雑誌の〈秋ファッション〉特集に、正直手が伸びなくて困ってます。

いや仕事柄、マズイでしょ。とは思うんです。

年間購読している楽天マガジンでも〈秋のおしゃれ特集〉がズラリとこれでもかと並んでいるわけですが、ワンクリックでどれでも読み放題なわけですが、

……食指が動かない。

うーん、何がわたしに起こっているのかなあ？
しばらく表紙を眺めているうち、ふと、気がつきました。で、ちょっと自分でもビックリ


「表紙のモデルさん、みんな美人でオシャレすぎる。」


そらそうやろ！！！と全力でスライディングして突っ込みたいところだけど、つまりね、わたしが興味と熱意を持てるのは「美人でオシャレなモデルさんみたいな人」ではなく、


「美人でオシャレになりたい、普通の人たち」


なんですね。で、その人たちには、一人ひとりが【その人ならではのデザイン】を持っていて、磨けば磨くほど【オリジナルな魅力が光る】存在なわけです。

だけど「普通の人たち」には、専属のメイクさんやスタイリストさんが付くわけじゃない。とっかえひっかえ沢山の服を着る機会もそうはない。だからこうしたファッション誌を読んだり、ショップで店員さんのアドバイスを聞いたりしながら試行錯誤を繰り返す……のに「なーんか違う」気がして「タンスのコヤシ」が増えていく。いつも出かけようとするたび「着ていくものがない！」と叫ぶ。あ、これ昔のわたしやん

そうなんです。雑誌はとっても素敵に作られているし、目の保養になるし、もちろん今では「仕事の参考」にだってさせていただいてます。でもでもね、自分に【似合う／似合わない】の基準が分かってないと、ただただ情報の多さに圧倒されて「……もういいや」となってしまう。。

ああ、そっか。だからわたしは「この人を美人でオシャレにするぞー！」という【目的】がハッキリすると、情報収集にも一気に熱が入るタイプなんです。


主役はあくまでも、モデルさんじゃなくて【目の前の、あなた】。


不思議ですねえ、そのことに気づいた途端、なんと東京！在住のかたからパーソナルカラー・コーチングのご予約をいただいたり、カラー＆スタイルに関するお仕事の引き合いがパタパタっと連続で入ってきました。ワークショップの予定もいくつかありますので、また詳細が決まり次第お知らせしていきますね。

いやーーしかし自分の「正直さ」には、ちょっと引くわあ。
原因が分かって、モチベーションも回復してヤレヤレです。笑