やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

指導員の身分は下げないで!

2012-05-23 | 日記・エッセイ・コラム

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 日曜日、学童保育連絡会の総会に参加させていただきました。午前からの開催でしたが都合がつかず、午後から参加。ちょうど、各地域の学童保育所からの発言など意見交流の時間でした。地域学童は、財政的にも運営的にも厳しいところが多く、楽なところはどこもありません。

特に、指導員の身分・待遇の問題はどこも深刻です。中には指導員が着任してもなかなか定着しないなど困難な問題を抱えていたり。ベテラン指導員の退職をきっかけに保護者を中心に頑張って指導員を確保したということなど、リアルな実態を聞くことができました。

 また、場所の問題もあります。家賃との折り合いとか、ロケーションの問題とか。日々の努力の中で何とか対応しているのが実態でした。

法制化はされたとはいえ、予算も制度としても不安定なままです。このような状況の中で、新システムの導入がされると、学童保育の受ける影響は深刻なものになる可能性があります。

 あるベテラン指導員の方が訴えておられました。「指導員の身分は絶対に切り下げないでほしい!」子どもたちが、学校から「ただいま」と帰ってくる大切な居場所。指導員の役割はとても大切です。指導員と子どもたち、そして保護者達とのよい信頼関係を作り、深めていくためにも、指導員の地位の向上は欠かせません。

 なかなか遅々として学童保育への支援の充実が進みませんが、高学年への助成が広がったのは一歩前進です。これからもしっかりと応援していきたいと思います。

 ある学童では、ベテラン指導員のかわりに新人の指導員が加入。以前にトライやるウイークで、この指導員の方と一緒に学童保育を経験したことがきっかけになったそうです。

少ない時間でしたが、最後にいい話もきかせていただき、充実した時間でした。

神戸まつりが開催されるさなかでの総会。でもたくさん参加されていました。みなさん、お疲れさまでした。

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