先週の陽性率は45.2%、約2カ月ぶりに50%を切りましたが、まだまだとんでもなく高い陽性率です、
しかし、感染者数は減り続けています、これをどう解釈するのか?
第7波はピークを過ぎて減少期に入っているのは間違いなさそうですが、まだまだ市中感染が続いている、
並外れた感染力で減少期とはいえ、まだまだ感染流行期と同じような対応が必要である、という感じかな、
引き続き『感染拡大予防の基本行動』=屋内などでのマスク着用・手指の消毒・3密の回避の継続で、あと3週間くらいで相当落ち着くのではないでしょうか?
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◆感染者数の推移
全国レベルでは、予想よりも順調に減少しています、
もう少し増減を繰り返す高原状のピークが続くと考えていました、
東京都、減少スピードがやや鈍ってきたように見えます、少し心配ですが、
先行組の沖縄県、
こちらはしっかりと底を打ちそうな減少具合です、
これが全国の指標になるなら、この秋の感染者数は相当少なくなるのでは無いかと期待しています、
(いずれのグラフもNHKニュースサイトから転載)
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◆年代別感染者割合
6波の若年層中心から高齢者増加に転じた第7波ですが、9月は平均化してきています、
これも秋の感染者数が減るかもしれないという観測の根拠の1つです、
特定の年代での爆発的感染が無い=特定の要因(学校再開とか高齢者施設とか)での感染機会が少なくなってきている証ではないかと考えています、
次に来る感染機会は、、、やはり年末年始かな、、、
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◆病床使用率
東京都の重症者用病床使用率も
◆陽性率
陽性率 検査数 陽性者数
2022年
6月5日 15.4% 900904 13万8868人 ※5カ月ぶりの低い陽性率!このまま減少が続くか?
6月12日 15.5% 701208 10万8950人 ※検査数・陽性者数とも減少で横ばい、1月以来の少ない検査数
6月19日 6.6% 1502581 9万8425人 ※陽性者も漸減も検査数が2倍、統計上の異常値
6月26日 14.6% 705992 10万2766人 ※陽性者数が微増も“緩やかな減少期”
7月2日 20.1% 679697 13万6357人 ※陽性率10週振りに反転増加!新たな局面へ
7月10日 35.0% 770971 26万9760人 ※いきなりの第7波、BA5の感染ピーク直前?
7月17日 40.3% 1386060 55万9111人 ※2月下旬以来の陽性率40%超え
7月24日 60.0% 1612620 96万9068人 ※過去最高の陽性率!感染者約97万人!
7月31日 67.2% 2051980 137万9099人 ※ピークはどこなのか?感染者約138万人
8月7日 73.8% 2027358 149万6968人 ※ピークも感染拡大スピード鈍化
8月14日 71.2% 1945952 139万5301人 ※感染ピークか?
8月21日 74.7% 1977228 147万6374人 ※お盆で陽性率反発か?感染継続期に入る
8月28日 73.8% 1937512 143万1637人 ※高いレベルの感染継続があと3~4週間は続く
9月5日 52.3% 1894375 99万1922人 ※感染者数100万人を割る、減少局面か?
9月11日 52.2% 1395618 72万9755人 ※陽性率は下がらず、感染者は減少
9月18日 45.2% 1248056 56万3880人 ※陽性率も減少開始?
(厚労省HP日報から算出)
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◆GOALが見えてきた!?次は年末年始?
9月15日、WHOのテドロス事務局長は『コロナ禍のゴールが視野に入っている』と発言、
この時、上手なレトリックで現状を表現していました、
『マラソンランナーは終盤にはゴールを見据えている、しかし、最後まで全力で走ろうとするものだ』
そんな主旨だったと思います、なるほどと思いました、
ゴール=パンデミックの完全なる収束までは、我々はしっかり感染予防行動を続けなければならない、そういう意味ですね、
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国内の次の流行はやはり来ます、第7波でお終いというわけにはいかないでしょう、
次の感染拡大要因はやはり“年末年始”でしょう、
国の対応もこの年末年始を見据えて、ワクチン接種間隔(現状5カ月)の短縮を検討しているようです、
年内に5回目か、はいどんどん打ちます、
コロナ禍3年目、やっと先を見据えることが出来るようになってきたようです、
10月は少しゆったりした気持ちで過ごせると良いですね、
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