カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドのお金】 ~ルピー①~

2005年03月01日 21時17分00秒 | インド / INDIA
「ルピー」は、インドの通貨である。
1ルピー(Rs)は、2005年3月1日現在、約2.39円だ。
1Rsは100パイサ(P)である。今は、1Rs以下はあまり使われていないけど。

コインは、1Rs、2Rs、5Rsとその下の25P、50Pがあり、
紙幣は、5Rs、10Rs、20Rs、50Rs、100Rs、500Rsがある。

■ お札 ■

紙幣の図案は、日本で一番有名なインド人である、マハトマ・ガンディーだ。
  (写真:上は500RS札の表面、下は100RS札の裏面)

紙幣の表面は、全て同じデザインで、向かって右側にガンディー、真ん中に金額、
左側にすかしとなっている。もちろん、すかし部分はガンディーだ。

裏面は額面によって異なった絵が描かれている。その他はデザインが同じだ。
ます、右下に英語で金額(One Hundred Rupees)が書かれている。
そして左下にはヒンディー語、左下と左上と右上には、数字で金額(100RS)がある。

注目すべきは、左側の上下に書かれた100の文字に挟まれた場所だ。(写真下の左側、赤い矢印)
インドの公用語は多数あり、15の公用語で100Rsと書かれているのだ。
私もどれが何語かはわからないのだけれど、ウルドゥー語やタミル語やベンガリー語・・・・。
州によって言葉が違うし、なんと!文字まで違うのだ。
日本で言うと、東北弁や関西弁のようなもの・・でも文字は違わないよね。

だからインド人同士でも州が違うと言葉が通じないので、英語で話したりするし、
違う州に行くとインド人でもボラれるそうだ。
またインド人は言葉の達人なので、英語と標準語であるヒンディー語と
自分の州の言葉(例えばマラティー語)の3ヶ国語(?)が話せたりする。
2/6の日記に書いたスニール君は、バイクのエンジニアだと言っていたが、
彼も3ヶ国語話せた。(まぁ、その人の職業や学歴などでも違うんだろうけど。)

額面によって色も違うし、大きさも小額紙幣のほうが小さいし、
数字で金額が何箇所も書かれているので、見分けやすいと思う。
  (コインは、慣れるまでたいへんかな。明日、説明します。)

◆豆知識◆

  ① マハトマとは? ヒンディー語で、マハー=偉大な+トマ=魂、と言う意味。
     中学校の社会科の先生が教えてくれた、最初のヒンディー語。

  ② インドでは紙幣をホチキスの様な物で留めるので、ほとんど穴が開いている。
     写真でも、すかしのあたりに穴が開いている。
     注意して見てね。(写真上の左側、下の右側、赤い○印)

  ③ 穴が開いていても使えるが、切れていてテープで張ってある紙幣は
     通称「ババ札」と言い、見つかると受け取ってもらえない。
     大量に支払うときに紛れ込ませるか、渡したら逃げるように立ち去るべし。 
     バレないと思ってリクシャーで使用したら、追いかけてきた事があった。 
     私は主にホテルやレストランのチップに使用する。

     昨日、両替について書いたけど、両替のときは必ず紙幣の数を数えること。
     私はごまかされた事はないけど・・・。
     それから「ババ札」がないかどうかもチェックしておこうね。
     もしあれば、遠慮なく交換してもらおう。

to be continue.
コメント
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