農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

農業から得ることができるメリットとして、思うこと

2011年03月28日 | 就農関連
こんにちは、将来、農業をしたいエダマメです。

前回、エダマメが農業に惹かれる理由を子供の時に読んだ本にあるのでは、と考えているということを書きました。しかし、それは心が惹かれる理由であって、実際にやってみようという理由にはなりません。

とくにエダマメが惹かれたのは、食べるものを自分で作り出すこと、ですが、そのことだけを体験したいのであれば、貸農園で週末だけ作物を作るとか、ベランダで何かの作物をプランターに植えるとか、色々あります。今にこだわらなければ、定年退職後でもいいわけです。

しかし、趣味の範囲をこえて、生活手段として、農作物を作って売るということを実際にやってみようと思ったのは、今の世の中で農業をなりわいにすることは、多くのメリットがあると思ったからです。そのため、心が惹かれるだけでなく、頭(理性)でも、農業をやってみてもいいと思いました。

エダマメが思う、農業を行うことの一番のメリットは、自立した人生を送ることができる、ことだと考えています。
農業を行うということは、農業法人に就職しない限りは、基本的に自営業です。そして、エダマメは、とりあえず農業法人に就職する気は今のところありません。自営業ということは、自分が自分の雇い主です。上司もいなく会社の意向もありません。周りとの関係は大事にする必要がありますが、自分の仕事は命令されて行うものでなく、自分で決めることができると考えています。

責任もすべて自分に降りかかりますが、自分で選び、自分で決めていく。本来、人間の生き様というのはそのようなものだと思っています。そして、自分で選んで、自分で決めていくから、人間として成長していけると思っています。

世の中のほとんどの人は、公務員や会社員のように組織に属していると思います。しかし、公務員でも、会社員でも、自分で選んで、自分で決めていく立場になるには相当長い年月、その組織で下積みをして、数少ない出世のチャンスをものにしなくてはいけません。結局、そのような立場となれるような歳では、仕事をバリバリできる年齢ではないと思っています。

普通、自分が自分の雇い主になるには、独立起業しかありません。しかし、起業というのは、よほど自分の能力が高く、かつ運が味方についていないと難しいと思っています。よく起業家の本を読むと、それこそ、四六時中寝ずに仕事ができる体力も必要なようです。とてもエダマメには真似ができません。また、社会の変化を読み間違えると、倒産の可能性というリスクも付きまといます。

農業も、収穫時にはそれこそ寝ずに働く必要があると思っています。また、へたに多くの借金をすれば、倒産の危機もあります。しかし、作物を選び、借金をなるべくしない農業なら、少し余裕を持ちつつ、自立した人生を送ることができるのではないか、と考えています。

とくに農業は、食料を作る職業です。自分の家で食べる分は、自分で作ることができます。これは子供3人を抱える身にとって、とてもローリスクで起業することができる職種に思えます。

もっとも、実際に農業をされている方から、農業はそんなに甘いものではない、という声があると思います。でも、世の中に甘い職業なんてものはないと思っています。どれもこれもそれなりの苦労があります。同じ苦労をするのなら、会社員とは違い、自立した人生を送ることができそうな農業のほうが魅力的に思えます。

会社員でも、自立した人生を送っている方は多くいると思います。組織の中で、ある程度、自立した人生を送るには、確固たる自我と強い目的がないとできないでしょう。エダマメには、今の組織の中で、自分の自我を押し通せるだけの意志と目的が、残念ながらないようです。

このあたりは、まだまだ書けそうな気がしますが、とりあえず終わります。
次回は、農業をやるのは今がチャンスと思うことを書いてみます。


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