛行士が甲板に引っぱり出されたのは、着水から60分余りも経過したのち💧のコトであった。 …やれやれ安堵🎵

=了=
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