乗工社 軽便客車

ヤフオクで乗工社の「軽便客車」を落札しましたので早速組立てました。
昨年頸城鉄道に行ってプロトタイプのハ６を観てから一台はと
探していたものです。ワールド工芸からは実物に忠実なスタイルの
ものが出ていますが、ここは懐古趣味というか乗工社の仕事を
確認したかったところもあります。

1976年に紙袋に入って販売されました。

エッチング板をプレスで打ち抜いたようです。
妻板は0.5t,それ以外は0.4t、手すりも真鍮線が折り曲げ済と
親切な作りとなっています。



下まわりはPICOのN用

屋根は真鍮板とトップヘビーにならないようにアルミ板の組み合わせ
ベンチレーターにランプをねじ込むという凝った部品で組立ます。
ハンダがうまく回らないのが怖かったので、0.15tの燐青銅板を
使って車体に固定するようにしました。



現在プレスにこだわって製品を出しているのが杉山模型
ホームページに小型ボギー客車の新バージョンが発表されています。
手元の未塗装客車の写真を参考に片側だけ改造しました。



ベンチレータはエムテックスのロスト製



幅0.8mm厚さ0.3mmの帯板に0.5mmの穴を4mm間隔であけて
0.45mmの真鍮線で手すりを組立てから、車体に取り付けました。

この工作からハンダコテとこて先、調光器を新しいものにしました。
気のせいか調子がよいようです。こて先もなじんだので来週からは
違う工作に没頭しようかと・・・・