すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

吉野真由美「商品がなくても売れる魔法のセールストーク」

2007-02-24 19:12:40 | 書評
著者は何歳だ? なぜ本のプロフィールの欄には、生年を載せない?


吉野真由美「商品がなくても売れる魔法のセールストーク」読了。

自分で言うのもなんだが、「なんだかなぁ~」(阿藤快風)な本を読みました。

アマゾンの商品説明は、こんな感じ。
「実物を見せてプレゼンするより、会わずに電話だけで5倍も売った。試行錯誤の果てについに完成させた、本当に成功したトークの秘密。」
「実物を見せてプレゼンするより、合わずに電話だけで5倍も売った! 電話だけで1億5千万円を売り上げた驚異のスクリプト(台本)を初公開! 電話だけで売るセールスの成功の方法と秘訣を教えます。」


つまりは、電話営業のコツを伝授している本です。

しかし、商品がなくて売れたことを自慢しているというのは……………。

普通の商売から考えれば、こういう行為は、「詐欺」なんだろうけど(「犯罪」ではなくて、「倫理」でね)。


これが「高度資本主義社会」だ! ということなんでしょうか?


売り切り、かつ逃げ切れるものであれば、この本を参考にするのも、よろしいかと。

ただ、メンテナンス云々で、お客様と細く長く(太く長くでも構いませんが)接していくことが必要な営業さんには、イミがないかな。
いや、イミがないどころか、毒だな。


商品がなくても売れる魔法のセールストーク

ダイヤモンド社

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