ローカルな話題。他の地方でも、こーゆう試みは商品化された例があるんだろか?
東海三県(=愛知・岐阜・三重)では今年に入って一時期、大手食品スーパーのアピタ/ピアゴ(旧ユニー、現ドンキ)が取扱い、全地方的に話題となりました。
・・・《キリン家庭用ラーメン》。※2021年現在は《キリマルラーメン》と改称。
ナンでも昭和期は西三河(愛知の南西部)地方に限ってメジャーだった、超ローカルなインスタント麺ブランド、なんだそうです。
愛知人なれど尾張に生まれ育ったわたしなんで50を越える今の齢になるまで、こんなラーメンがあったことは全く❕ 知りませんでした。上述の通り、旧ユニー系列の店頭に並んだことで、その存在だけは知りましたが・・・・「昭和の味を忠実に復刻」と銘打ったふくろ麺が、値段だけは《マルちゃん正麺》よりも高い!?のですよ(笑)
ぱっと見るなり、「こんなもん、誰が買うんだよ」と訝りましたわ。「昭和の味」って、聞こえはいーけど、要は「コシのない、すぐにフヤけ過ぎて、ズルズルな食感になるイージーな麺」、ってことです。それを国産原料だけで造れば、なおのことコスパは悪くなる。
「不味くても、これを食ってた時分の懐かしさにだけは浸れる」に過ぎん。
んっまー案の定、1カ月もすると、ドラッグストアの安売りにも💧出回るようになりました。それでも1袋=128円たァ、結構な「お値段」。
この日記のネタにでも、と1個だけ購入。 開封してみたら・・・オドロき。ナンと、「値段が高い」理由は、国産原料だけではありませんでした。麺本体の包装が、まさかの「3重パック」。 たぶん、麺自体に粘性が足りないので、こうでも厳重に包んどかなくては、輸送時の振動とかで(乾麺が)バリバリに割れてしまうのでしょう。
事実、ここまでしてあっても、一般のふくろ麺よりは「割れカス」が多量に含まれてました^^; フツーに1重包装だったら、どんだけ粉砕されちまうんだ? っつう(笑)
熱湯で2分煮ます。 すぐにほぐれ、食べ出すうちに、麺はどんどん伸びて豆腐をカジるみたいな食感になり果てていきます^^;
いやホント、よく再現できてるんですよ。
たしかに昭和3~40年代のインスタント麺そのもの(ただし、スープは当時よりはるかに美味い)!ですね。リアル世代の舌にはスゴく懐かしいです!!
でも・・・。
そんなもん、やはり「1回食えば、十分」ですよ(苦笑)。 飛躍的に美味くなったイマドキのインスタント袋めん(しかも割安)に替えてまで、家庭にこれを常備しておきたいとは・・・露ほどにも思いませんねえ、残念ながら。