やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

太陽光パネルは適切な設置と管理を

2018-10-28 | 日記・エッセイ・コラム
 

 須磨区の太陽光パネルの崩落現場。先日、日本共産党の武田良介参議院議員が、金田峰生国政事務所長といっしょに姫路の崩落現場とともに須磨の現地もそれぞれ視察しました。私は案内役で須磨区の現場に同行しました。
事故発生以来、気になるので何度か足を運び話も聞いてきました。
いちばんひどいのは、土地の所有者の対応です。事故以来、まともに対応せず、斜面の復旧と応急処置は、所有者ではなくJRが可能な範囲で実施したとのこと。地主は”自分も災害の被害者”といわんばかりの開き直りともとれる態度の様子とのこと。
地主の対応は、先日放送されたニュース番組でも伝えられていました。何より、パネル設置の施工が非常にずさん。ずさんな施工が崩落事故を引き起こしたことは明白です。本来、エネルギーの地産地消や再生可能エネルギーを推進する上で大きな力を持っている太陽光エネルギー。真面目な取り組みまでが貶められることがあってはならないことであり、きちんとした対応が求められるのは当然です。
 神戸市では、パネル設置について一定の規制を設けようと条例化が検討されています。パネル設置に制約をしようというわけではなく、設置場所などについてきちんとしたルールに則って運用してもらおうというのがねらい。
やっぱり何でもあり、というのではあかんと思います。健全なかたちで自然エネルギーを推進し、発展させていくのが本来のあるべき姿ではないかと思います。