噂によれば、夏目漱石の長編小説『吾輩は猫である』の冒頭は“吾輩は猫である。名前はまだ無い。”で始まるらしい。呼んだことがないのでWikipediaに頼るしかないですが、家に飼われている猫である「吾輩」の視点から、一家やそこに集う人達の人間模様を風刺的に描いた作品らしい。確実に分かるのは、飼われている猫に名前が無いということですかね。それに付いてなんですが、実は俺の祖母の家通称“ばーさん家”でも猫を飼っているんですが、その猫も名前がありません。
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そのことを先日知りました。数年前から飼い始めた猫なんですが、よくよく考えてみれば家の人達は「コイツ」「オマエ」「コノ猫」「コノ子」としか呼んでいなかったと思います。俺自身も「コノ猫」とか「猫」としか呼んだことがありませんでした。名前が無いという話を聞くと、猫が勝手に居座ったようにも感じますが、しっかりとした寝床もありますし、オシッコ用の砂も用意されています。もちろん、餌も与えますし病院にも連れて行っているようです。更にもの凄く人懐っこく、家の人だけでなく、着た客にも直に近付いてきてくっ付いてきます。ただただ、名前が無いというだけなんです。それを先日知ったんですが…
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ばーさん家に行き、家を出て道路の方に行くと猫が後を着いてきました。出た道路では子供が遊んでいて、猫を見るなり「あっ、シロだーぁ!」と言いながら猫に近付いていきました。それを聞いたとき、「コノ猫ってシロって名前だったんだ。」と思い家の人に確認をしてみると、その子供達が勝手に呼んでいるだけとのこと。話によれば、他の人達には別の呼び名で呼ばれているとのこと。しかし、当の飼い主の家では名前は付けていないとのことです。
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人によって猫の呼び方が違うという辺りからすると、別にばーさん家だけにいる猫ではなく、色々な家を転々としている猫のような気もしてくるが、俺が行く度に絶対にばーさん家にいるのでそれはまず無いでしょう。ましてや、今週は3回もばーさん家に行ったのに、その度にいる訳だから…。そんな訳で、リアル吾輩は猫であるでした。ん?吾輩は猫であるの猫自体が実際に夏目漱石が飼ってたリアルな話だったけか?まあ、俺は知らん。
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