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『馬についてのうんちくネタ』
今年2014年はご存じ午(馬)年です。そこで馬についての雑学やうんちくネタを拾ってみました。
• 初めは定義から
馬とは
馬は古くから軍用、運搬用、農耕用に使われ、乗馬用、競馬用としても飼育されてきました。
ウマ(馬)は、ウマ目(奇蹄目) ウマ科に属する動物の総称。現生は、いずれもウマ属に属するウマ、シマウマ、ロバの仲間、5亜属9種のみである。狭義の「ウマ」は、このうち特に種としてのウマ Equus caballus のみを指す。
社会性の強い動物で、野生のものも家畜も群れをなす傾向がある。北アメリカ大陸原産とされるが、北米の野生種は、数千年前に絶滅している。欧州南東部にいたターパンが家畜化したという説もある。
古くから中央アジア、中東、北アフリカなどで家畜として飼われ、主に乗用や運搬、農耕などの使役用に用いられるほか、食用にもされ、日本では馬肉を桜肉(さくらにく)と称する。
学名(ラテン語名)は「Equus caballus(仮名転写:エクゥウス・カバッルス)」。equus、caballus ともにラテン語で「馬」の意
サラブレッドとは
競走馬でおなじみの「サラブレッド」は品種名で、純血という意味をもち、血統・家系のすぐれた人のたとえにも使われています。
サラブレッド (Thoroughbred) は、18世紀初頭にイギリスでアラブ馬やハンター(狩猟に用いられたイギリス在来の品種)等から競走用に品種改良された軽種馬である。現在も、競馬で勝つことのみを目的とし日々交配と淘汰とが繰り返されており、人が創り出した最高の芸術品とも呼ばれている。
競走時には48~59kg(競走時の馬の負担重量 = 騎手自身の体重 + 不足分)の重量を背負った状態において、数分間継続して60〜70km/hの速度で走ることができる。
血統のよい馬や優秀な成績を残した馬は億単位の価格で取引されることもある。主な生産国はアメリカ、オーストラリア、アイルランド、日本等であり、世界では毎年11万頭ほどが生産されている。競馬以外では乗馬目的にも使われ、オリンピックの馬術競技で活躍することもたまにある。他の品種を改良する際にもしばし使われクォーターホースやスタンダードブレッド、セルフランセ等多くの馬種の礎となった。
語源は Thorough [ 完璧な、徹底的な ] + bred [ 育てられた、躾けられた ] で血統背景だけではなく、育つ環境も含めて完璧であることを指す。
純血を意味するアラビア語の直訳という説もある。
• 昨年の12月22日の有馬記念のオルフェイブルは強かったですね、凄かったですね、感動しましたね。
ポニーとは
「ポニー」は特定の品種をさすわけではなく、肩までの高さが147cm以下の馬の総称です。
馬の寿命は
寿命は約25年、稀に40年を超えることもある。繁殖可能な年齢は3-15/18歳。繁殖期は春で、妊娠期間は335日。単子であることが多い。
馬の知能は
知能は家畜の中ではかなり高い。脳の発達度を示す指標の一つである脳化指数は犬猫に次ぎ、少なくとも長期記憶は非常に高いことが知られている。乗り手(騎手)が初心者或いは下手な者であれば、乗り手を馬鹿にした様にからかったり、わざと落馬させようとしたりする行動をとる事もある。
逆に常日頃から愛情を込めて身の回りの世話をしてくれる人物に対しては、絶大の信頼をよせ従順な態度をとる。大切にしてくれたり何時も可愛がってくれる人間の顔を生涯忘れないといわれる。
馬の仕草と感情
犬が尻尾を振ると「喜んでいる」、猫がおなかを見せると「安心している」などといった感情表現、実は馬にもあるのです。
馬の場合は、「耳」を見ればおおよその感情がわかるとされており、どのようなものがあるのかというと、例えば、耳を左右それぞれ別々に前後していると「怒り」を表していると言われています。
また、耳を力強く後ろに向けている場合は「警戒」を表し、左右をクルクル動かしていると「精神的に不安定」だとされています。
馬が笑うとは
馬が笑うように見えるのは恐らくフレーメン反応のことでしょう。
フレーメン反応(ドイツ語:Flehmen)とはウマ等の哺乳類に起こる、臭いに反応して唇を引きあげる生理現象である。この動作には主としてフェロモン受容を行う嗅覚器官である鋤鼻器(ヤコブソン器官)を空気に晒し、より多くの臭い物質を取り入れる機能があると考えられている。この反応はウマの他には、ネコ、ウシ、ヒツジ、ゾウ、コウモリなどにも見られるが、ウマは唇を大きく捲り上げるため見た目がわかりやすい。胎児期に鋤鼻器が退化してしまうヒトには起こらない。フレーメン現象、あるいは単にフレーメンとも言う。
野生においては異性の尿の臭いを嗅いだときによく起きるが、飼育下ではタバコの煙や揮発油の臭いに対しても起きることが観察できる。また、この反応によって、発情しているかどうか調べることができる個体も存在する。
人間にはこの反応は「ウマが笑っている」などと受け取られるが、特に動物の感情と結びついているわけではないそうです。
馬の視野は350°
馬の瞳孔は横長で、顔の左右に目がついているので、視野は350度に及びます。真後ろ以外は見渡すことができ、動くものに敏感に反応する習性があります。そのため、競走時には横や後ろの視野を遮ってレースに集中するようにしています。そのマスクみたいなのを遮眼革(しゃがんかく)、ブリンカーともいいます。
また夜行性の動物ほどではありませんが、夜目も良く効くため、月明かりさえあれば支障なく行動ができるのだとか。
• 馬は生まれつき(^.^)草食動物なので、外敵(肉食動物)から逃げ回る運命にありそのために必要な機能がDNAとして授けられているのでしょう。
馬は立ったまま寝る?
通常は、野生の頃の習性のなごりから、外敵から身を守るために立ったままで寝ることがほとんど。しかし、疲れている時や仔馬の時には、腹ばいになって寝ることがあるそうです。また、睡眠時間は我々人間と比べると短い4時間、エサを食べている時間が長いため睡眠時間が少なくなるのだとされています。
筆者からのお断り: 一連のこのコラム内容はWeb上を飛び交っている伝聞情報等を中心に、自称「うんちくおじさん」が独断と偏見でまとめたものです。したがって学問的に正しいとは限りません。うんちく的エッセイみたいなものです。その点はご了承の上お読み・ご活用ください。したがって、たとえば検定試験等で不正解になっても責任はもてませんのでご承知おきください。
m(__)m
『馬についてのうんちくネタ』
今年2014年はご存じ午(馬)年です。そこで馬についての雑学やうんちくネタを拾ってみました。
• 初めは定義から
馬とは
馬は古くから軍用、運搬用、農耕用に使われ、乗馬用、競馬用としても飼育されてきました。
ウマ(馬)は、ウマ目(奇蹄目) ウマ科に属する動物の総称。現生は、いずれもウマ属に属するウマ、シマウマ、ロバの仲間、5亜属9種のみである。狭義の「ウマ」は、このうち特に種としてのウマ Equus caballus のみを指す。
社会性の強い動物で、野生のものも家畜も群れをなす傾向がある。北アメリカ大陸原産とされるが、北米の野生種は、数千年前に絶滅している。欧州南東部にいたターパンが家畜化したという説もある。
古くから中央アジア、中東、北アフリカなどで家畜として飼われ、主に乗用や運搬、農耕などの使役用に用いられるほか、食用にもされ、日本では馬肉を桜肉(さくらにく)と称する。
学名(ラテン語名)は「Equus caballus(仮名転写:エクゥウス・カバッルス)」。equus、caballus ともにラテン語で「馬」の意
サラブレッドとは
競走馬でおなじみの「サラブレッド」は品種名で、純血という意味をもち、血統・家系のすぐれた人のたとえにも使われています。
サラブレッド (Thoroughbred) は、18世紀初頭にイギリスでアラブ馬やハンター(狩猟に用いられたイギリス在来の品種)等から競走用に品種改良された軽種馬である。現在も、競馬で勝つことのみを目的とし日々交配と淘汰とが繰り返されており、人が創り出した最高の芸術品とも呼ばれている。
競走時には48~59kg(競走時の馬の負担重量 = 騎手自身の体重 + 不足分)の重量を背負った状態において、数分間継続して60〜70km/hの速度で走ることができる。
血統のよい馬や優秀な成績を残した馬は億単位の価格で取引されることもある。主な生産国はアメリカ、オーストラリア、アイルランド、日本等であり、世界では毎年11万頭ほどが生産されている。競馬以外では乗馬目的にも使われ、オリンピックの馬術競技で活躍することもたまにある。他の品種を改良する際にもしばし使われクォーターホースやスタンダードブレッド、セルフランセ等多くの馬種の礎となった。
語源は Thorough [ 完璧な、徹底的な ] + bred [ 育てられた、躾けられた ] で血統背景だけではなく、育つ環境も含めて完璧であることを指す。
純血を意味するアラビア語の直訳という説もある。
• 昨年の12月22日の有馬記念のオルフェイブルは強かったですね、凄かったですね、感動しましたね。
ポニーとは
「ポニー」は特定の品種をさすわけではなく、肩までの高さが147cm以下の馬の総称です。
馬の寿命は
寿命は約25年、稀に40年を超えることもある。繁殖可能な年齢は3-15/18歳。繁殖期は春で、妊娠期間は335日。単子であることが多い。
馬の知能は
知能は家畜の中ではかなり高い。脳の発達度を示す指標の一つである脳化指数は犬猫に次ぎ、少なくとも長期記憶は非常に高いことが知られている。乗り手(騎手)が初心者或いは下手な者であれば、乗り手を馬鹿にした様にからかったり、わざと落馬させようとしたりする行動をとる事もある。
逆に常日頃から愛情を込めて身の回りの世話をしてくれる人物に対しては、絶大の信頼をよせ従順な態度をとる。大切にしてくれたり何時も可愛がってくれる人間の顔を生涯忘れないといわれる。
馬の仕草と感情
犬が尻尾を振ると「喜んでいる」、猫がおなかを見せると「安心している」などといった感情表現、実は馬にもあるのです。
馬の場合は、「耳」を見ればおおよその感情がわかるとされており、どのようなものがあるのかというと、例えば、耳を左右それぞれ別々に前後していると「怒り」を表していると言われています。
また、耳を力強く後ろに向けている場合は「警戒」を表し、左右をクルクル動かしていると「精神的に不安定」だとされています。
馬が笑うとは
馬が笑うように見えるのは恐らくフレーメン反応のことでしょう。
フレーメン反応(ドイツ語:Flehmen)とはウマ等の哺乳類に起こる、臭いに反応して唇を引きあげる生理現象である。この動作には主としてフェロモン受容を行う嗅覚器官である鋤鼻器(ヤコブソン器官)を空気に晒し、より多くの臭い物質を取り入れる機能があると考えられている。この反応はウマの他には、ネコ、ウシ、ヒツジ、ゾウ、コウモリなどにも見られるが、ウマは唇を大きく捲り上げるため見た目がわかりやすい。胎児期に鋤鼻器が退化してしまうヒトには起こらない。フレーメン現象、あるいは単にフレーメンとも言う。
野生においては異性の尿の臭いを嗅いだときによく起きるが、飼育下ではタバコの煙や揮発油の臭いに対しても起きることが観察できる。また、この反応によって、発情しているかどうか調べることができる個体も存在する。
人間にはこの反応は「ウマが笑っている」などと受け取られるが、特に動物の感情と結びついているわけではないそうです。
馬の視野は350°
馬の瞳孔は横長で、顔の左右に目がついているので、視野は350度に及びます。真後ろ以外は見渡すことができ、動くものに敏感に反応する習性があります。そのため、競走時には横や後ろの視野を遮ってレースに集中するようにしています。そのマスクみたいなのを遮眼革(しゃがんかく)、ブリンカーともいいます。
また夜行性の動物ほどではありませんが、夜目も良く効くため、月明かりさえあれば支障なく行動ができるのだとか。
• 馬は生まれつき(^.^)草食動物なので、外敵(肉食動物)から逃げ回る運命にありそのために必要な機能がDNAとして授けられているのでしょう。
馬は立ったまま寝る?
通常は、野生の頃の習性のなごりから、外敵から身を守るために立ったままで寝ることがほとんど。しかし、疲れている時や仔馬の時には、腹ばいになって寝ることがあるそうです。また、睡眠時間は我々人間と比べると短い4時間、エサを食べている時間が長いため睡眠時間が少なくなるのだとされています。
筆者からのお断り: 一連のこのコラム内容はWeb上を飛び交っている伝聞情報等を中心に、自称「うんちくおじさん」が独断と偏見でまとめたものです。したがって学問的に正しいとは限りません。うんちく的エッセイみたいなものです。その点はご了承の上お読み・ご活用ください。したがって、たとえば検定試験等で不正解になっても責任はもてませんのでご承知おきください。
m(__)m
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