このコースを設定した経緯の記憶がおぼろげになっているので、過去のブログで確認しました。まだすこやか歩こう会のブログを始める前の2013年10月10日の記事に下見の経緯が書いてありました。要約すると、千葉県大多喜で購入した生落花生がおいしかったので、どこかで購入できないかと探したところ秦野農協の「じばさんず」で購入できることが判明。買いにゆくのに合わせてどこか近くで歩くところがないか調べ、小田急のページに紹介されていたこのコースを採用した。ということでした。2014年からこのコースを採用し始め、昨年は雨で中止になったので今回が三回目です。もともとお買い物が目的で始めたコースなので、昨日の参加者21名のうち17名が女性だったことも納得ですね。
ブログやらホームページやらで以前の行動が記録されているので、その時の気持ちを明確に振り返ることが出来ます。便利なような、ちょっと怖いような。
中目黒GTに集合し、東横線・副都心線→新宿三丁目駅→徒歩→小田急新宿駅と移動し、小田原行きの急行に乗ります。1時間10分の移動となるので席の確保は必須で、皆さん席を確保し、秦野駅に到着しました。
写真:秦野駅北口の風景
写真:駅前の水無川
この日の水無川は水が流れていましたが、過去には流れていないときもありました。橋の上から川の水を眺めながら、扇状地である秦野の特徴について説明します。水無川は扇状地の特徴の一つなのです。
写真:弘法の清水
写真:近くの民家のお堂
湧水が多いことも扇状地の特徴で、秦野盆地には芦ノ湖の1.5倍の地下水が蓄えられていると言われています。秦野盆地は神奈川県では唯一の盆地とのこと。
写真:大上公園の金木犀
湧水などを見た後、秦野駅南口にあるこの公園をお借りしてストレッチを行います。金木犀が香る贅沢なストレッチの時間です。週末朝の天気予報を担当する気象予報士の南さんがおっしゃっていた「金の香り、銀の香り」でいえば、金の香りですね。
写真:秦野駅南口荒井用水
写真:今泉名水桜公園
名水桜公園の池には湧水がどかどか湧いており、鯉が悠々と泳いでいます。今回はちらっとですが、カワセミの姿を見ました。
写真:野菜畑
写真:角茄子の花
駅近くの住宅街にも畑が残っているのですが、いずれも小規模で自家用といった趣です。角茄子は名前も種類もわからなかったのでネットで調べましたが、確かに茄子の花ですね。
写真:南小学校
写真:室川
写真:白笹稲荷神社
写真:うどん屋の看板
小学校では幼稚園の運動会が行われていました。神社手前の室川はこの先で水無川と合流します。関東の三大稲荷である白笹稲荷神社については神社のホームページを引用します。
創建の年代については詳らかでありませんが、この地先住の古代水田農耕民族は、その水田耕作に不可欠の水源に、また人間の生存の礎となる衣食住の源としての「水源(みなもと)」に、清らかに神奈備を覚出しました。 「宇迦之御霊」と仰ぐ稲魂・穀霊を祀り、「保食神」、「生産の神」として信仰し、現・白笹稲荷神社の前身としての白篠稲荷の小祠を祭祀してきました。
秦野は古代大和豪族・秦氏にゆかりの地であるといい、『風土記』によれば、稲荷信仰を広めたのも秦氏で、秦公(はたのきみ)が山城国に「伊奈利(伊奈里)」を」祭祀したことに始まるといわれています。
天保12年(1841)に成立した『新編相模風土記』には、「稲荷社 白笹稲荷と号す。祭神蒼稲魂命。例祭二月初午の日。及六月二十八日なり。拝殿あり。老松 園一丈。一株を神木となす。末社 明王権現 子安明神」と記されています。
江戸時代初頭の頃の奉納物が残存しており、すでに民衆の信仰の篤かったことがうかがわれ、江戸時代中期には正一位の神璽を再祀し、屋敷神として早くも独立し、神社独自の定例の社頭訓話などのあったことも知られています。時代が下っては献詠歌などが定期的におこなわれ、文芸活動なども活発だったことがしのばれ、崇敬者の信仰により支えられて現代に及んでいます。
先が長いのでいつもお参りせずに通り過ぎていますが、道の神、旅人の神である猿田彦命をお祭しているのであれば、次回はお参りしなくてはなりませんね。
白笹うどんについては製麺会社の「麺のしげの」のホームページから引用します。
神奈川県の秦野には有名なうどん店(白笹うどん)「多奈加」がある。秦野駅から白笹稲荷へ向かい徒歩15分くらいの静かな住宅街の中だ。分かり難い場所で道案内の看板も質素なので見落としがちだが、平日でも同店へ向かう人たちが多いので、その流れに従って歩けば自然に着いてしまう。
ひと昔前の民家を改造し、外観もまた店内も田舎風で素朴な雰囲気。趣のある佇まいだ。私が食べたのは「ゐなか(ざる)うどん」(600円)。右がその写真。漂白していないのか、真っ白ではないのが嬉しい。うどんが出来るまでセルフのおでんを食べる。おでんはどれも120円。下(右)の写真は大降りの大根。上品な味で美味しい。
うどんはかなりコシがある。いや、コシというよりも硬い。半端じゃなく硬い。かといって、芯があるわけではない。よくこねられている。こんなにコシの強いうどんは初めてかもしれない。つゆはあっさり。あまり特徴があるようには思わなかった。しかし、硬い麺とのバランスでベストマッチなのであろう。
特筆すべきは同店のハイコストパーフォーマンス。このページの下のほうにメニューの一覧(一部のみ)を掲載したのでご参照願いたい。とにかく安いのだ。メニューを見たときにまず驚いたのは1000円以上のものが無いことだ。つまり高級店を標榜しているのではなく、あくまでも大衆料金であることが嬉しい。雰囲気がいいのに加えて店員さんの明るさ、応対も気持ちがいい。是非一度は行っておきたい店である
この記事を見て、ちょっと行ってみたくなりましたが、ウォーキングと絡めるのはちょっと難しいかな。
写真:震生湖の看板
ここから秦野盆地の南壁、渋沢丘陵への上り坂が始まります。この日のコースで一番つらいのが、この上り坂か、買い物を終えた後の渋沢駅への行程か。
写真:ススキ
写真:コスモス
写真:秦野盆地
写真:アカマンマ
上り坂はきついけれど、花や景色が気を紛らわしてくれます。
写真:震生湖
写真:湖畔の弁天堂
その名の通り関東大震災で崩れた土砂により川がせき止められてできた湖で「しんせいこ」と読みます。ここでランチの休憩です。
写真:蕎麦畑と秦野盆地
写真:向山配水所
このあたりが渋沢丘陵を歩く、景色のよい場所。配水所から北へ向かうと3キロくらいコースが短くなるのですが、その道が面白いかどうかはちょっと疑問です。ミカン畑も栗畑も見られなくなるし。。。
写真:パンパスグラス
写真:蜜柑山
蜜柑山を過ぎてからの道が冗長なので北に折れたところですが、坂が急すぎるのか道がありません。南斜面で育つ蜜柑はおいしいでしょうね。
写真:秦野農協じばさんず
こちらで30分弱のお買いものタイム。ウォーカーから主婦の顔に変身する時間です。「安いだけではなく新鮮」と、持ち帰りが重いのに皆さん大量購入です。
この後渋沢駅まで1.6Kmのウォーキングがあります。じばさんずで終わりだと皆さん喜ぶのでしょうが、そのあたりは如何ともし難いところです。渋沢駅前でストレッチをして、この日は解散となりました。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール
ブログやらホームページやらで以前の行動が記録されているので、その時の気持ちを明確に振り返ることが出来ます。便利なような、ちょっと怖いような。
中目黒GTに集合し、東横線・副都心線→新宿三丁目駅→徒歩→小田急新宿駅と移動し、小田原行きの急行に乗ります。1時間10分の移動となるので席の確保は必須で、皆さん席を確保し、秦野駅に到着しました。
写真:秦野駅北口の風景
写真:駅前の水無川
この日の水無川は水が流れていましたが、過去には流れていないときもありました。橋の上から川の水を眺めながら、扇状地である秦野の特徴について説明します。水無川は扇状地の特徴の一つなのです。
写真:弘法の清水
写真:近くの民家のお堂
湧水が多いことも扇状地の特徴で、秦野盆地には芦ノ湖の1.5倍の地下水が蓄えられていると言われています。秦野盆地は神奈川県では唯一の盆地とのこと。
写真:大上公園の金木犀
湧水などを見た後、秦野駅南口にあるこの公園をお借りしてストレッチを行います。金木犀が香る贅沢なストレッチの時間です。週末朝の天気予報を担当する気象予報士の南さんがおっしゃっていた「金の香り、銀の香り」でいえば、金の香りですね。
写真:秦野駅南口荒井用水
写真:今泉名水桜公園
名水桜公園の池には湧水がどかどか湧いており、鯉が悠々と泳いでいます。今回はちらっとですが、カワセミの姿を見ました。
写真:野菜畑
写真:角茄子の花
駅近くの住宅街にも畑が残っているのですが、いずれも小規模で自家用といった趣です。角茄子は名前も種類もわからなかったのでネットで調べましたが、確かに茄子の花ですね。
写真:南小学校
写真:室川
写真:白笹稲荷神社
写真:うどん屋の看板
小学校では幼稚園の運動会が行われていました。神社手前の室川はこの先で水無川と合流します。関東の三大稲荷である白笹稲荷神社については神社のホームページを引用します。
創建の年代については詳らかでありませんが、この地先住の古代水田農耕民族は、その水田耕作に不可欠の水源に、また人間の生存の礎となる衣食住の源としての「水源(みなもと)」に、清らかに神奈備を覚出しました。 「宇迦之御霊」と仰ぐ稲魂・穀霊を祀り、「保食神」、「生産の神」として信仰し、現・白笹稲荷神社の前身としての白篠稲荷の小祠を祭祀してきました。
秦野は古代大和豪族・秦氏にゆかりの地であるといい、『風土記』によれば、稲荷信仰を広めたのも秦氏で、秦公(はたのきみ)が山城国に「伊奈利(伊奈里)」を」祭祀したことに始まるといわれています。
天保12年(1841)に成立した『新編相模風土記』には、「稲荷社 白笹稲荷と号す。祭神蒼稲魂命。例祭二月初午の日。及六月二十八日なり。拝殿あり。老松 園一丈。一株を神木となす。末社 明王権現 子安明神」と記されています。
江戸時代初頭の頃の奉納物が残存しており、すでに民衆の信仰の篤かったことがうかがわれ、江戸時代中期には正一位の神璽を再祀し、屋敷神として早くも独立し、神社独自の定例の社頭訓話などのあったことも知られています。時代が下っては献詠歌などが定期的におこなわれ、文芸活動なども活発だったことがしのばれ、崇敬者の信仰により支えられて現代に及んでいます。
先が長いのでいつもお参りせずに通り過ぎていますが、道の神、旅人の神である猿田彦命をお祭しているのであれば、次回はお参りしなくてはなりませんね。
白笹うどんについては製麺会社の「麺のしげの」のホームページから引用します。
神奈川県の秦野には有名なうどん店(白笹うどん)「多奈加」がある。秦野駅から白笹稲荷へ向かい徒歩15分くらいの静かな住宅街の中だ。分かり難い場所で道案内の看板も質素なので見落としがちだが、平日でも同店へ向かう人たちが多いので、その流れに従って歩けば自然に着いてしまう。
ひと昔前の民家を改造し、外観もまた店内も田舎風で素朴な雰囲気。趣のある佇まいだ。私が食べたのは「ゐなか(ざる)うどん」(600円)。右がその写真。漂白していないのか、真っ白ではないのが嬉しい。うどんが出来るまでセルフのおでんを食べる。おでんはどれも120円。下(右)の写真は大降りの大根。上品な味で美味しい。
うどんはかなりコシがある。いや、コシというよりも硬い。半端じゃなく硬い。かといって、芯があるわけではない。よくこねられている。こんなにコシの強いうどんは初めてかもしれない。つゆはあっさり。あまり特徴があるようには思わなかった。しかし、硬い麺とのバランスでベストマッチなのであろう。
特筆すべきは同店のハイコストパーフォーマンス。このページの下のほうにメニューの一覧(一部のみ)を掲載したのでご参照願いたい。とにかく安いのだ。メニューを見たときにまず驚いたのは1000円以上のものが無いことだ。つまり高級店を標榜しているのではなく、あくまでも大衆料金であることが嬉しい。雰囲気がいいのに加えて店員さんの明るさ、応対も気持ちがいい。是非一度は行っておきたい店である
この記事を見て、ちょっと行ってみたくなりましたが、ウォーキングと絡めるのはちょっと難しいかな。
写真:震生湖の看板
ここから秦野盆地の南壁、渋沢丘陵への上り坂が始まります。この日のコースで一番つらいのが、この上り坂か、買い物を終えた後の渋沢駅への行程か。
写真:ススキ
写真:コスモス
写真:秦野盆地
写真:アカマンマ
上り坂はきついけれど、花や景色が気を紛らわしてくれます。
写真:震生湖
写真:湖畔の弁天堂
その名の通り関東大震災で崩れた土砂により川がせき止められてできた湖で「しんせいこ」と読みます。ここでランチの休憩です。
写真:蕎麦畑と秦野盆地
写真:向山配水所
このあたりが渋沢丘陵を歩く、景色のよい場所。配水所から北へ向かうと3キロくらいコースが短くなるのですが、その道が面白いかどうかはちょっと疑問です。ミカン畑も栗畑も見られなくなるし。。。
写真:パンパスグラス
写真:蜜柑山
蜜柑山を過ぎてからの道が冗長なので北に折れたところですが、坂が急すぎるのか道がありません。南斜面で育つ蜜柑はおいしいでしょうね。
写真:秦野農協じばさんず
こちらで30分弱のお買いものタイム。ウォーカーから主婦の顔に変身する時間です。「安いだけではなく新鮮」と、持ち帰りが重いのに皆さん大量購入です。
この後渋沢駅まで1.6Kmのウォーキングがあります。じばさんずで終わりだと皆さん喜ぶのでしょうが、そのあたりは如何ともし難いところです。渋沢駅前でストレッチをして、この日は解散となりました。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール