借上げ復興住宅の方々と、神戸市へ一緒に要請に行ってきました。先日、地元の方からの要望を受けたもので、入居者の方々と地元の方々10名あまりが参加されました。
元々、インナー地域のほうで被災された方ばかりです。市営住宅へ応募しても当たらず、わらをもつかむ思いで入居された方が大半。今日参加された方々も、80歳を超えた方、もうすぐ80歳という方、そういう方ばかりです。「このままおらせてください」「市の言い分もわかりますが、年齢のこともあり体も自由が利かない」「20年とは言われていたが、ずっと先の遠いことという感じだった。当時と比べても今はずっと年をとった。1日1日が早い。今の家賃より1万円2万円高くなってもいいから市住として住み続けたい」など、思いのたけを話されました。
あとでお聞きすると、早くに移って行かれた方は「引っ越さなければよかった」といっているそうです。あるグループは、3人まとめて引っ越しされたそうですが、みんな喜んでないとおっしゃっていました。”早く出ていかなアカン”と”錯覚して”、早々に引っ越しされたとのこと。なかには、さびしくて、いつひとりで死ぬかも…と思いながら生活しているとのことです。
話をお聞きしていて、とても、つらくなりました。
いつになったら、この願いは実るのでしょうか。
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