アンパンマン

もう2年も前にとりためていたテレビのビデオ、ＮＨＫスペシャルでやなせたかし氏についてのものを見た。
氏は2013年の10月に94歳で亡くなれれている。
アンパンマンのできた経緯、背景、氏の原体験などをもとに番組が構成されていた。
２７年前から子供マンガとして大ヒットしているが、その２０年も前に元になるものが出ている。
ひもじい思いを無くすことからアンパンマンは自分の顔を食べさせる。
父が４才の時になくなり、母が再婚の時に弟と親戚に預けられる。
自分の凄い戦争体験。また、たった一人の自慢の弟（京大生）を特攻隊で亡くしている。

やなせさんと交流のあった、ちばてつや氏、西原理恵子氏、吉田戦車氏、里中満知子氏がエピソード、功績をマンガと共に語っていた。
少しでも夢、希望がかなって良い世界になること、少しでも貧しい人がいなくなることを望んでいた。
里中氏は、やなせさんこそアンパンマンだとまとめていた。

3.11の復興の応援歌として、マンガは応援ポスターとなり飾られていた。


あらためて、人生の応援歌として歌詞を読んでみると感慨深いものがある。



『アンパンマンのマーチ』

作詞　やなせたかし　作曲　三木たかし

そうだ！嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ！
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。

そうだ！嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも。

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け！皆の夢守る為

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ！

忘れないで夢を 零さないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも

そうだ！恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け！皆の夢守る為

時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで

そうだ！嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け！皆の夢守る為