空高き水辺しきりに花の雨
蒲公英のいち夜の絮に蝶高し
掌に載るは夕かげばかり飛花落花
<5月句会投句>
五月雨るる草をはみだす雨蛙
夏蝶や蝶にはなれぬ花びらに
マドンナは三歳うふふ水着とや
またポカをして仕舞った。北国の今は春に初夏が相乗りした気侯だが、まだまだ春の顔だ。5月句会は雑詠の"夏の句"だけなのに見逃して最近の春の季題をうっかり投句して仕舞い、気付いて閉切後慌てて差替えをお願いしご迷惑をお掛けした。句会後お礼に併せてお詫びしたが、ブログの方はいま暫くは春の句を詠まねばなるまい。 俄か作りの句は無理がある、反省。