カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

インド21州目(ナガランド州)の訪問。

2019年10月28日 22時03分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA

インドには全部で29州ある。
21州目の訪問になるのは東北地方にあるナガランド州である。
東北地方はネパール、ブータン、ミャンマー、中国、バングラデシュと国境を接する場所で、
アッサム州、アルナーチャル・プラデシュ州、シッキム州、トリプラ州、
ナガランド州、マニプル州、ミゾラム州、メガラヤ州の8州がある。

元々は個々の独立した王国だったため他のインドの州と比べると、
人種も言葉も宗教も文化も食事も違う。
インドと言う大国の一部になってはいるが、
独立を求める過激派もいるため外国人の入境は制限されていた。
インドビザとは別に入境のパーミットが必要だった事もあり、
行きやすい場所ではなかったのだ。
(現在はシッキム州とアルナーチャル・プラデシュ州のみ。)

入門ナガランド―インド北東部と先住民を知るために
多良 俊照
社会評論社

ナガランドはナガ族の国と言う意味であるが、1816年にミャンマーの支配下になり、
その後イギリスからインドが独立する時にインドの一部になった。
90%がキリスト教徒で世界で唯一パブテスト教会が主流の州らしい。

ナガランドと聞くとどうしても首狩り族をイメージしてしまうが、
実際に数十年前まで(!)他の部族の首を刈る事で一人前の男と認められていた。
首を刈ると勇者の印として胸に刺青が施され、結婚も許された。
と言うわけで・・・・首を刈られたくないので一人では行く勇気がなかった。
今回は2月にマニプル州へ行った時のメンバーも含めて7名である。

またナガランド州のコヒマは第2次世界大戦の終盤に行われたインパール作戦の時に、
日本軍がミャンマーから国境を越えて進軍した場所であり、
我が故郷である新潟県の歩兵第58連隊も参加していた。

ルートはデリーからマニプル州の州都インパールへ飛び、
そこからは陸路でコヒマを目指す。
もちろん安全確保と旅程がスムーズに進むよう、
現地ガイドが同行する3泊4日の旅行である。
新しい発見と感動がある旅になる事と思う。では、行ってきます。

なおナガランド州では、肉類では犬肉が最も好まれているらしく、
州内には野良犬はいないそうだ。
その他、鰻やカエル、芋虫なども食料であると言う。
躊躇するし食すにはかなり勇気がいるが・・・・どうしよう。
この機会を逃すともう食べるチャンスはないだろうし・・・迷う。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ケーキ)
2019-10-29 10:46:28
私はカエル、芋虫なら普通に食せます。カエルはフランス、イタリアでは魚屋さんで売られている食材だそうです。
ですが、犬肉は無理です。
仮にサントーシーさんが食べたとしてもその経験をブログに載せるのは止めておいたほうが良いと思います。おせっかいですが。
返信する
思った程では・・・ (サントーシー)
2019-10-29 11:05:17
 ケーキさん。

ナガランドのマーケットに行ったのですが、
大したことはなかったです。
犬は売られていませんでした。
カエル、蛇、芋虫、ネズミでした。
ほっとしました。
返信する

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