goo blog サービス終了のお知らせ 

テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事122~先週は陽性率35.2%(先々週39.1%)と減少局面も、長引く予感、10代以下の感染拡大止まらず。

2022年03月15日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々週39.1%⇒先週35.2%とやっと減少局面へ、

しかし先は長そうです、反転横ばいするエリアも、

死者数もやっと減少局面へ、

「まん延防止等特別措置」は全面解除か?

10代以下の感染拡大が止まりませんが、COVID-19との共存時期に来ました、

◆感染者数は減少局面へ、しかし長引きそうです

先週の陽性率は35.2%、検査数微減・陽性者数ともすこし減少、

でも、陽性率35.2%はまだまだ市中感染リスクが高い事を示しています、

減少局面と観て良いと思いますが、先は長そうです、

減少スピードが遅い、(一時的な)反転増加しているエリアもあります、

ある程度まで落ちても、そこから根絶までは時間が掛かりそうです、

3月13日までの全国の感染者数推移、

(NHKニュースサイトから転載)

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928人
(~2月27日) 47万3461人
(~3月6日)   45万2763人
(~3月13日) 38万2278人

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

東京・大阪・神奈川が並びましたね、

沖縄は少し順位を下げ、

宮城は相変わらず少ないです、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日     7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1%    251123    2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4%    429162    2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%     702929    9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8%    1228371    26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4%    1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6%    1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
3月6日   39.1%    1155304    45万2763人 ※高止まり、沖縄では反転増加、BA.2拡大
3月13日 35.2% 1086325 38万2278人 ※減少局面、共存戦略への入口

(厚労省HP日報から算出)

◆死者数もやっと減少局面へ

感染者数と同様、急激な減少は望めない状況、

COVID-19との共存戦略構築の時期と考えます、それは後述、

(NHKニュースサイトから転載)

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

11日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この7日間の全接種回数は692.8万回、

うち3回目接種が672.5万回、

先週より少し減って700万回@1日100万回を切ってしまいましたね、

次の世代(10代・若年層も)の接種促進策が必要です、

                           全接種回数/3回目接種
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回/603.9万回 ※8日間の数字
(~25日) 617.8万回/596.1万回 ※7日間の数字
3月
(~6日) 730.1万回/709.0万回 ※7日間の数字
(~13日)  692.8万回/672.5万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率は28.26%

日本の3回目接種は28.26%

やっと米国と並びました、

ロシアは戦争を止めて3回目接種を急ぐべしです、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆10代の感染止まらず、ターゲットに有効な抑止策がないのが減少スピードを鈍らせているのか?

3月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

3月13日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の割合が初めて32%に、

3人に一人が10代以下の感染者です、

感染拡大のコアはあきらかに若年層、

間に合わないと考えていた若年層へのワクチン接種、

ここまで来たら、ワクチン接種効果も関与出来るレベルになってきました、

他に積極的な若年層の感染抑制策がない以上、ワクチン接種をさらに推し進める必要があります、

◆東京都の重症者病床使用率37.6%に(国基準)

3月13日現在、

(重症者病床使用率) 
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(国基準)714人/1468床
(2月27日) 13.5%(都基準)69人/510床 45.4%(国基準)667人/1468床
(3月6日)  12.9%(都基準)66人/510床 42.6%(国基準)626人/1468床
(3月13日) 11.4%(都基準)58人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床

状況は改善傾向です、

病床使用率から観ても、長引く減少局面を想定すると「まん延防止等特別措置」解除の方向で良いと考えます、

オミクロン株(BA・2)とは、上手に付き合っていくしかない、、、

◆各地の状況、長引く予感のデータ

3月13日までの各エリアの感染状況、

まずは東京、減少局面であることは間違いないが、、、

先は長そうです、

大阪は順調に減少、今のところはね、

先行組の沖縄は、

反転上昇からの横ばい、長引いてます、

これは広島、落ち切りません

山口は高止まりのまま反転の兆しも、

ピークが低い宮城はピークからそのまま高止まりで推移

米国、ピークが高いので激減に見えますが、減少スピードは鈍ってきました

フランス、ここに来て反転上昇、

やはり、低位での感染拡大は長引く?見本のような動き、

◆感染力の強いオミクロン株(BA・2)は低位で長く感染拡大を続ける?

先週まで書いていた独酌酔言的3つの可能性、
(詳しくはコロナ120 ⇒)
(同 コロナ121 ⇒)

1つ目は『オミクロン株 一定感染量必要』説です、

一定量(率)の感染者まで拡がらないと感染は止まない、という仮説です、

これが一番現状にしっくりきます、

前述のフランスでも急激にある程度まで減少しましたが、横ばいから反転しようとしています、

感染力が強いので一気には減らない、ある程度の低位での感染が長く続く

オミクロン株(BA・2)の特徴かもしれません、

2つ目は感染予防のコアターゲット(若年層)に有効な施策がない、という現状、

これは前述の年代別感染者比率を観ても明らかです、

3つ目は「BA.2」への置き換わり

先々週から目立ってきたのが、オミクロン株の「BA.2」型への置き換わりです、

オミクロン株オリジナルの「BA.1」より、さらに感染力が高いのではないかと云われている「BA.2」、

これが、1つ目の要因の原動力になっている可能性があります、

◆「まん延防止等特別措置」の解除は良い、低位の感染と付き合うしかない

① オミクロン株の感染減少には『一定の感染量が必要』である可能性

② 感染拡大のコアである若年層への有効な施策が打てていない

③ 「BA.2」への置き換わりによる再感染拡大

この3つの要因により『感染者減少スピードが遅い』⇒『低位の感染が長く続く』

という筋書きが予測されます、

この春は経済と感染防止の併走=COVID-19との共存時期と考えます、

英国やフランスが先行して行なった考え方です、

「まん延防止等特別措置」の解除を支持します、

今後は、どのようにして感染拡大を抑え、死者数を抑え、経済を回していくのか?

日本もそんな考え方での戦略立案が必要な時期に来ました、

もう春の陽気、2週間後には桜前線の話題、

早いな~、コロナ禍も3年目に入ります、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事121~先週の陽性率は39.1%(先々週39.5%)と横ばい、減らない感染者、沖縄では反転増加!BA.2への置き換わりが原因か?

2022年03月08日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々々週44.8%⇒先々週39.5%⇒先週39.1%と明らかな高止まり

減らない感染者数、

死者数は少し減少局面へ推移、

遅い感染者数減少スピード、沖縄では反転上昇

3つ目の要因として「BA.2」への置き換わりが進行?

◆感染者数はピークで高止まり

先週の陽性率は39.1%、検査数微減・陽性者数とも僅かな変化、高止まり傾向が顕著

ひょっとすると減少局面と言い切れないかも、、、なぜだ!?

それは最後の方で書きます、まずはルーティン作業から、

全国の感染者の推移、


(NHKニュースサイトから転載)

全体としては減少していますが、、、

しかし、減少スピードはかなり緩やかです、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928人
(~2月27日) 47万3461人
(~3月6日)   45万2763人

なんとか、このまま減少に向かって欲しいものです、

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

人口と感染率の相関、『人口が多い(密集)ほど、感染率は高くなる』は明瞭、

大都市圏で「まん延防止等重点措置」を敷いていない宮城県だけがなぜか少ないのもこれまでと同じ、

そして、沖縄がジリジリと上がってきています(10番目)

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
3月6日  39.1%  1155304  45万2763人 ※高止まり、沖縄では反転増加、BA.2拡大
(厚労省HP日報から算出)

◆死者増加も高止まり

死者数も少し減少傾向が見られます、

しかし、感染者数の反転傾向も見られるのでこのまま減少するかどうか?

油断出来ません、

(死者数の推移)
2月
15日 236人
16日 230人
17日 270人
18日 211人
19日 219人
20日 158人
21日 173人
22日 322人
23日 245人
24日 206人
25日 279人
26日 257人
27日 143人
28日 198人
3月
1日 238人
2日 238人
3日    256人
4日    233人
5日 184人
6日    132人

グラフで観ると、


(NHKニュースサイトから転載)

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

25日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この7日間の全接種回数は730.1万回、

うち3回目接種が709.0万回、

やっと岸田さんの目標1日@100万回に届きました

このペースを保って行きましょう、

                           全接種回数/3回目接種
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回/603.9万回 ※8日間の数字
(~25日) 617.8万回/596.1万回 ※7日間の数字
3月
(~6日) 730.1万回/709.0万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率は22.95%

やっとスピード感が出てきた日本の3回目接種、

もうすぐ米国を抜きそうです、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆10代の感染止まらず、ターゲットに有効な抑止策がないのが減少スピードを鈍らせているのか?

2月27日までの東京都の年代別感染者数比率、

3月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の割合が初めて30%に達しました、

感染拡大のコアはあきらかに若年層、

「まん延帽子等措置重点」の施策=飲食店への規制は、

現状の感染拡大傾向とはコアターゲットがズレた施策となっています

というか、コアターゲットに有効な施策がないのが現状、

ワクチン接種も進めるべきですが、、、現状の抑制には間に合わない、、、

◆東京都の重症者病床使用率45.4%に(国基準)

3月6日現在、

(重症者病床使用率) 
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(国基準)714人/1468床
(2月27日) 13.5%(都基準)69人/510床 45.4%(国基準)667人/1468床
(3月6日)  12.9%(都基準)66人/510床 42.6%(国基準)626人/1468床

状況は少し改善、

◆やはり遅い感染者数の減少、考えられる3つ目の要因

27日までの各エリアの感染状況、

まずは東京、横ばい状態に、

大阪は減少が続いていますが、、、

先行組の沖縄は、

なんと反転上昇が始まりました

これは広島や山口も同様、

同じように下げ止まり感、反転感があります、

◆さて、なぜ感染者減少スピードはこんなに遅いのでしょうか?

先週まで書いていた独酌酔言的2つの可能性、
(詳しくはコロナ120参照 ⇒)

1つ目は『オミクロン株 一定感染量必要』説です、

ある意味「集団感染」の考え方と同じ、

一定量(率)の感染者まで拡がらないと減少に転じない、という仮説です、

もし、一定量の感染が終息の条件だとすると、

感染ピークが低い日本では急激な減少は難しいかもしれない、という考え方です、

2つ目は感染予防のコアターゲット(若年層)に有効な施策がない、という現状、

18都道府県で延長された「まん延防止等重点措置」ですが、具体的な施策は“飲食店への規制”がメイン、

年代別感染状況を観ても分るように、現在の感染予防の焦点(コアターゲット)は若年層

それも10代以下の感染拡大に歯止めが掛からない状況

この感染予防のコアターゲットに有効な施策を打てないということが、

感染者減少スピードが緩やかな原因かもしれません、

◆そして、3つ目の原因候補、それは「BA.2」への置き換わり

そして、先週から目立ってきたのが、オミクロン株の「BA.2」型への置き換わりです、

現状メインの「BA.1」に比べると、さらに感染力が高いのではないかと云われている「BA.2」、

YAHOO!ニュースによると、、、

BA.2系統は現在流行しているBA.1系統に比べ、感染者が別の人に移すまでの時間が15%短いほか、1人の感染者が何人に移すかを示す実効再生産数は26%高い、とか、、、
(元記事はこちら ⇒ (4月には)東京感染者の7割以上がオミクロン株「BA.2」に)

沖縄でも「BA.2」の市中感染が5日に初めて確認されました、

これが沖縄の再拡大を後押ししている可能性があります、

知事会も「BA.2」感染拡大への懸念を表明しています、

◆3つの原因候補の合わせ技か

① オミクロン株の感染減少には『一定の感染量が必要』である可能性

② 感染拡大のコアである若年層への有効な施策が打てていない

「BA.2」への置き換わりによる再感染拡大

今のところ、『感染者減少スピードが遅い』原因は、この3つの合わせ技ではないか?と考えています、

一筋縄ではいかないCOVID-19オミクロン株、

でも、桜が咲く頃の終息、まだ諦めていません、

なんとか今年は桜の下で一献酌み交わしたいものです


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事120~先週の陽性率は39.5%(先々週44.8%)、減少局面の入口も感染者数減少のスピードが遅い!その原因は?

2022年03月01日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々々週45.1%⇒先々週44.8%⇒先週39.5%とピーク高止まりも、

減少局面の入口にさしかかったと考えます、

しかし、死者数は予断を許さないレベルで推移、

さらに、予想よりも遅い感染者数減少スピード、その原因は?

◆感染者数はピークで高止まり

先週の陽性率は39.5%、検査数微減・陽性者数も少なくなりました、

高止まり傾向ですが、減少局面の入口と考えます、

全国の感染者の推移、


(NHKニュースサイトから転載)

しかし、減少スピードはかなり緩やか、その原因は・・・後述、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928人
(~2月27日) 47万3461人

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

先週と傾向は変わらず、人口と感染率の相関、『人口が多い(密集)ほど、感染率は高くなる』は明瞭、

大都市圏で「まん延防止等重点措置」を敷いていない宮城県だけがなぜか少ないのもこれまでと同じ、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
(厚労省HP日報から算出)

◆死者増加も高止まり

死者数も高いレベルで推移しています、

医療の力で抑え切れれば良いのですが、

既往症のある高齢者を救うのは難しい、、、

医療機関の奮闘に感謝します、

(死者数の推移)
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人
14日 148人
15日 236人
16日 230人
17日 270人
18日 211人
19日 219人
20日 158人
21日 173人
22日 322人
23日 245人
24日 206人
25日 279人
26日 257人
27日 143人

グラフで観ると、


(NHKニュースサイトから転載)

2月22日に過去最高322人が死亡、哀悼、

これ以上の増加がないことを祈ります、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

25日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この7日間の全接種回数は617.8万回、

うち3回目接種が596.1万回

3回目接種7日間集計では過去最大です、

1日@85.2万回ほど、岸田さんの目標100万回までもう一息です、

                           全接種回数/3回目接種
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回603.9万回 ※8日間の数字
(~25日) 617.8万回596.1万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率は17.35%

やっとスピード感が出てきた日本の3回目接種、



(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

なんとかロシアを抜きました

プーチンも戦争なんかやめて国内の厄災の解決に注力しなさい!!

動き出すとスピード感がある日本の接種、みなさんの努力の賜、

問題はいつも初動が遅いこと、動き出しに時間が掛かる、

これまでと同じ日本の政治の欠点DNAです、

これはトップの資質で改善するしかないように思えます、岸田さんの手腕に掛かっています、

◆10代の感染止まらず、ターゲットに有効な抑止策がないのが減少スピードを鈍らせているのか?

2月20日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月27日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染拡大が止まりません

高齢者施設でのクラスター発生と合わせて、感染者減少スピードが遅い原因のひとつと推察します、

このターゲット(10代以下・高齢者)では『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、
(ワクチン接種も有効ですが、スピード的にはもう追いつかない、次回への効果を期待します)

「まん延帽子等措置重点」の施策=飲食店への規制は、現状の感染拡大傾向とはターゲットがズレた施策、

というか、ターゲットに有効な施策がないのが現状

もちろん、ある程度の効果は見込めますが、
(一定の宴会感染を防いでいる+心理的抑制効果)

マクロで観ると感染拡大防止には繋がっていない、というのが現実、

◆宮城県は「まん延等寿展措置」を敷いていませんが

たとえば、「まん延防止等重点措置」を実施していない宮城県の例、

感染状況は他県と同じような傾向です、

つまり、「まん延防止等重点措置」をやってもやらなくても結果は変わらない、ということも云えるかもしれません、

さらに、なぜか?かは分りませんが、宮城は10万人あたりの感染者数が大都市圏としては極端に少ない

この答えを見つけたいのですが、いまだ手がかりも無し、

◆東京都の重症者病床使用率45.4%に(国基準)

2月27日現在、

(重症者病床使用率) 
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(国基準)714人/1468床
(2月27日) 13.5%(都基準)69人/510床 45.4%(国基準)667人/1468床

ピークを迎えています、なんとかこのまま凌いで欲しいです、

◆やはり遅い感染者数の減少、考えられる2つの要因

27日までの各エリアの感染状況、

まずは東京、

大阪も同様、

しかし、なんとも不気味な現状、

減少局面ではありますが、なんだかスッキリしない曲線です、

先行組の沖縄は、

下げ止まり感というか、反転上昇の兆しさえ感じます、

これは広島や山口も同様、

同じように下げ止まり感があります、

さて、なぜ感染者減少スピードはこんなに遅いのでしょうか?

今のところ独酌酔言的には2つの可能性が浮かんでいます、

1つ目はマクロ視点、

先々週から書いている『オミクロン株 一定感染量必要』説です、

ある意味「集団感染」の考え方と同じ、

一定量(率)の感染者まで拡がらないと減少に転じない、という仮説です、

海外を観ると、感染ピークが高かった米国やフランスでは急激に減少しています、



しかし、欧米よりなぜか感染ピークが低い東アジア、もしくは日本、

これは人種的に保有している「交叉免疫」の影響
(「コロナのこと53」参照)

もし、一定量の感染が終息の条件だとすると、

感染ピークが低い日本では急激な減少は難しいかもしれない、という考え方です、



もし、感染を低く抑えても長引くだけ?な感じなら、

なんと!『感染拡大予防の基本行動』もあまり意味をなさないという見方も出来ます、

つまり、予防の基本行動はやってもやらなくても行き着く先は同じ、、、???

ヒトの知恵、人智などCOVID-19の前では砂上の楼閣なのかもしれません、

感染先行国の英国などはこの状況下で感染予防策を緩和

一時期感染者が増えましたが結果的には減少に転じました、

感染拡大が感染減少の条件なら、そういう可能性も考えざるを得ません、

もちろん、医療体制がしっかり維持され、感染者全員が適切な医療を受けられる、というのが規制緩和の条件になります、

命だけは引き換えに出来ません、

2つ目は、国内の現状を観てみると、

感染予防のコアターゲットに有効な施策がない、という現状が浮かんできます、

『感染予防の基本行動』以外に一応有効な施策として現状行なわれているのは「まん延防止等重点措置」ですが、具体的な施策は“飲食店への規制”メインです、

年代別感染状況を観ても分るように、現在の感染予防の焦点(コアターゲット)は10代以下と高齢者です、

たとえば、学校や保育所などを2週間ほど閉鎖してしまえば確実に感染者は減ると考えますが、

そうすると、親の就業に影響が出て経済が回らなくなる(もちろん勉学も滞る)というジレンマがあるので手がつけられない、というのが現状です、

もちろん、高齢者施設も閉鎖するわけにもいかない、

この感染予防のコアターゲットに有効な施策を打てないということが、感染者減少スピードが緩やかな要因かもしれません、

しかし、あれだけ感染拡大が吹き荒れたインドでも急激に減少

インド政府も規制緩和に動いています、

酷な書き方になりますが、どれほど感染が拡がろうといつかは必ず終息します、という証です、

◆明るいニュースを1つ

国内初のCOVID-19軽症者用の飲み薬が承認される見通しです、

塩野義製薬が開発した新薬の承認申請を行ないました、これは国内初の事です、

また、現状を踏まえ『条件付き早期承認制度』の適用を希望しています、

厚生労働大臣も早期の承認に前向きのようです、

また1つ援軍が来ました、

2022年がCOVID-19終焉の歳になりますように、、、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事119~先週の陽性率は44.8%(先々週45.1%)、とピークで高止まり、死者数増加、感染者数減少のスピードが遅い!

2022年02月22日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事119~先週の陽性率は44.8%(先々週45.1%)、とピークで高止まり、死者数増加、感染者数減少のスピードが遅い!

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒39.6%⇒45.1%先週44.8%とピークで高止まり!

死者増加も続き

予想したよりも感染者数減少スピードが遅いです!

そして、なぜか五輪と連動する感染拡大

◆感染者数はピークで高止まり

先週の陽性率は44.8%、検査数・陽性者数とも微減、

残念ながら高止まり傾向です、

正直、もう少し減るかと期待していたのですが、これはひょっとすると存外に長引くかもしれません、


7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人
(~2月20日) 57万9928

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

先週と傾向は変わらず、人口と感染率の相関はしっかりありますね、

『人口が多い(密集)ほど、感染率は高くなる』

上位は大都市圏に限られます、とくに関西圏の感染率の高さが目立ちます

先週書いたように、大都市圏では宮城県だけがなぜか少ないのも先週と同じです、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
(厚労省HP日報から算出)

◆死者増加も高止まり

感染拡大から遅れてやってくる死者増加のピーク

先週がピークの様相ですが、

感染拡大が減少に転じていないので、死者数もまだ増加していくかもしれません、

予想外の手強さです、

(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人
14日 148人
15日 236人
16日 230人
17日 270人
18日 211人
19日 219人
20日 158人

グラフで観ると、

2月17日に過去最高の270人の死亡を確認、

大半が70歳代以上の高齢者です、

2020年、COVID-19発生からの死者の推移、

症状が軽いオミクロンですが、既往症がある高齢者にはやはり致命的です、

第5波までは肺炎等の症状で亡くなっていましたが、

第6波は既往症との併発で亡くなる方がほとんどのようです、

10代の感染拡大も止まりません、

やはり、全世代での『感染拡大予防の基本行動』(マスク着用・手指の消毒・3密の回避)の徹底が必要です、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

18日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

この8日間の全接種回数は624.1万回、
(先々週は連休のため1日多い集計になりました)

うち3回目接種が603.9万回、

8日間の集計なので1日@75.5万回ほど、岸田さんの目標100万回までもう一踏ん張りです、

                           全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回/147.9万回
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字
(~18日) 624.1万回/603.9万回 ※8日間の数字

◆日本の3回目接種率は12.64%

状況は先週と変わりません(2月18日分まで)、

世界的に見ると日本はまだまだですが、少し棒グラフが見えるようになってきました、

日本の3回目接種率は12.64%

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆10代の感染止まらず、高齢者もジワっと増えている感じ

2月13日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月20日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染が止まりません

また、高齢者施設でのクラスター発生も拡がっているような感じです、

飲食店規制が中心の「まん延防止等重点措置」では、10代以下や高齢者への感染拡大に歯止めを掛けられない現状

『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、

◆東京都の重症者病床使用率43.8%に(国基準)

2月13日現在、

2月20日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床
(2月20日) 15.9%(都基準)81人/510床 48.6%(木に基準)714人/1468床

ジワジワと増えていますが、なんとか持ちこたえるかな?

◆遅い減少スピード、反転増加の兆しも

19日までの各地区、

まずは東京、

大阪も同様、

高止まりというか、下手をするとここでまた増加に転じるのか?

沖縄、

広島、

山口、

各県とも同じように減少鈍化、おいおい、再増加なんて事は無しにしてくださいよ、

注目の宮城、まだ感染率は少ないながらジワジワと増えています、不気味

海外を観ると、米国やフランスでは急激に減少しています、


これは、先週書いたようにピークの高さの違いかもしれません

拡大スピードはピークの高さと関係がある?

一定量(率)まで拡がらないとオミクロンは減少に転じないのかもしれません、

とすると、比較的ピークが低い日本はゆっくり減少するのかもしれません、

う~ん、これは予想外の事象かも、

オミクロン、流石に手強いです、

感染を低く抑えても長引くだけ?な感じなら、

なんというか、『感染拡大予防の基本行動』もあまり意味をなさないという見方も出来ます、

つまり、やってもやらなくても行き着く先は同じ、、、

ま、そんな極端な事はないでしょうが、

この減少スピードの遅さを観ると、そういう可能性も考えざるを得ません、

ちなみにお隣の韓国では急激に拡大、

ようやくピークを迎えつつある様です、

日本よりも圧倒的にピークが高い韓国、その韓国の減少スピードをよく観察しておきましょう、

ひょっとすると、韓国は急激に減少に転じるかもしれません、

となると、『オミクロン株 一定感染量必要説』をもう少し追いかけることになります、

あ、それと先週の感染者数高止まり傾向=オリンピック開催が被ったのも気になります

2021年夏の東京五輪時もそうでした、オリンピック・パラリンピック開催と感染拡大が妙にリンクしていました、

直接的な因果関係は証明できないでしょうが、

あの素晴らしいアスリートのパフォーマンスを観てしまうと、

みなさんの日常生活も少し箍(たが)が緩む事があっても不思議ではありません

なんか、そういう不思議なチカラが働いているような気もしてきました、
(科学的な根拠はありません)

冬季北京パラリンピックは来週3月4日からです、

熱闘を楽しみながらも、感染拡大予防も怠りなく!


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事118~先週の陽性率は45.1%(先々週39.6%)、感染拡大ピークです、死者数増加、10代以下の感染止まらず、気になる宮城モデル

2022年02月15日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒39.6%⇒先週45.1%と感染拡大ピークに!

10代以下の感染、死者増加は止まらず、

ピークから減少傾向へ、しかし減少スピードはゆっくり

◆感染拡大はピークを迎えました

陽性率45.1%、見做し陽性の通り、「発熱症状が出ればほぼオミクロン」状態です

内容的には、陽性者数は先々週とほぼ同じ、検査数が減ったので陽性率が上がりました、

つまり、ここがピークかな、

全国の感染者数、

検査数が先行して、その後、陽性者数が増加するので、ここらがピークかなと、

来週から減少傾向が始まります、やっとです、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

先週から人口と感染率の相関が見えるようになりました、

『人口が多いほど、感染率は高くなる』

良い意味で気になるのが「まん延防止等重点措置」を発令していない宮城県の感染率の低さ

もの凄く少ないです、これは後述、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
(厚労省HP日報から算出)

◆やっと、ピークアウト期に入りましたが死者は依然多い!

国内の感染者数は2月5日10万5622人(修正発表数値)をピークに減少傾向に転じています、

大阪府でも、

やっとです、

しかし、全国の死者数は高い水準で推移しています、

まだまだ油断は出来ません、

(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人

グラフで観ると、

何度も書いていますが第6波対策、いまは専守防衛しかない

ここは感染拡大防止の基本行動『マスク着用・手指の消毒・3密の回避』

これをしっかり励行しましょう、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

10日(木)現在のワクチン接種状況、

連休なので6日間の数字となります、頑として休日出勤しない首相官邸、

(首相官邸HPから転載)

この6日間の全接種回数は408.3万回、

うち3回目接種が387.7万回

1日@70万回に近づいてきました、

                           全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回/147.9万回
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字

◆世界の3回目接種回数

状況は先週と変わりません(2月10日分まで)、

世界的に見ると日本はまだまだ、、、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

注目は韓国、

上表の通り、3回目接種率が55%を越えていますが、感染爆発は止まりません

感染拡大と接種率には因果関係が無いのかもしれません、

もちろん、重症化を防ぐ効果はあります

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

2月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月13日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染が止まりません

無策、「まん延防止等重点措置」では、10代以下への現実的な感染抑制策がないのが現状、

『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、

◆東京都の重症者病床使用率43.8%に(国基準)

2月6日現在、

2月13日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床

ジワジワと増えていますが、、、

なんとか瀬戸際で逃げ切れるか?

政府行政が優先すべきは医療体制の維持、エッセンシャルワーカーの確保

個人で出来るのは『感染拡大予防の基本行動』(マスク着用/手指の消毒/3密の回避)だけです、

◆気になる2つの指標

1つ目は減少のスピード、

どうも、国内の減少先行県の数字を観ているとどうも減少のスピードが緩やかだということです、

沖縄県、

山口県、

広島県、


(NHKニュースサイトから転載)

専門家分科会の尾見さんも減少スピードが緩やかであろうと言及していました、

1つはオミクロンの感染力が強すぎて急激な拡大が起こったからか、

もしくは、減少スピードは自然係数に支配されているはずなのので、

まだ市中に感染者が多い現状では急激には減らないのか?

しかし、米国やフランスの例を見てみると、

比較的左右対象=増加と減少のスピードは近しい


これはひょっとすると、

“国内の感染ピークが比較的低く抑えられている”ので、減少が緩やかになっている?のかもしれません、

いずれにせよ、感染者減少のスピードは緩やか、第6波終息には時間が掛かるということです、

◆気になる宮城県の現状

2つ目に気になっているのが宮城県の現状です、良い意味で気になる、

大都市圏としてはとっても感染者数(人口比)がとっても少ないのです、


(再掲)

宮城県は「まん延防止等重点措置」も発令していません

なのに34位

なぜ?こんなに少ないのはなぜだろう、なにか要因がある筈なんですが、、、

ちょっと今のところ原因らしき要因や現象は見つけることが出来ません

どなたか、ここを説明出来る数字があったら教えてくださいませ、

しかし、「まん延防止等重点措置」を発令しなくてもこんな数字が出る

う~ん、やはり第6波の感染実態(家庭・学校・施設での感染が主流)を観ると、

実質飲食店への規制だけの「まん延防止等重点措置」は、マクロ的には現状では微力すぎる、

効果対犠牲が多すぎるような気がしています、

さて、大阪府も「まん延防止等重点措置」を延長しそうです、

やらないよりはやった方が良いのでしょうが、飲食店は堪りませんよね、

いつになったら酒場でみんなと吞めるようになるのか、、、

これからの減少傾向をしっかり観ていきましょう、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事117~先週の陽性率は39.6%(先々週30.4%)、感染拡大が続きます、死者数も増加、しかし仄かな灯りが見えてきたような気がします。

2022年02月08日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒先週39.6%と感染拡大ピークが5週目に突入

病床逼迫、死者急増は止まらず

しかし、仄かな灯りが見えてきたような気がします

◆感染拡大は5週目に突入

陽性率39.6%!!

もうめまいがしそうな陽性率です、

もはや、人智で感染拡大を止めることは出来ませんが、

その先には仄かな灯りが見えてきたように感じます、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人

年末年始の200倍以上に達しました、

だいたい千葉県船橋市と同じくらいの人口が1週間で感染したことになります、

2月6日(日)の全国の感染者数、


(NHKTVの画像) 

赤色のエリアが過去最高の感染者を更新したエリア、

7日(月)は過去最高更新エリアがなくなりました

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、

全国に感染が拡大して、はっきりと人口と感染率の相関が見えるようになりましたね、

『人口が多いほど、感染率は高くなる』

これは間違いなさそうです、

一時、先頭を切った沖縄は19番目まで下がりました、

(NHKニュースサイトから転載)

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
(厚労省HP日報から算出)

◆どこまで増える感染者数

先週の「コロナ116」で書きましたが、

『10~20万人の間に国内のピークがある』

先週は10万人を超えました(2月5日10万1713人)が、、、

ひょっとすると、ここが最高点かもしれません

そう願いたい、希望的観測、詳しくは後述、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

28日(金)現在のワクチン接種状況、

(首相官邸HPから転載)

この1週間の全接種回数は279.1万回、

うち3回目接種が267.1万回、

やっとこさ、ほぼほぼ3回目接種になってきました

                           全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回147.9万回
2月
(~6日)     279.1万回267.1万回

◆世界の3回目接種回数

状況は先週と変わりません(2月4日分まで)、

日本はまだまだ、、、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

1月30日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

傾向は変わらず10代~30代の感染者が全体の62%

なかでも10代が増加

20代減少(ピークを過ぎたか)、

40代~60代も増加傾向、ここらが心配、

飲食店への規制中心の「まん延防止等重点措置」では、残念ながら家庭や学校、施設での感染拡大は防げません

◆東京都の病床使用率37.6%に(國基準)、そして全国で死者増加

1月30日現在、

2月6日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床

現状、最も大切な“病床”の逼迫傾向が続いています

また、ここでは数字がないですが中等症・軽症の感染者の入院搬送などもすでに限界に近づいているようです、

やはり救急、保健所がボトルネックの状態が続きます、

◆気になる死者数増加

もっとも重要な指標=死者数、

重症化率が低いとはいえ、感染者の絶対数が多いので死者急増に歯止めが掛かりません

重症者用ベッドにはまだ余裕があるのに死者が多い、

これは高齢者や既往症がある方の重篤化が進んでいるためかもしれません、

やはり、感染すると死のリスクがあるオミクロン、

(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人

グラフで観ると、

何度も書いていますが第6波対策、いまは専守防衛しかない、

やっと3回目接種が進み始めましたが、まだまだの状況、

マクロ視点では残念ながら間に合いません、

医療体制の維持、エッセンシャルワーカーの確保、感染予防の基本行動の履行、

この3つだけ、以上、、、な感じです、

個人で出来るのは『感染予防の基本行動』(マスク・手指の消毒/3密の回避)だけです、

◆来週には東京都の感染は減少に向かう!?

こちらの写真、


(NHKTVの画像)

デンマークの例で、3回目接種(61.6%)が進んで、重症者数が減少してきている図です、

たしかに高齢者に多い重症者、高齢者は3回目接種を早く受ける必要があります、

死者数を抑えるためにも絶対的に必要なファクター、

しかし、感染者数全体の減少に関しては3回目接種率との相関はあまりなように感じています、

例えば、おのおの3回目接種率が違う3国、

イタリア(3回目接種率57.34%)、

フランス(3回目接種48.51%)、

アメリカ(3回目接種26.74%)では、

いずれも5週目辺りをピークに減少に転じています、

逆に、韓国(3回目接種52.66%)は接種率が上がっても急拡大しています、

つまり、感染拡大と3回目接種率はあまり関係が無いのでは無いか?
(もちろん、重症者・死亡者の抑制には効果があります)

オミクロンの感染拡大は、誰もが一度は通らなければならない試練なのではないか?

そんな気がしています、

ならば、減少に転じる時期もある程度似通っているのではないか?

国内で潜行した沖縄県の今の感染状況、

さらに広島県、

山口県、

うん、明らかに減少には転じています

ここで独酌酔言的予測、

今週末か来週アタマがピークで、

来週以降は東京都も減少に転じる可能性が高いと考えます、

そう、先週書いた「希望の光り」です、

仄かな灯りです、

なんとか、独酌酔言の予測が当たってほしいものです、

◆しかし、重症者・死亡者は減らない可能性があります、

しかし、感染者数が減っても、重症者・死亡者は引き続き増加すると考えます、

重症者・死亡者は感染者に少し遅れて増える傾向があり(当然か)

ふたたび高齢者の感染率が増加している傾向も観られるからです、、

ここは3回目接種推進+医療体制の確保で乗り切るしかありません、

まだまだ気が抜けない局面が続きます、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事116~先週の陽性率は30.4%(先々週21.8%)、感染拡大のピークが続きます、死亡者急増、オミクロンBA・2も登場!

2022年02月01日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事116~先週の陽性率は30.4%(先々週21.8%)、感染拡大のピークが続きます、死亡者急増、オミクロンBA・2も登場!

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒先週30.4%ととどまるところを知りません、

病床逼迫、死者急増

見做し陽性、療養期間7日、自己健康観察など、

検疫態勢の崩壊か?インフルエンザ化か?

新型オミクロンBA・2も登場、

◆感染拡大は4週目に突入します

陽性率30.4%!!

検査した人の3人に一人が陽性という、とんでもない事態になっています、

市中には検査網では捉え切れていない潜在感染者が相当数いると思われます、

もはや、人智で感染拡大を止めることは出来きない、

自己防衛に努めて嵐が過ぎ去るのを待つしかありません、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人

30日(日)の全国の感染者数、

赤色のエリアが過去最高の感染者を更新したエリア、

赤色が少ないのが希望の光、

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、

沖縄は別格として、やはり人口に比例して感染割合も高いように観えます、

(NHKニュースサイトから転載)


先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
(厚労省HP日報から算出)

◆どこまで増える感染者数

1月30日の感染者数が78128人(自治体発表)、厚労省の統計では84942人(陽性者数)、

最悪の場合、今週は10万人を越えるかもしれません、

つい先日まで、海外での感染者が20万人、30万人という数字を聞いて“対岸の火事”かと思っていましたが、

日本国内でも最悪の場合、20万人なんていう数字も出るかもしれません、

ちなみに最近の英国の感染者数は7万人ほど(1月29日)、

ほぼ英国と同じ数字になりました、

英国と比較してみると、

英国:人口約6722万人、1日の感染者数最大値 21万8705人(22.01.04.)
日本:人口約1億2570万人 

単純に比例推計値を出すと、

国内の感染者最大予測値は1日@40.9万人!という数字になります、

ま、ここまでは行かないと思いますが、

『感染予防の基本行動』(マスク着用・手指の消毒・3密回避)励行率が高いのが一番の要因かな、

仮に1日@10万人が感染しても、英国の約25%の感染率に押さえ込んでいるということです、

10~20万人の間に国内のピークがあると考えます、

◆ワクチン追加接種(3回目)状況

28日(金)現在のワクチン接種状況、

(首相官邸HPから転載)

この1週間の全接種回数は166.2万回、

うち3回目接種が147.9万回

やっと3回目接種が動き出しました、

                                         全接種回数/3回目接種

(1月8日~14日) 61.8万回/36.6万回
(1月15日~21日) 108万回/82.5万回
(1月22日~28日) 166.2万回/147.9万回

◆世界の接種回数

状況は先週と変わりません(1月28日分まで)



(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

1月23日までの東京都の年代別感染者数比率、

1月30日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

傾向は変わらず10代~30代の感染者が全体の67%、

10代が22%まで増加40代と70代も少し増加傾向です、

まん延防止等重点措置では家庭や学校、施設での感染拡大には打つ手無しの状況ですね、

◆東京都の病床使用率37.6%に(國基準)、そして全国で死者増加

1月23日現在、

1月30日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(國基準)552人/1468床

現状、最も大切な“病床”も逼迫しつつあります

すべての入院者・重症者に医療が行き渡る体制の維持が最優先です、

◆気になる死者数増加

この1週間で死亡者が急増しています、

死者数の推移

24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
合計 257人

グラフで観ると、

う~ん、重症化リスクが少ないと考えられているオミクロン株ですが、

これだけ感染者母数が増えると、やはり死者数も増加します、

しかし、積極的に感染拡大を止める施策は無い、、、
(3回目接種はその大きな施策ですが、、、第6波には間に合わない、、、)
(経口薬投与も行なわれて、この数字)

なんとかしたいけれども、、、

先週の「コロナ115」でも書いていますが、

第6波対策、いまは専守防衛しかない、

医療体制の維持エッセンシャルワーカーの確保感染予防の基本行動の履行

この3つだけ、以上、、、な感じです、

◆終息時期を占うデータ

沖縄の感染状況

うん、たしかに減少には転じているように観えます、

山口県、

広島県、

東京都、

増加開始から4~5週間は増加が続くようです、

先行国の英国の推移

やはり、、、

さて、どうなるかな?

希望的観測を書きたくなるデータです、

が、減少傾向がやや弱いのもあるので、、、まあ今週は我慢します^^)

◆検疫体制の崩壊か?インフルエンザ化の兆候か?

感染者の急増に伴って、一般社会への検疫体制が大きく変わっていきます、

・検査体制が追いつかないので ⇒ 見做し陽性の容認(検査無しでも陽性判定できる!!)

・社会経済活動の停止は避けたいので ⇒ 濃厚接触者の待機期間を7日に短縮

・保健所も手が回らないので ⇒ 健康な50歳以下は自分で健康観察!

と、先週は矢継ぎ早に新たな変更が発表され、

一般社会への検疫体制が事実上崩壊したように観えます、

もちろん、これは政治や行政の怠慢、無責任、努力不足を追求という側面をありますが、

考現学的に観ると、これは『オミクロンのインフルエンザ化』と観ることもできます、

つまり、現在の状況は政治行政学的には誰がどう責任をとるべきか?という議論の出発点になりますが、

考現学に観ると(政治や行政の思惑とはいえ)実際の社会行動は“対インフルエンザ行動”に似通ってきているということです、

もちろん、オミクロンがコロナ禍のインフルエンザ化の前兆であるという確証はまだありません

油断大敵、まだまだ未解明の部分も多いので、いつなにが起こるかは分らない、

でも、社会の行動は(今のところですが)望むと望まざるとに関わらず、

ある方向に向いているのもたしかです、

◆オミクロンの特徴とBA・2の登場

こちらの特集記事が興味深いです、

東京大学准教授佐藤さんの発言、

一読をお奨めしますが、要点を書き出すと、

① オミクロンの感染力は高い
② オミクロンの重症化率が低いのはある程度科学的にも認められている
(気管支に留まり肺への侵攻がすくないため)
(逆に云うと、気管支に留まっているので、呼気での感染力が高い)
③ 新型のオミクロン「BA・2」が登場
これは現状のオミクロン「BA・1」の亜流ではない、
より感染力が強い
④ オミクロンはコロナ終息のサインか?
ウイルス学的には根拠はない
楽観視してはいけない、風邪やインフルエンザより致死率が高いかもしれない
⑤ そして、、、今後も新種の変異株が現れる可能性はある、、、

バランスの取れた分りやすい記事です、

たしかに『オミクロンのインフルエンザ化』という論調での楽観視は現状では危険です、

最悪のケースを想定して、あらゆる準備を整えておく必要があります、

しかし、もう2年間もコロナと闘ってきた人類、そろそろ疲弊してきているのも事実、

なんとか早く終息して欲しい!という切なる願いを抱いている人が大半です、

楽観論が出てくるのもやむなし

そこで、ここは楽観視とは云わずに、あえて『希望の光』と云っておきましょう!

一縷の望み、ほんの僅かな小さな光でも『希望の光』があれば前に進むことが出来ます、

オミクロンを制圧して、元の生活が戻ってくる!かも、と切に願う人々、

『希望の光』は小さいですが、たしかにあります、そこに向かって進むしかない、

 

そして、佐藤准教授も仰っているように

人間にとってより脅威となる変異株が出てこないとも限らない

これもまた、その通りだと思います、

これが最大の恐怖


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事115~先週の陽性率は21.8%(先々週13.6%)、感染拡大のピーク、病床も逼迫、焦点はいつ終わるのか?

2022年01月25日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事115~先週の陽性率は21.8%(先々週13.6%)、感染拡大のピーク、病床も逼迫、焦点はいつ終わるのか?

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々週13.6%⇒21.8%に、

もはや感染拡大は止められません

病床も逼迫しつつあります、

焦点は第6波の自然減衰~終息はいつ頃なのか?

◆ついに感染拡大はピーク期に

陽性率21.8%は過去最大値(週間レベル)

直近1日単位では30%を超えています、

もはや、人智で感染拡大を止めることは出来ません

対策のポイントは、発症者、とくに重症者に医療を集中すること、

今後の焦点は、この第6波感染拡大はいつ減衰~終息に向かうのか

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~12月5日)    766人
(~12月12日)  861人
(~12月19日) 1088人
(~12月26日) 1738人
(~1月2日)  2777人
(~1月9日)  2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人

ついに年末年始の約100倍に達しました、

それでも海外と比べるとまだまだ少ない数字、

これからまだ増えるのか?

それとも、やはり日本のピークは低いのか

1月23日の都道府県別感染者数、

もはや、この画像は意味を成しません、ただ多いというだけ、



今はこちらの方が分かりやすい、

赤色のエリアが過去最高の感染者を更新したエリアです(20日の画像です)

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、

(NHKニュースサイトから転載)

感染者に占めるオミクロン株の割合、

具体的な数字は確認出来ませんでしたが、

こちらの記事によるとほぼオミクロン株に置き換わったようです、

先週までの陽性率、

                 陽性率  検査数  新規陽性者数

2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人 ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371 26万8284人 ※第6波ピークに
(厚労省HP日報から算出)

◆ワクチン追加接種(3回目)状況

21日(金)現在のワクチン接種状況、

(首相官邸HPから転載)

この1週間の全接種回数は108万回、

うち3回目接種が82.5万回、

総接種回数は久しぶりに増加に転じました

                                         全接種回数/3回目接種

(1月8日~14日) 61.8万回/36.6万回
(1月15日~21日) 108万回82.5万回

       1週間毎の接種回数

(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで)  668万回 ※7日間の数字
(10月4日まで) 1089万回   ※8日間の数字
(10月11日まで) 718万回
(10月18日まで) 559万回 ※ややペースダウン
(10月25日まで) 486万回 ※ペースダウンは続きます
(11月1日まで)   424万回 ※さらに減速
(11月7日まで)   276万回
(11月15日まで)  229万回 ※11月15日までの8日間の数字
(11月21日まで)  166万回 ※6日間の数字
(11月29日まで)  89万回  ※8日間の数字
(12月6日まで)    71万回    ※7日間の数字
(12月13日まで)   55万回    ※7日間の数字
(12月20日まで) 53万回
(12月27日まで) 64万回 ※3回目接種増加
(1月3日まで)  ※数値更新なし
(1月7日まで) 182万回 ※11日間の数字 年末年始なので参考値
(1月14日まで) 62万回 ※7日間の数字
(1月23日まで)  108万回

◆世界の接種回数

状況は先週と変わりません、

国内の3回目接種、日本もやっと短いグラフが出てきましたが、、、

第6波対策としてはまったく追いつきませんね、

マクロ視点では第7波以降の対策として見守りましょう、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

1月16日までの東京都の年代別感染者数比率、

1月23日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

傾向は変わらず10代~30代の感染者が全体の70%、

特徴的なのは、今週は20代が減り10代の比率が増えました

すでに飲食店での感染というより、家庭・学校での感染がメインのような気がします、

具体的データはまだ見当たりませんが、

◆東京都の重症化率/病床使用率

東京の病床使用率がレベル2に上がりました

1月16日現在、

1月23日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床 17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床  28.5%(国基準)419人/1468床

現状、最も大切な対策は“病床確保”ですね、

とにかく、医療の手がすべての入院者・重症者に行き渡る体制の構築が最優先です、

◆第6波への対策

先週の「コロナ114」で第6波対策について書いていますが、

この急激な感染拡大で状況は変わっています、

まず、『3回目のワクチン接種』については、

医療従事者・重症化リスクの高い方への対策としてさえ残念ながら間に合わない状況です、

『経口薬の投与』は実践されていると思います、

『モヌルピラビル』や『「パクスロビド」』などの経口薬はそれなりの効果が見込まれています、

国内での『感染予防基本行動』の実行率は高い、

今となっては、結果的にこれが一番実行力のある効果的な感染予防策と思われます、

正直、マクロ的にはもうこれしかない感じ、

そして、これはある意味、『コロナのインフルエンザ化』の兆候ともとれます、

これ、とっても大切な分析かもしれません、

◆インフルエンザ化の兆候か?

封じ込め策の基本の1つ、濃厚接触者の追跡調査も

もはや間に合わない、意味を成さないので中止されていきます

無症状者・軽症者は基本自宅療養に移行していきます

これらは、実質対応出来ないための緊急避難的処置ですが、

反面、インフルエンザ化の兆候と観ることも出来ます、

◆ピンとこないまん延防止等重点措置

21日にまん延防止等重点措置の適用地域が16都県に拡大されました、

「危機感の共有という心理的効果」は大いに見込めるとして、

具体的な規制策のメインは、今回もやはり飲食店の時間規制

これは本当に効果があるのか?

もちろん『効果がゼロ』というわけではありませんが、

この1週間の感染者数25万人、10代~30代で70%という数字、

さらに10代の感染が増えているというこの数字を、

“飲食店での感染”だけで説明出来るとはどうしても思えません

感染力の強いオミクロン株は、もはや飲食店ではなく、

家庭・学校・職場や医療や介護の施設などの人の寄る場所ならどこでも感染すると考えてよいでしょう、

そういう意味で尾見さんの『人流制限から人数制限』はある程度正しい見解と考えます、

しかし、、、問題は、、、飲食店の人数を減らしても、

ひょっとすると、今や感染拡大のコアを形成している、

家庭や学校や職場、医療や介護の施設の人数を制限することは容易ではない

なので、『人流制限から人数制限』は正しいけれども実効性は低い理屈、ということになります、

制限が掛けられる飲食店にだけはとりあえず制限を掛ける「まん延防止等重点措置」が今ひとつピンとこない理由です、

◆出来ることはない、自然減衰~終息まで守りきるしかない

3回目のワクチンも間に合わない、

まん延防止措置等重点も効果的ではない、

そう、積極的に現状の急激な感染拡大を封じ込める手立ては、残念ながら無いのです、

出来るのは以下の3つの専守防衛

とにかく、発症者には医療に手を差し伸べる、重症者を確実に救える体制を確保する、

エッセンシャルワーカー確保のために流動的で柔軟な施策での対応、

そして、感染予防のための基本行動(マスク・消毒・3密回避)を履行する、

要点は以上かな、

そして、今後の焦点は・・・

この第6波感染拡大はいつ終わるのか?に移行します、

感染拡大が早い分、終息も早い、というのは自然界では大いにあり得る可能性、自然の論理です、

国内での、これに関する答えはまだ見えませんが、先行した沖縄県の状況を観ると少し期待が持てます、

東京都の日別感染者数、

これも少し予感が、

しかし、先行組の山口県はまだこんな感じ

広島県もこんな感じ、

まだまだ確証はありませんが、

沖縄県を観る限り、3回のピークを経て減少に転じているように観えます、、、

期待したい現象です、

独酌酔言的予測では、2月第3週目くらいからは全国的に減少に転じる可能性が高いと考えます、

希望的予想、

当ると良いのですが、、、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事114~驚くべきオミクロン株の感染力、先週の陽性率は13.6%(先々週5.4%)、重症化率が低い、さてこの状況にどう対応する!?

2022年01月18日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事114~驚くべきオミクロン株の感染力、先週の陽性率は13.6%(先々週5.4%)、重症化率が低い、さてこの状況にどう対応する!?

【先週のまとめ】

先週の陽性率は先々週5.4%⇒13.6%に急上昇、感染爆発!

驚くべき感染力のオミクロン株ですが、

重症化率が低いのはほぼ確定、

さて、この状況での対応は!?どう考える?

◆ついに感染爆発始まる!!

ついにオミクロン株の感染爆発が始まりました

陽性率は13.6%ですが、もう陽性率云々というレベルではありません

国内の感染者数の推移を見ると、、、

7日間毎の陽性者数の推移
(~12月5日)    766人
(~12月12日)  861人
(~12月19日) 1088人
(~12月26日) 1738人
(~1月2日)  2777人
(~1月9日)  2万3168人
(~1月16日)  9万5498人

先々週の約4倍、年末年始の35倍に急増しました、

1カ月前に比べると100倍近い数字です、

1月16日の都道府県別感染者数、

累計を棒グラフで見るとこうなります、

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

感染者に占めるオミクロン株の割合は全国で84%(1月13日現在)

エリア別に観ると、
東京都83%
大阪府88%
沖縄県85%
広島県85%
山口県97%

感染爆発が早かったエリアではやはりオミクロン株の割合が高いようです、

概ね、今後国内では90%以上がオミクロン株に置き換わると推定します、

先週までの陽性率、

                  陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人  
10月31日 1.6%  368684 5918人  
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人 ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日  13.6% 702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
(厚労省HP日報から算出)

◆ワクチン追加接種(3回目)状況

14日(金)現在のワクチン接種状況の画像を取り忘れました!失敗!!

数字のみ残しているので掲載します、

(首相官邸HPから転載)

この1週間の全接種回数は61.8万回、うち3回目接種が36.6万回と接種スピードはまだ上がっていません、

                                         全接種回数/3回目接種
(1月8日~14日) 61.8万回/36.6万回

       1週間毎の接種回数
(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで)  668万回 ※7日間の数字
(10月4日まで) 1089万回   ※8日間の数字
(10月11日まで) 718万回
(10月18日まで) 559万回 ※ややペースダウン
(10月25日まで) 486万回 ※ペースダウンは続きます
(11月1日まで)   424万回 ※さらに減速
(11月7日まで)   276万回
(11月15日まで)  229万回 ※11月15日までの8日間の数字
(11月21日まで)  166万回 ※6日間の数字
(11月29日まで)  89万回  ※8日間の数字
(12月6日まで)    71万回    ※7日間の数字
(12月13日まで)   55万回    ※7日間の数字
(12月20日まで) 53万回
(12月27日まで) 64万回 ※3回目接種増加
(1月3日まで)  ※数値更新なし
(1月7日まで) 182万回 ※11日間の数字 年末年始なので参考値
(1月14日まで) 62万回 ※7日間の数字

◆世界の接種回数

状況は先週と変わりません、

国内の3回目接種もやはりまだまだ、、、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載) 

◆年代別では、20代の感染者が増加

1月9日までの東京都の年代別感染者数比率、

1月16日までの東京都の年代別感染者数比率、


(NHKニュースサイトから転載)

16日間のサンプルでも、10代~30代の感染者が全体の71%となりました、

これはもう傾向値です、活動量の違いだろうと推定できます、

感染力の強いオミクロン株感染は活動量との相関がより高いと思われます、

◆東京都の重症化率を観ると

ここに来て東京都の感染者が爆発的に増えました

そのためサンプル数が増えたので、

『オミクロン株は重症化率が低い』という仮説は定量的に相当の確立で立証されようとしています

東京都の対策サイトで感染者と重症者数推移を見ると、

1月9日の状況
感染者数 664.9人 ※(7日間移動平均)=1週間で約4650人が感染
入院者数 724人
重症者数 4人 ※人工心肺装置ECMO装着者

1月16日の状況
感染者数 2848.4人 ※(7日間移動平均)=1週間で1万9939人が感染
入院者数 1333人
重症者数 5人 ※人口心肺装置ECMO装着者

重症者病床使用率 1%(都基準)510床/5人 17.4%(国基準)256人/1468床

この1週間で東京都では1人の死亡確認が発表されているので、

都基準重症者は実質2人増加となりますが、それにしても低い重症化率です、

この“低い重症化率”をどう捉えるのか?

コレが今後のコロナ対策の方向性を決定する上でのキーファクターです、

◆この低い重症化率をどう考え、どう対応するか?

第5波までと比べると、いくつかの面で様相が変わってきていると先週書きました、

・ワクチン3回目接種が有効なので接種を推進

・第5波の教訓から病床確保が進んでいる

2021年夏の第5波(病床が逼迫)の反省を踏まえて各自治体での病床確保はある程度進んでいます、

また、今回の感染爆発を受けての病床増加も有るようです、

重症者病床使用率
(国基準1月12日現在の比較的病床使用率が高いエリアのみ掲載)
全国平均 7%
東京 14%
神奈川 2%
福島 2%
長野 2%
静岡 2%
愛知 1%
大阪 10%
兵庫 1%
京都 8%
福岡 1%
沖縄 45%
広島 4%
山口 4%
(NHKニュースサイトから抜粋)

・経口薬の実用化も間に合うかも

『モヌルピラビル』や『「パクスロビド」』(体内でのウイルス複製工場などを攻撃)などの経口薬はそれなりの効果が見込まれています、

・国内の感染予防基本行動実行率は高い

いつまで経っても重要な感染予防のために基本行動=マスク着用、手指の消毒・3密の回避

国内でのこの基本行動実行率の高さは世界一ではないでしょうか?

このように第5波に比べると、それなりの武器が揃ってきたこの時期

オミクロン株にどう対応するのか?

◆重症化率が低いオミクロン株、各国の対応は?

感染力が強いオミクロン株が先行して感染爆発を起こした南アフリカでは、

すでに感染者増加がピークアウトし始め

『多くの人が免疫を獲得』したかもしれないというニュースも流れています、

また、オミクロン株は感染爆発発生からピークアウトまでのタームが短いのではないかという期待もあります、
(実はワタシもそうではないかと睨んでいます)

重症化しにくいのであれば、オミクロン株を『集団免疫獲得』の機会と捉え

医療体制を整えた上で、強い行動規制・経済活動規制は行なわずに進んでいけば良いのではないかと考えたくなるのが人情です、

実際、英国やフランスでは1日の感染者数が英国20万人(直近では8万人にピークアウト)、フランス30万にも関わらず行動規制を緩和、経済活動優先の政策を検討しています、

さて、オミクロン株は“風邪の1種”とまで割り切って経済活動を優先させるのが正しいのか?

感染爆発が収まるまで石橋を叩いて渡るのか

日本のコロナ対策の分かれ目、分水嶺です、

とりあえず国内では、1月17日には1都10県に“まん延防止等重点措置”の適用が検討されています、

まずは慎重に見極めるということでしょう、

◆それでも基本対策をしっかり、対抗策を推進、そして収束時期を見極める

国内で感染拡大が始まったばかりのオミクロン株、

重症化率が低いことはほぼ確定、

しかし、まだまだ分らないことはたくさんあります

この後何かの弾みで症状が一転する可能性もあります、

後遺症として何が残るのか?まだ分っていません、

少なくともあと数週間は疫学的な考証を続けていかなければならないでしょう、

それまでは、3回目接種病床医療従事者の確保経口薬の推進感染予防基本行動の励行を続けることになります、

そのうえで、どの時期に舵を切るのか

これは首相のお仕事です、

難しい判断ですが、それをするのが一国の長、ぜひ国民を正しい道に導いてほしいものです、

◆しかし、一番の危惧は、、、最強の変異株の出現です

しかし、今一番の危惧は、、、

オミクロン株の次の手強い変異種が出てくるのか

それともやはり、オミクロン株はコロナ禍収束のメッセンジャーだったのか

ということです、

もし、もしですよ、

『感染力が強く、重症化しやすい』完全無欠の最強進化ウイルスが出現したら、また数年は闘いが続くことになります、

ホントに、ホントにこれは勘弁して欲しい、

もう、これ以上の強敵が出現しないことを心から祈ります、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事113~先週の陽性率は一気に5.4%まで上昇、想像以上のオミクロン株の感染力、あっという間に第6波のまっただ中に。

2022年01月11日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事113~先週の陽性率は一気に5.4%まで上昇、想像以上のオミクロン株の感染力、あっという間に第6波のまっただ中に。

【先週のまとめ】

先週の陽性率はなんと5.4%

あっという間に第6波のまっただ中に突入、

重症化率が低いのは間違いなさそうですが、

大切なのは基本的な感染予防行動

◆1月3日~9日の陽性率は5.4%!感染爆発始まる!!

先週の陽性率は5.4%(先々週1.1%)と激増、感染爆発が始まりました

陽性率が5%を超えるのは2021年9月第3週目以来16週間ぶりです、

正直、先週の陽性率は3%台くらいと予測していましたが、

現実にはそれを大きく上回る5.4%!

この1週間の陽性者数は10倍近い2万7千人を超えました、

オミクロン株の感染力は想像通り、いや想像以上の強烈な感染力です、

少なくとも今後4~6週間くらいは陽性率が上がり続けると考えます、

7日間毎の陽性者数の推移
(~12月5日)    766人
(~12月12日)  861人
(~12月19日) 1088人
(~12月26日) 1738人
(~1月2日)  2777人
(~1月9日)  2万3168人

1月9日の都道府県別感染者数、

棒グラフで見るとこうなります、

沖縄県は凄まじいことになっています、

(NHKニュースサイトから転載)

感染者に占めるオミクロン株の割合はまだハッキリとしませんが、

東京都で約40%超というニュース(1月6日)が流れていました、60%というニュースもあったと思います、

今後は90%程度がオミクロン株に置き換わっていくのではないかという専門家の発言もありました、

これは凶なのか?吉なのか?(後述)

先週までの陽性率、

                  陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人  
10月31日 1.6%  368684 5918人  
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人 ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
1月2日 1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日 5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
(厚労省HP日報から算出)

◆ワクチン追加接種(3回目)状況

この3連休も首相官邸はお休みのようです、

こんな状況なんだから、出来ればワクチン接種数だけでも更新して欲しいんだけど、、、

とりあえず、7日(金)現在のワクチン接種状況、


(首相官邸HPから転載)

医療従事者、介護従事者、高齢者を優先して薦められている3回目追加接種ですが、その実態はまだまだのようです、

この2週間(11日間)の3回目接種回数は28.4万回

                  全接種回数/3回目接種
(12月21日~27日)   64万回/26.5万回
(12月28日~1月7日) 182万回/28.4万回 ※11日間の数字

全接種回数は増えていますが、3回目接種は実質減少

年末年始の数字なのであまり参考にならないのですが、、、

来週以降の数字をしっかり見ていきたいと思います、

1週間の接種回数
(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで)  668万回 ※7日間の数字
(10月4日まで) 1089万回   ※8日間の数字
(10月11日まで) 718万回
(10月18日まで) 559万回 ※ややペースダウン
(10月25日まで) 486万回 ※ペースダウンは続きます
(11月1日まで)   424万回 ※さらに減速
(11月7日まで)   276万回
(11月15日まで)  229万回 ※11月15日までの8日間の数字
(11月21日まで)  166万回 ※6日間の数字
(11月29日まで)  89万回  ※8日間の数字
(12月6日まで)    71万回    ※7日間の数字
(12月13日まで)   55万回    ※7日間の数字
(12月20日まで) 53万回
(12月27日まで) 64万回 ※3回目接種増加
(1月3日まで)  ※数値更新なし
(1月7日まで) 182万回 ※11日間の数字 年末年始なので参考値

◆世界の接種回数

全接種回数では日本はトルコに抜かれて14番目、

国内の3回目接種はまだまだ、、、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載) 

◆年代別では、20代の感染者が増加

1月9日までの東京の年代別感染者数比率、


(NHKニュースサイトから転載)

20代の感染者増が顕著です、年末年始で3密の機会が多かったのか、、、

感染力が強いオミクロン株、とにかく今は接触機会を減らす事が重要

感染予防の基本行動=マスク着用、手指の消毒、3密回避

いつまで経ってもこの重要性は変りません、

◆都道府県別の感染率

都道府県別:直近1週間の10万人当りの感染者数(1月2日の数字)、


(NHKニュースサイトから転載)

全都道府県で数字が出るようになりました、

やはり「まん延防止等重点措置」が適用された沖縄、広島、山口は感染爆発の状況

とくに沖縄は凄まじい数字

4番目以下のエリアも今後感染拡大が急速に進むと思われます、

◆さて、この第6波をどのように乗り切るのか?

第5波までと比べると、いくつかの面で様相が変わってきていると考えます、

・ワクチン3回目接種が有効

『コロナのこと109』『コロナのこと110』で書いていますが、

ワクチンを3回接種する事で、オミクロン株への感染も相当予防できるというデータが示されています、

3回目接種を推し進めることが重要であることは間違いなさそうです、

・第5波の教訓から病床確保が進んでいる

2021年夏の第5波では病床が逼迫、入院できないまま死亡されるという方が続出、

この反省を踏まえて各自治体での病床確保はある程度進んでいます、

十分かどうかは今後の流行拡大規模次第とはいえ、第5波のような状況を避けられる可能性は高くなっています

まだ、あまり参考になる数値ではありませんが、1月9日現在の病床使用率は以下の通りです、
(比較的病床使用率が高いエリアのみ掲載)
東京 5%
群馬 10%
石川 13%
大阪 9%
兵庫 5%
京都 20%
滋賀 10%
愛知 5%
沖縄 20%
広島 18%
山口 23%
島根 11%
(NHKニュースサイトから転載)

・経口薬の実用化も間に合うかも

感染力が強いオミクロン株には『抗体カクテル』(身体に入ろうとするウイルスを撃退)はほとんど効果が無いようですが、

『モヌルピラビル』や『「パクスロビド」』(体内でのウイルス複製工場などを攻撃)などの経口薬はそれなりの効果が見込まれています

『モヌルピラビル』はすでに国内の医療機関・調剤薬局で処方されている(2021年12月末~)

・そして、重症化率が低いオミクロン株

2021年11月から流行しているオミクロン株、当初より“重症化率が低い”と云われてきましたが、

国内でのオミクロン株感染が増えてきたことで“重症化率が低い”ことが臨床的にも確認されつつあると考えます、

東京都の感染者数と重症者数を観ると、

1月9日現在、
感染者数 664.9人 ※(7日間移動平均)=1週間で約4650人が感染
入院者数 724人
重症者数 4人 ※人工心肺装置ECMO装着者

たしかに第5波のデルタ株よりも入院率・重症化率は相当低い様に観えます、

第5波最大のリスクは病床の逼迫=治療を受けられない感染者が多数出たことです、

その面からすると、第6波では病床確保進捗と重症化率の低さが相まって、もっとも大きいリスク=病床の逼迫は避けられるかもしれません、

・しかし、もっとも重要なのはやはり感染予防の基本行動

エッセンシャルワーカーの感染、濃厚接触者認定による、医療現場の戦力不足が大きな問題になってきています、

重症化しないからと感染予防を怠ると、医療現場へそのシワ寄せが行きます

感染者が必要な医療を受けられるようにするには、

やはり、すべての人々の感染予防の基本行動=マスク着用・手指の消毒・3密の回避がもっとも重要と考えます、

諸外国と比べて国内の感染者数が少ないのは、やはりこの基本行動が良く出来ているからではないかと思い始めています、

感染力の強いオミクロン株に対しても、まずは感染予防の基本行動の実行率がもっとも重要なのです、

◆重症化率は低いがその実態はまだ不明、とにかく感染予防を続けましょう

国内で感染拡大が始まったばかりのオミクロン株、

重症化率が低いことはなんとなく分ってきましたが、その実態はまだまだ未解明です、

その素顔が分るのは数週間後、1月末頃にはもっといろいろなことが分ってくると思います、

重症化しないので“感染しても大丈夫”という思いもあるとは思います、

これを機に『集団免疫』を獲得しよう!という考え方もあるとは思いますが、、、

オミクロン株の素顔が分るまでは“感染しても大丈夫”という考えは持たないようにしましょう、

無用の感染は上記「医療現場の逼迫」の原因にもなります、

オミクロン株の後遺症はまだまだ未解明、風邪のように治れば良いですが、、、

これまでのコロナ感染を観ると、消化器系や味覚・嗅覚の後遺症が長引く後遺症も多く観られます

たしかに、オミクロン株では消化器系、嗅覚・味覚障害は少ないようですが、まだその確認解明は成されていません、

オミクロン株ではどんな後遺症が残るのか?それはこれからの研究で解明されることです、

それまでは、とにかく感染しないこと、感染予防の基本行動をしっかり行なうことが重要です、

第6波、感染拡大スピードが速い分、収束も早いかもしれません、

あと4週~6週間で減少に転じるのではないかと期待しています、

それまでは、しっかり感染予防の基本行動をとる、これが大切

そして春には、今度こそコロナ禍収束への道しるべが見えることを祈っています、