すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

幸村誠「ヴィンランド・サガ (1)」

2007-02-05 22:21:37 | 書評
本物の力を感じる


いい年をしていながら、週刊少年マガジンを愛読しております。

そこで連載されていた幸村誠「ヴィンランド・サガ」。

「プラネテス」は大好きな作品なので、こりゃ、「期待大!」と思っていましたが、いざ連載が始まると…………、
「画面の情報量が多くて、なんかツライ」
という理由で、読み飛ばすことに。

で、その後は「もうしませんから」で描かれていたように、その余りの描きこみが祟って、週刊連載から撤退となってしまいました。


そのまんま、しばらく「ヴィンランド・サガ」は放っておきました。

たまたま、暇があって、読むものがなくて、本屋にいて、
「そういえば、「ヴィンランド・サガ」が単行本になっている。ちょっと読んでみるか…………」
と手にすると…………、メチャメチャ面白い。

週刊連載で細切れで読むのはツライものがあるが、こうしてある程度まとめて読むと、面白い。


幸村誠は、本物だなぁ…………。


登場人物の思考が、現代人的な発想になっている点が、気になるところではありますが…………。

にしても、面白いです。


ヴィンランド・サガ 1 (1)

講談社

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