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『カラマーゾフの兄弟』(新潮文庫版)読了

2006-12-04 03:20:42 | 日記
『カラマーゾフの兄弟』(原卓也訳)を、風邪のせいもあって二週間もかかってしまったが、何とか読み終えた。というわけで、誰も読んでいない時間帯を承知での読了宣言をしておく。


下巻を読みながらメモを書いたので、近いうちそれに従って感想なりを載せるつもりだが、以前チェーホフの「ワーニャおじさん」について書いたときは自分でも予想しないほどの分量になってしまったので、果たして2000p近いカラマーゾフはどうなるのか不安もある。とはいえ今すぐにでも『罪と罰』を読み始めたいので、とりあえずケリをつける意味での感想を残しておくつもりだ(ちなみに、カラマーゾフの一巻が退屈だったため、口直しにオイディプス三部作を読んだりもしていた。こっちも暇があったら何か書くだろう)。


今はまさに、小説への強い渇望が俺を支配している。おそらく次はドストエフスキーの『悪霊』『死の家の記録』、あるいはアリストファネス「女の平和」あたりを読むことだろう(まあその頃にはもう年が明けていることだろうが…)。いやあるいは、手元にあるウェブスターの『続あしながおじさん』(原題Dear Enemy)を読んでみるのもおもしろそうだ。


まこと、本こそ人生の活力なり、である。

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