[25]ろっきーvs超巨大カマドウマ

その日は鬼サーで鬼ごっこではなく、バスケをする予定でした。

僕の地元には東京ドーム何個か分の大きな施設があります。
まあ、小学校の校庭が広くなり、遊具なども増えたような場所です。
そこにはボールなども置いてある為、小学生から高齢者まで広く利用されます。

久しぶりにそこでバスケをしに行ったんです。

入口を入ると左右にボールなどが置いてある倉庫があります。
そこからボールを取り、バスケットのリングがある場所に移動したんですが…
小学生が利用していた為に、空くまで端っこの方でパス練習などをしていました。

…すると、小学生が僕の方にボールを投げつけてきたんです。

それに対抗して僕もボールを本気で投げ返していると、後ろにある影が…



小学生は僕ではなく、その影に向かってボールを投げていたんです。
その影の正体というのが…



超巨大カマドウマです。
脚部分を除いた胴体部分だけで60～80㎝ある超巨大カマドウマです。

こんなカマドウマが世間に出てはいけないと思い、本気で倒そうとしました。
しかし、他の人たちは軽く逃げてしまいました。

それでも倒す為に一人でボールを投げつけていると…

僕の方にカマドウマは跳んできて右肩に止まりました。
顔側に来られたら、流石に無理だと思い、地面に顔を伏せて小刻みに震えてみました。

しかし、カマドウマは僕から離れようとしませんでした。
もう無理だと絶望したところで…

目が覚めました。
そんな夢を見ました。