飲み屋に義父と一緒に行くと
「彼(わたしのこと)、盗人なんだよ!うちの娘を勝手に連れて行ってネ」
職業柄少々
そんな義父が8月3日の夜遅くに亡くなりました。享年83歳でした。
体調をこわしてからは介護の問題もありここ1年は所沢の病院に入院していました。
大学(学部は違いますが先輩です)を卒業後、野村証券に入社
京都支店に2年、横浜支店に転勤後店の仕事に就きました。
先代が早くに体調を悪くされたので、店の経営とジャパンケンネルクラブの
活動にと戦後のペット業界の中でずいぶんと苦労をされたようです。
私が初めて会ったのは妻と付き合い始めて間もなくのころ、昭和51年の
初夏だったと思います。玉川高島屋でばったりと、その後
「昼飯時に店に遊びに来なさいと」誘われて行ってみると、
妻は来ておらず、そのまま日本橋の天ぷらやで人定質問が
何とか合格したのでしょうか、その後は娘が心配なのか
理由をつけては色々なお店に誘ってくれてグルメとたのしいお酒を
随分と教えてもらいました。口癖が冒頭のフレーズでした。
昭和58年に私が大阪に転勤してからは初孫が生まれたものの
会う時間も少なくさびしい思いをさせてしまいましたが、その分
義母と2人でよく旅行にでかけていました。
娘の成人式を見届けてもらえましたが、倅の就職は知らないまま。
勤務地が所轄の税務署と聞いたらそれで、心臓が
告別式も無事に終わり、今晩は家族で義父が好きだったウイスキーで献杯です。
乙な想い出ですね。
私の義父はまったく飲めない口
なのでこういう経験は皆無です。
ご冥福をお祈りします。
羨ましい限りです。
お気を落とされませんように。
飲まず、吸わずで・・・
大変と察しますが、お体を大切にしてください。
お言葉、ありがとうございます。
飲み屋の思い出ばかりなのですが
中小企業のオヤジさんとの付き合いかたも
随分教えてもらいました。