色草の輝きハンドルを遊ばせて
晩秋の夜汽車「氷点」の街を過ぐ
散るのみの色葉に刻の還らざる
ドラマ「氷点」が人気再来の様だ。札幌と我が町との中間に"故三浦綾子”の舞台、旭川がある。去年の今頃の事だが、JR最終夜行で網走に帰る途中、旭川を過ぎるとめっきり街灯りが減り、そこからは単線に変った為か踏切がやたら多く感ずる。気温も下がったのだろう、急に曇り始めた車窓を拭いて映る点滅する踏切の赤灯と警報音の景のみが特別の事の様に頭に残って居る。それは「氷点」読者世代のイメ-ジが脳裏にあるからだろうか。
晩秋の夜汽車「氷点」の街を過ぐ
散るのみの色葉に刻の還らざる
ドラマ「氷点」が人気再来の様だ。札幌と我が町との中間に"故三浦綾子”の舞台、旭川がある。去年の今頃の事だが、JR最終夜行で網走に帰る途中、旭川を過ぎるとめっきり街灯りが減り、そこからは単線に変った為か踏切がやたら多く感ずる。気温も下がったのだろう、急に曇り始めた車窓を拭いて映る点滅する踏切の赤灯と警報音の景のみが特別の事の様に頭に残って居る。それは「氷点」読者世代のイメ-ジが脳裏にあるからだろうか。