Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

新年は大僧正のありがたいお話しから。

2008-01-03 15:15:22 | 東京散歩・冬

(2008.1.2 東京・文京区護国寺)

例年のように初詣に護国寺へ行きました。

参拝が終わり一休みしていると、突然「ブォー、ブォー」とほら貝の音が聞こえます。「何事だろうか?」と思って
今参拝の終わったばかりの本堂へ戻ると、お坊さんから、これから「仁王会があります。よろしかったらどうぞ」
と言われ、そのまま本堂内部に用意された座席に座りました。

後で分かった事ですが,仁王会(にんのうえ)とは正月二日に護摩をたいて
行われる祈りで、国の平和と全ての人々の幸せを祈る大法要、だそうです。
法要の最後に大僧正からイラク戦争の話題から日常の事にまでおよぶとても
平易な講話がありそのお話に心を打たれました。
私なりに大僧正のされたお話を解釈すると、
・仏の心、は即ち,慈悲である。
・仏に祈るだけでは十分ではない。実践して初めて祈りの意味がある。
・他人に対しやさしい心や言葉で接するように努めるだけでも仏の慈悲を
 実践することになる。
・一人一人の気持ちの変化は小さくても全体としてまとまれば大きな社会の
 変化になりうる。

確かに、自分はいつも何か足りない・満たされないままだと感じる慢性的な「幸せ飢餓感」よりは、
自分が他人に発する行動や言葉でその人が喜ぶ表情を見るほうがはるかに充足感がありますよね。
今年は正月早々、とてもありがたいお話を聴けてとてもラッキーでした。

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