一週間前から予報が好転する期待を持ちながら天気予報をチェックし、金曜日の予報を見て「土曜日は何とか歩けそう」と雨間の曇りに感謝しながら、8時ちょうどのあずさ5号で茅野へ向かいました。
写真:茅野駅東口の紅葉
到着した茅野駅ではぽつぽつと雨が降っているなか、樅の木荘の送迎バスに乗り八ヶ岳自然文化園へ向かいます。バスが標高をあげてゆく中、1,000メートルくらいでは霧が出ていて、この先の天気が気になります。朝は小雨が降っていたとのこと。
写真:八ヶ岳自然文化園
標高1,300メートルの自然文化園では霧が晴れ、雲の上に出た感じで、時々降られる雨を覚悟しているものの、スタートとしては上々です。紅葉も始まり、この先が期待できます。
写真:農場の小径
写真:リンドウ
写真:マムシグサ
写真:ウルシの紅葉
写真:雲に隠れた八ヶ岳
自然文化園前でストレッチをしてから出発。「信州・原村 八ヶ岳森の小径散策マップ」で紹介されている「農場の小径」を歩き、途中二子の清水に寄り道をしながら、八ヶ岳農業実践大学校へ向かいます。二子の清水は信玄の棒道に湧き出る清水で、かつては武田の騎馬武者や軍馬がのどの渇きをいやしたことでしょう。
写真:八ヶ岳農業実践大学校
大学校ではヒツジやヤギがお出迎え。こちらには大学校で収穫した農産物を販売する直売所があり、そちらの場所をお借りして昼食にしました。ちょっと寒いくらいでしたが、紅葉を眺めながらの芝生の上で、さわやかなランチタイムとなりました。
写真:白樺の小径
昼食後は「白樺の小径」を歩いて、自然文化園へと戻ります。
写真:まるやち湖
自然文化園の隣に位置している農業用水のため池の様な湖ですが、自然文化園の施設ではないようです。薄日が差して八ヶ岳の山々が見えたのは、一週間前の天気予報から考えると奇跡のような瞬間でした。ここでしばし、紅葉と山の風景を楽しみました。
写真:ワレモコウ
写真:ノコンギク
写真:ススキ
紅葉はまだはしりといった感じで、秋の草花も楽しめました。
写真:自然文化園内の紅葉
日帰り組は自然文化園から『八ヶ岳鉢巻周遊リゾートバス』に乗り、ここから小淵沢駅に向かいました。小淵沢駅とたてしな自由農園を結ぶこのバスは、運航日が限られているものの、車でないとちょっと不便な原村観光にはとても良い足になっているのだと思います。
写真:樅の木荘への帰路にあった紅葉
写真:アジサイ
自然文化園から樅の木荘まで「もみの湯小径」を歩く予定にしていたのですが、入り口が見つからず車道を通って帰りました。白樺の小径を歩いているときに、もみの湯小径の入り口付近を通ったようなので、次回はちゃんと確認しておかなければ。この「信州・原村 八ヶ岳森の小径散策マップ」は自然文化園にも常備されておらず、文化園の方も知りませんでした。自然文化園に車を停めて歩くのによいルートが紹介されているので、是非参考にしてください。
写真:山の幸でのお食事
宿泊は原村町営もみの木荘にお願いしたのですが、夕食は山の幸での宴会となりました。山の幸で送迎のバスを出してくれるので、心おきなく飲むことが出来ます。山の幸は地元の方が法事などで使うので宴会はお手の物。天ぷらや茶わん蒸しは熱々で給仕してくれます。そば焼酎を濃い蕎麦湯で割った蕎麦湯割りはついつい飲みすぎてしまう逸品です。〆の蕎麦を撮り忘れているのは、すでに酔っぱらっていたのでしょうね。美味しい夕食ごちそうさまでした。
写真:小淵沢駅
翌朝の天気予報で、この日は一日雨。スパティオの温泉施設で一日過ごすしかないだろうと思い、宿を後にしました。樅の木荘の皆さんありがとうございました。
茅野駅までバスで送ってもらい、10時38分の普通電車に乗って小淵沢駅まで移動しました。樅の木荘からだと茅野駅より富士見駅の方が近かったようです。次回があれば富士見駅も候補の一つとして検討したいと思います。
中央本線に乗っている間は小雨で、歩くべきか否かずっと考えていました。小淵沢駅で隊を歩く組と温泉組の二つに分けた結果、温泉8名歩きが7名。建替えられた後、初めて訪れた小淵沢駅で、昼食のカツサンドを受け取り、私は歩く組で駅を出発しました。
写真:収穫まぢかの蕎麦畑
写真:大滝湧水公園
写真:ツリフネソウ
写真:南アルプス
大滝神社にお参りし、さあこれからというときにちょうどよく雨が上がり南アルプスが見え始めました。
写真:八反歩堰遊歩道
この日の歩きは八反歩堰遊歩道を中心とした馬場の里。大好きな里山の風景で、私が里山を意識し始めた原点のような場所です。最後の写真の真ん中に見えているのが甲斐駒ヶ岳です。
写真:稲架掛けと南アルプス
思わずうっとり立ち止まり、いつまでも見飽きない風景でした。こんな景色を見ると「日本人でよかったな!」と思います。まさに日本の原風景ですね。都合よく電線も入らず、写真に撮るにはうってつけでした。
写真:三峰の丘
日本の高い山ベストスリー、富士山、北岳、穂高岳を眺めることが可能な丘なのですが、残念ながら一番近い北岳さえも雲の中で、一峰も目にすることはできませんでした。
写真:エフエム八ヶ岳
いつも車で通行していた中央高速のアンダーパスが工事中で、最近この前を通ることが多かったのですが、ここにFM局があることに初めて気が付きました。
写真:身曾岐神社
写真:本殿拝殿
写真:火祥殿
写真:献酒
写真:能楽殿
写真:ゆず北川悠仁さん
この近所に住む知りあいが毎年薪能を見に来るという話は聞いていたのですが、初めて訪れてその規模の大きさにはびっくりしました。ゆずの北川さんのお母様が教祖だということですが、身曾岐神社と彼の関係についてはWikipediaから引用してみましょう。
祭神である天徳地徳祚身曾岐自在神こと井上正鐵が伝えた古神道の奥義「みそぎ」の行法並びに徳を伝えるため、1985年に現宮司の坂田安儀が創建した神社。
2004年より新興宗教団体「かむながらのみち」の傘下となった(登記上の所有者は、音楽グループゆずの北川悠仁)。境内敷地は、約4万坪。
中略
本殿の造りは、唯一神明造り。
2006年以降、ゆずが度々同内能楽殿でライブを行っており、2008年の公演は『素晴らしきこの世界』として通信販売限定DVDにまとめられている。2011年10月20日にはゆずの北川悠仁と、フリーアナウンサーの高島彩が挙式したことで知られるようになった。
ここで雨が強くなってきたのでウォーキングは中止しタクシーで小淵沢駅へ戻りました。温泉組もタクシーで戻り合流して、14時36分のあずさ20号で新宿への帰途に着きました。
新宿駅で解散後有志でダブリナーズへ。この日は三名の酒好きが集まり、一杯が二杯になり、だらだらと4時間くらい飲んでいたかもしれません。ああでも、旅行も反省会も楽しかったです。天気の悪い中、二日間とも歩けたのは神の恵か。これからお鷹狩ウォークなど大きなイベントがありますが、その前に命の洗濯になったことでしょう。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール
写真:茅野駅東口の紅葉
到着した茅野駅ではぽつぽつと雨が降っているなか、樅の木荘の送迎バスに乗り八ヶ岳自然文化園へ向かいます。バスが標高をあげてゆく中、1,000メートルくらいでは霧が出ていて、この先の天気が気になります。朝は小雨が降っていたとのこと。
写真:八ヶ岳自然文化園
標高1,300メートルの自然文化園では霧が晴れ、雲の上に出た感じで、時々降られる雨を覚悟しているものの、スタートとしては上々です。紅葉も始まり、この先が期待できます。
写真:農場の小径
写真:リンドウ
写真:マムシグサ
写真:ウルシの紅葉
写真:雲に隠れた八ヶ岳
自然文化園前でストレッチをしてから出発。「信州・原村 八ヶ岳森の小径散策マップ」で紹介されている「農場の小径」を歩き、途中二子の清水に寄り道をしながら、八ヶ岳農業実践大学校へ向かいます。二子の清水は信玄の棒道に湧き出る清水で、かつては武田の騎馬武者や軍馬がのどの渇きをいやしたことでしょう。
写真:八ヶ岳農業実践大学校
大学校ではヒツジやヤギがお出迎え。こちらには大学校で収穫した農産物を販売する直売所があり、そちらの場所をお借りして昼食にしました。ちょっと寒いくらいでしたが、紅葉を眺めながらの芝生の上で、さわやかなランチタイムとなりました。
写真:白樺の小径
昼食後は「白樺の小径」を歩いて、自然文化園へと戻ります。
写真:まるやち湖
自然文化園の隣に位置している農業用水のため池の様な湖ですが、自然文化園の施設ではないようです。薄日が差して八ヶ岳の山々が見えたのは、一週間前の天気予報から考えると奇跡のような瞬間でした。ここでしばし、紅葉と山の風景を楽しみました。
写真:ワレモコウ
写真:ノコンギク
写真:ススキ
紅葉はまだはしりといった感じで、秋の草花も楽しめました。
写真:自然文化園内の紅葉
日帰り組は自然文化園から『八ヶ岳鉢巻周遊リゾートバス』に乗り、ここから小淵沢駅に向かいました。小淵沢駅とたてしな自由農園を結ぶこのバスは、運航日が限られているものの、車でないとちょっと不便な原村観光にはとても良い足になっているのだと思います。
写真:樅の木荘への帰路にあった紅葉
写真:アジサイ
自然文化園から樅の木荘まで「もみの湯小径」を歩く予定にしていたのですが、入り口が見つからず車道を通って帰りました。白樺の小径を歩いているときに、もみの湯小径の入り口付近を通ったようなので、次回はちゃんと確認しておかなければ。この「信州・原村 八ヶ岳森の小径散策マップ」は自然文化園にも常備されておらず、文化園の方も知りませんでした。自然文化園に車を停めて歩くのによいルートが紹介されているので、是非参考にしてください。
写真:山の幸でのお食事
宿泊は原村町営もみの木荘にお願いしたのですが、夕食は山の幸での宴会となりました。山の幸で送迎のバスを出してくれるので、心おきなく飲むことが出来ます。山の幸は地元の方が法事などで使うので宴会はお手の物。天ぷらや茶わん蒸しは熱々で給仕してくれます。そば焼酎を濃い蕎麦湯で割った蕎麦湯割りはついつい飲みすぎてしまう逸品です。〆の蕎麦を撮り忘れているのは、すでに酔っぱらっていたのでしょうね。美味しい夕食ごちそうさまでした。
写真:小淵沢駅
翌朝の天気予報で、この日は一日雨。スパティオの温泉施設で一日過ごすしかないだろうと思い、宿を後にしました。樅の木荘の皆さんありがとうございました。
茅野駅までバスで送ってもらい、10時38分の普通電車に乗って小淵沢駅まで移動しました。樅の木荘からだと茅野駅より富士見駅の方が近かったようです。次回があれば富士見駅も候補の一つとして検討したいと思います。
中央本線に乗っている間は小雨で、歩くべきか否かずっと考えていました。小淵沢駅で隊を歩く組と温泉組の二つに分けた結果、温泉8名歩きが7名。建替えられた後、初めて訪れた小淵沢駅で、昼食のカツサンドを受け取り、私は歩く組で駅を出発しました。
写真:収穫まぢかの蕎麦畑
写真:大滝湧水公園
写真:ツリフネソウ
写真:南アルプス
大滝神社にお参りし、さあこれからというときにちょうどよく雨が上がり南アルプスが見え始めました。
写真:八反歩堰遊歩道
この日の歩きは八反歩堰遊歩道を中心とした馬場の里。大好きな里山の風景で、私が里山を意識し始めた原点のような場所です。最後の写真の真ん中に見えているのが甲斐駒ヶ岳です。
写真:稲架掛けと南アルプス
思わずうっとり立ち止まり、いつまでも見飽きない風景でした。こんな景色を見ると「日本人でよかったな!」と思います。まさに日本の原風景ですね。都合よく電線も入らず、写真に撮るにはうってつけでした。
写真:三峰の丘
日本の高い山ベストスリー、富士山、北岳、穂高岳を眺めることが可能な丘なのですが、残念ながら一番近い北岳さえも雲の中で、一峰も目にすることはできませんでした。
写真:エフエム八ヶ岳
いつも車で通行していた中央高速のアンダーパスが工事中で、最近この前を通ることが多かったのですが、ここにFM局があることに初めて気が付きました。
写真:身曾岐神社
写真:本殿拝殿
写真:火祥殿
写真:献酒
写真:能楽殿
写真:ゆず北川悠仁さん
この近所に住む知りあいが毎年薪能を見に来るという話は聞いていたのですが、初めて訪れてその規模の大きさにはびっくりしました。ゆずの北川さんのお母様が教祖だということですが、身曾岐神社と彼の関係についてはWikipediaから引用してみましょう。
祭神である天徳地徳祚身曾岐自在神こと井上正鐵が伝えた古神道の奥義「みそぎ」の行法並びに徳を伝えるため、1985年に現宮司の坂田安儀が創建した神社。
2004年より新興宗教団体「かむながらのみち」の傘下となった(登記上の所有者は、音楽グループゆずの北川悠仁)。境内敷地は、約4万坪。
中略
本殿の造りは、唯一神明造り。
2006年以降、ゆずが度々同内能楽殿でライブを行っており、2008年の公演は『素晴らしきこの世界』として通信販売限定DVDにまとめられている。2011年10月20日にはゆずの北川悠仁と、フリーアナウンサーの高島彩が挙式したことで知られるようになった。
ここで雨が強くなってきたのでウォーキングは中止しタクシーで小淵沢駅へ戻りました。温泉組もタクシーで戻り合流して、14時36分のあずさ20号で新宿への帰途に着きました。
新宿駅で解散後有志でダブリナーズへ。この日は三名の酒好きが集まり、一杯が二杯になり、だらだらと4時間くらい飲んでいたかもしれません。ああでも、旅行も反省会も楽しかったです。天気の悪い中、二日間とも歩けたのは神の恵か。これからお鷹狩ウォークなど大きなイベントがありますが、その前に命の洗濯になったことでしょう。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール