美しい国へ

安部晋三著「美しい国へ」を読みました。

タイトルからして、大衆に向かっての政治感覚がずれていませんか？漠然としすぎています。私が感じるところです。もっとスローガン的なフレーズで日本を引っ張っていってもらいたいと思います。

読んでいる時は、フムフムと思って、共感出来ることが多々有りました。でも、なんか言っている事が頭の中に残っていないんです。（健忘症かな？）安部さんて、けっこうタカ派なんだというところは、印象に残りましたが。

政治家は、自分の主張するところを本などでもっとアピールすべきです。そういう意味では、自分の主張を本に表すということは、大衆にとって、遠い世界の政治が向こうから歩み寄って来てくれているようで、好印象です。そして、どんな社会を作っていきたいのかを具体的に語ってもらいたいものです。

どうしても、小泉さんと比較されてしまうので、安部さんもやりにくいでしょう。小泉さんの印象は、解りやすかった。言っている事がぶれなかった。ここが大衆受けしたところではないでしょうか。

大衆は、印象で判断するところが大です。安部さんの印象は、誠実そうなところが良いですが、何を言っているのかがよく伝わらないことや、リーダーシップに弱いところを感じます。

せっかく良い政治理念があるのだから、もっと説明責任を果して日本をもっと良い社会にしていってもらいたいものです。

今のシンガの天気は、